・前書き

 

 

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンを見てきた

 

この映画をなんで見に行こうかと思ったかと言えばいつも通りおすすめしてた人が居たのともう一つ理由があり

この映画、放映時間が3時間40分もあるのだ

映画館で3時間40分も映画を見続ける体験をする機会なんてそうそう無さそうだなと思って見る事とした

 

てか最近映画のおすすめが目に入り過ぎなんだが?

ゴジラ-1.0も評判良いから見に行こうと思ってるし

 

まあ俺の見える範囲に映画のおすすめが増えたのではなくて俺が映画感想とか始めたから映画のおすすめが目に止まるようになったんだけなんだろうけど

 

 

 

さて前回映画館に見に行った映画ランキングを書いたので今回はその上位と下位について簡単に触れていこうと思う

 

ここから以下の作品の直接ではないにしろちょっとしたネタバレがあるかもしれないのでご注意ください

 

 

下位4選

・ポケットモンスター君に決めた(E-)

・竜とそばかすの姫(E)

・大怪獣の後始末(E+)

・天気の子(D-)

 

上位3選

・劇場版Gのレコンギスタ4~5部(A+)
・RRR(S)

・スーパーマリオ THE MOVIE(S)

 

 

 

---------------------ネタバレここから----------------------


 

 

 

 

簡単な感想

・ポケットモンスター君に決めた(E-)

前半は別に普通だった良くも無く悪くも無く

だが終盤がとにかく酷すぎた

ただただ作り手側がやりたい展開、お涙頂戴展開にする為に理由とか原因とかが全く理解できない事象が連続して発生しまくる

おすすめしてた人が居たので見に行ったのだがこれで感動できる人は素直な人だなと思います

 

 

・竜とそばかすの姫(E)

これは地雷を踏みに行こうと思って見た映画

かなり悪い評判を聞いていたので逆に見に行くかという気持ちで見に行った

登場人物の行動原理とか電脳世界の設定とかツッコミ所が多すぎた 内容も面白くなかった

音楽と映像は悪く無かったので「君に決めた」よりはマシ

 

 

・大怪獣の後始末(E+)

これについては触れたくないので飛ばします

ネタ映画でした

 

 

・天気の子(D-)

新海誠監督の作品が好きだった(過去形)ので見に行った

「君の名は」の時点で少し怪しかったんだけどその悪い点をハチャメチャに伸ばしてきた 伸びしろ凄かったね

作り手側がやりたい展開をただただ実現する為だけの作品

「こういうシーンとか展開良いよね?」っていう物の集合体

そんなもんがやりたいならTikTokでやってろ

この作品で新海誠監督に見切りをつけてこれ以降の作品は見に行かなくなりました 新海誠 is dead

 

 

 

 

 

 

 

 

・劇場版Gのレコンギスタ4~5部(A+)

テレビアニメシリーズに手を加えた映画

元々のアニメシリーズが好きだったので見に行ったんですけどとにかくキャラクターが良い

彼らの元気とか感情をハツラツと発揮して生きている様が好きなんだよなあ

4部のメインテーマが流れるシーンと追加された戦闘シーン

あと5部のオマケシーンがめちゃくちゃに好き

 

 

・RRR(S)

様々な方面から良い評判を聞いたので見に行った映画

大正解でした

3時間あるインド映画なんですけど長いとは感じなかった

それぞれ相反する使命を持った二人の男が出会ってしまった

深まる友情と果たさねばならない使命の板挟み 良いよね

最高だったのはやはりナートゥのシーン

「お前らにはダンスなんて文化ないだろ?」に対して

「お前たちの言う文化的なダンスなんてないかもしれないでも俺たちにはナートゥがある」つって踊り出してさ

文明化されたダンスに対して原始的な踊りの楽しさで周りの人たちも巻き込んで踊るのよ 最高だよ

 

 

・スーパーマリオ THE MOVIE(S)

ゲーム作品の映画化という事で当たりか外れか分からないなーと思っていたが評判がかなり良かったので見に行ったらこれもめちゃくちゃ良かった映画

元々任天堂のゲームは好きでマリオシリーズもほとんどプレイしているのでより楽しめた

あのラップが流れてくるのとかBGMなど知ってると嬉しい小ネタも多いが

そもそもこの映画はエンタメ性が高くマリオをあまり知らない人でも楽しめる作品になっていると思う

あまりに良かったので通常版と3D版で2度見に行ってしまった

 

