さて、昨年11月の東京モーターショーで量産先行車が発表され、大いに注目を集めているスバル・レヴォーグ
スバル自身が「リアルスポーツツアラー」と銘打ってるだけあって、早くもその走行性能は歴代レガシィをも凌駕するとの自動車評論家の声が聞こえてきています

ただし、私はこのレヴォーグに2つの不満点があります
それが、トランスミッションとオーディオについてです

まずは、トランスミッションについて
結論から述べると、レヴォーグにMTの設定がないことが残念でなりません
歴代レガシィでは、NA・ターボ共にかなりMTの設定が充実しており、私のようなMT大好き(国産車限定)人間にとって、スバルというのはかなり良心的なメーカーであると感じていました

ところが、最近のスバルはかなりアイサイトを優先しているような印象を受ける上に、「売れないクルマは作らない」という思想が徹底しているように思います
何やらインプレッサの1.6L・AWDモデルに設定されているMTさえ無くしたいとか…

それ自体は、悪いことではありませんが、マツダが新型アクセラにあれほどMTを設定してくれているのと比較すると、残念ながら選択肢が乏しいと言わざるを得ません

次にオーディオについて
BH/BE型から採用され、定番のオプションとなっているマッキントッシュオーディオがレヴォーグには用意されていません
これもアクセラとの比較になってしまいますが、こちらはアテンザと同様のBoseサウンドシステムを装着することができます(装着できないグレードあり)

グランドツーリング性能云々言うならば、高品質なオーディオを選択肢の1つとして用意することは必要だと思うのですが…
ただ単に「日本向けのワゴンを作りました」というだけでは、4代目以前からのレガシィユーザーを満足させることはできないのではないでしょうか