23日の「男女平等とは一体なんだろう」に続いて、私が疑問に思っていることを述べさせてもらいます
なお、年末にかけてブログを更新する余裕がないため、新たにヤフブロに付いた日時指定機能を使って記事を書いています(この記事を書いているのは12月22日22時45分です)

まず最初に申し上げますと、私はゆとり世代です
厳密にいうと、中学1年から2年へ上がる時に、新学習指導要領へ移行しました

ゆとり世代の特徴として、打たれ弱いとか敬語が使えないとか言われていますが、本当にこれってゆとり教育のせいなのでしょうか
私が中学1年から2年になっても、教科書が薄くなった以外に変化は感じられませんでした

もちろん、バカになったと言われればそれは否定できませんが、少なくとも巷で言われているゆとり世代の特徴とゆとり教育の内容とにあまり関係性が無いような気がします

若者の●●離れという言葉に象徴されるように、最近の若者は消費をしないとか、夢が無いなんて言われますが、それは昨今の経済状況を考慮すると致し方のないことだと思います

右肩上がりの経済成長を続けていた時代の人間から見れば、びっくりするくらい現実を直視しなければいけないのがいまの20代の置かれた状況だと思います
何といっても、生まれてこの方好景気だった試しがありません
私が小学生の頃と言えば、ニュースで不良債権やら銀行破綻のことばかりが流れていましたものです

また、コミュニケーション力が劣っている、敬語ができない、打たれ弱いという指摘についてはゆとり教育よりもネットの影響が大きいのではと考えています
直接言葉を突き合わせる人付き合いよりも、仲間内だけで完結する人付き合いが、SNSや携帯ゲーム機の普及によって容易になったことが大きな原因であると私は考えています

当然、上下関係が希薄な人間関係の中にずっといると、敬語は身に付きませんし、年長者が年少者を怒るという事態も起こり得ません
すると、年上の人間に対して敬語が使えない、怒られただけで凹む…そういった若者の出来上がりです

私自身、人見知りなので偉そうには言えませんが、見ず知らずの人と積極的に会話することこそがもっとも重要なのではないでしょうか
もちろん、これは私にも当てはまることですが…