今回の旅を締めくくる500系「のぞみ」
V編成へ改造された後に500系から失われるもの…それが300km運転とグリーン車であることから、ここは思い切ってグリーン車を奮発しました

博多から京都まで3時間弱の乗車でグリーン料金6300円ナリ
決して安くはありませんが、小さい頃に本で見かけたアッパークラス然とした500系のグリーン車の雰囲気にずっと憧れていたものですから

さて、グリーン車へ足を踏み入れます

 

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いかにも快適そうなどっしりとした座席が並んでいます
型番はWRK228です

N700系の場合は、せっかく照明や座席を暖色系にしているのに、壁の化粧板が白いせいで空間全体の雰囲気を台無しにしていますが、500系ではJR西らしい上品な空間となっています
 

 

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テーブルは二つ折りになっていて、状況に応じて使い分けることができます
また、283系の硬くて薄っぺらいグリーン車の枕と比べて、500系のそれはふわふわで、バックレストと座面のバランスも非常によく取れています

この500系グリーン車の快適性を知ってしまっては、7000・8000番代を含めてN700系にグリーン料金を払おうなんていう気は起こりません
まぁ、グランクラスはかなり気になる存在ですが…

これだけ優れた座席を生み出した会社が、なんで287系やヨンダーであそこまで劣化してしまったのかよく理解できません
ちなみに、2枚目と3枚目の写真は別の日の別の車両(W8編成)で撮影しているので、W1編成と内装が微妙に異なります

その最たる例がこれです

 

 

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車窓を飴色の照明で彩ってくれる網棚の下に設けられた間接照明は、確か3次車から省略されていたと記憶しています