石炭以外の化石燃料の埋蔵量が少ない、というよりもほぼゼロに等しい日本
ところが、とても意外なことに軽油を輸出していることを先日初めて知りました

きっかけは、東京新聞に掲載されていた日本の貿易赤字が20ヵ月連続で赤字になったことを伝える記事です
<http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014031902000229.html>

この記事によると、輸出が12ヵ月連続で増加した主な理由に、シンガポール向けの軽油が好調との記述があります
この記事を読んだ時に、すぐに事実を飲み込めませんでした

石油資源に乏しい日本が、軽油を輸出しているなんてことは想像さえつきません
よくよく調べてみると、原油を精製する過程でガソリンや灯油など各々の需要を正確に満たしつつ生産することは不可能で、特に日本の場合はディーゼル車の少なさから軽油に対する需要が低く、その余剰分を輸出に回しているようです

ガソリンに比べて軽油が安価な背景には、こういう事情もあるんですね
<http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12106035352>