目が覚めた

最初に目に飛び込んできた景色は真っ白な天井だった

少し頭がぼーっとする

僕の隣には母と父そして妹がいた。

母「守・・大丈夫?」

母さん。。。ごめん

父「お前桜木さんのところの娘をかばったみたいじゃないか」

桜木・・・さん?

妹「お兄ちゃん・・・帰ってこなかったから心配してたよ・・」

僕はなぜここにいるのかわからなかった

《桜木さん》?僕の知り合いにはそんな人居ない

《帰ってこなかった》?僕は痔小神に行ってたんだ?

飯田(ダメだ・・・全然わからない)

すると白衣を纏った先生が横に来た

先生「。。。目が覚めたみたいだね 信じられないと思うが君は二日間意識を戻さなかったんだよ

   そして私が君を担当する松原だ これからよろしくね」

飯田「先生・・? なんで僕はここに居るんですか?」

僕は真顔で聞いた。

だが先生は冷静にこう答えた

先生「君は記憶喪失になっているんだよ」

記憶・・・喪失?

あれは頭を強くうったり何かしらの精神的かつ肉体的衝撃がどうとかなってなるやつでしょ?

僕は何になったの?

どこかから転落?

それとも・・・?

すると見覚えのある女の子が病室に入ってきた。

飯田「君は・・? 僕の知り合い?」

するとその女の子がいきなり涙を流し始めた。

桜木「なんで・・・?」

すると先生は表情一つ変えずに

先生「彼は記憶喪失なんだよ彼の一番深い記憶はないかもしれないんだ」

その女の子は口を手で覆いながら

桜木「嘘・・・私のことおぼえてないんですか?」

先生「君は彼の彼女さんかな? 彼の学校のことを少し聞きたいんだけど

   少しいいかな」

そういうと女の子と先生は病室を出て行ってしまった。

僕はその二人の後ろ姿をみることしかできなかった。

僕はその日に退院した。

検査入院という形で病院に居たらしい。

特に以上はないとのことだ。

しかし一週間に一度病院に通わなければ行けなかった。

少し面倒だが、仕方ない。

病院を出たとき

目の前にさっきの女の子がきて

桜木「守君・・・私は守君のクラスメートで守君の隣の席の桜木鈴歌

   よろしく」

と今にも泣きそうな声で言ってきた。

そのときにはもう回りに桜木さん(?)と僕しか居なかった。

僕は桜木さんと二人で病院から家まで帰った

いろいろな話をして 少しは思い出せるかなって思いたかったが

そう簡単に行くものではなくどこか懐かしい景色を楽しんでいただけだった。

そういう生活をして一週間が経ったときにはもう記憶をなくす前の飯田ではなくなっていた。

何日か前からクラスでの問題児と仲良くするようになっていた

名前は風間 勇

近くの学校では「風神」としてそれられている。

その子と一緒に居るだけで周りの高校の不良生徒からいちゃもんをつけられ、挙げ句の果てには警察が出動するくらいの

乱闘に発展していった。

いつしか二人は戦友となっていた

風間が「風神」

飯田は守・・なので「守護神」だ。

そのときから僕の二重生活が始まった。

学校ではまじめな「いい人」を演じ

一歩学校の敷地を出ると

「風神」のベストパートナーとして生活をしていた。

ある意味っても楽しかった

そんな生活が一ヶ月以上立経った

二人は負け知らずのまま。。。

そのせいか学校内でも恐れられるようになった。

ただ僕が問題を起こしても「生徒会」の肩書きはとても強かった。

退学も停学もなかったのだ

みんなから恐れられている中、桜木は違った

何事もなく接してくる。

少しうっとうしいが、女には手を出さない

それは一般的・・・というか自分の中のルールだった

 

そんな中

自分の知らないところである計画が進んでいることは知る由もなかった。