ではでは、グリーン席の細かいところを見ていきましょう
500系のそれはフットレストも特徴的です

 

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奥の方が収納された状態で、そこから手前の方だけ引き出してみました
まずはカーペットが張られた土足面が姿を表します

さらに、土足面をひっくり返すと…

 

 

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モケットの貼られた素足面が展開されます
角度の調整はできませんが、素足が載せられる面積は大きく、なぜ700系3000番代以外の車両に採用例が波及しなかったのか不思議です

同時期に登場した283系のフットレストが、素足面しか用意されていないのとは大違いです
ソデ体には6chの音楽サービスと…

 

 

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読書灯のスイッチが設置されています
これらは既に300系でもお馴染みの設備ですね

どうも登場前に葛西のいる某クソJRが横槍を入れたせいで、グランドひかりのグリーン車と比べると、500系のグリーン車は付帯設備が非常にあっさりしています
JR西としては、自社初・世界最速の新幹線車両として、もっと色々と試したかったのではないでしょうか!?

 

 

 

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デッキにあった編成図です
16両編成の500系が走ることはもう2度とありません

 

 

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11号車に設置されていた車イス対応トイレです
円筒形の車体に象徴されるように、どことなく通常の鉄道車両とは違う、ちょっぴりSF的な雰囲気を備えているのが500系最大の魅力ではないでしょうか
壁が湾曲したトイレなんて、おそらく世界中の鉄道車両の中で類を見ないものだと思います

京都に到着しました~

 

 

 

 

それにしても、グリーン車で過ごす新幹線の旅は快適でした
大好きな500系ならばなおさらです

今回、博多から京都までグリーン車に乗車しましたが、私の乗った「のぞみ」28号では山陽区間があまりにも空いていたのが気がかりでした
グリーン料金が対距離制である以上、速度の高い新幹線では割高感は拭えず、なおかつ山陽新幹線の輸送量が少ないとあっては、グリーン車3両は供給過剰であるように思えます

理想的なのは、グリーン車1両・普通車7両の8両編成を2本つなげて運用し、岡山か広島で分割・併合することですが、それはJR海が許さないでしょう
半ば空気輸送状態の山陽区間でグリーン車の利用率を向上させるための施策を講じる必要があるのではないでしょうか