 

-------------------ネタバレここまで-----------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前段が長くなり過ぎたけどここからはキラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのお話

 

・あらすじ

1900年代 石油で巨万の富を得たインディアンの土地に白人

達が集まっていた

主人公のアーネストは地元の有力者である叔父のヘイロを頼ってこの土地へ来たのだった

アーネストはこの土地の権利を有するインディアン一家の女性モリーと恋に落ち結婚をする

だがそんな折にインディアンの持つ金と権利を巡り陰謀と暴力がうごめいていく

 

 

 

 

 

・感想 評価B~B+

 

 

この映画本当に3時間40分もあったか?と思う

下手すりゃ普通の映画2本分の時間なんだけどそんなに長く感じなかったむしろ普通の映画より短く感じたまである

いや流石に言い過ぎか まあとにかく長い映画ではあったんだけど短く感じる程退屈しなかった

 

長い映画で言うと↑に書いたRRRも3時間と長くて内容は最高だったけど少し冗長に感じるシーンも少しあった

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンはRRRより更に40分も長かったんだけど退屈は感じなかった

ただ映画としての面白さはRRRの方が断然上です

とはいえこの映画もかなり面白かった

内容はサスペンス的でどんどん事件が発生するし陰謀が渦巻いており(これはどうなるんだ?)と物語に引き込まれる

 

出演者もレオナルドディカプリオ、ロバート・デニーロなど盤石の演技を見せてくれて平穏なパートでも退屈させない

とにかく作りがしっかりした映画だった

 

 

この映画は放映時間が3時間40分だから見に行った訳だが

良かった点と悪かった点がある

 

良かった点は映画の残り時間を気にしなくてよかった事だ

映画を見ていると偶に

(見始めてから結構経ったけどこの映画残り時間大丈夫?話纏められる?)と思う事があるんだけど3時間40分もあるとそんな事を一切気にしなくて良かった

 

悪かった点はタイパが悪かった事だ

普段は時間に対するパフォーマンスなんて考えてないけど

流石に13時過ぎに家を出て映画一本見たらもう18時手前だったので他に色々できたなーと思ってしまった

RRRは見て良かったなと思ったけどこの映画に対しては

流石に長すぎるので時間が勿体なかったなと思ってしまった時間が長かったから丁寧に描写できてるという面もあるんだろうけどね

 

 

総評としては長くても退屈しない良い映画ではあるが放映時間が長すぎる部分についてはメリットよりもデメリットの方が大きいなという感じでした

 

実際にあった出来事を元にしている映画らしいのでそういった意味でも価値のある映画だと思います

映画の出来は凄く良いので興味がある人は見に行ってもいいんではないでしょうか

12歳以上推奨なんでちょっとしたグロ描写があるので注意

 

 

 

↓公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

・後書き ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ファーストインプレッション

この映画を見て一番最初に思った事それは

「登場人物が帽子かぶりすぎだろ!」だった

7割ぐらい帽子かぶってた、いや流石に誇張しすぎか?

いやでも半分以上はかぶってたね

平野耕太の漫画のメガネキャラ率ぐらいは帽子かぶってた

そういう時代とか風土なんかね

 

 

・主人公

主人公のアーネストくんなあ

こいつなんというかどうなん?って思ってしまう

遊ぶ金欲しさに強盗したり叔父に言われて殺人教唆とかしてるのに家族は愛してたりどんな人間性してんねん

まあしがらみに縛られていると思えば人間らしいっちゃらしいけど

最終的に家族を選ぶのはいいんだけどさ

そこまでの過程がやばすぎるでしょ

家族を愛しておきながら妻の親族殺しまくるとかどうかしてるよ

もうちょっと考えて行動しな?

 

 

 

・モーリー・カイル役 リリー・グラッドストーン

演技が凄かったです

意味深な雰囲気の演出とか弱ってる演技とか迫真でした

 

 

・グロ

ちょっとグロいシーンがあった

まあめちゃきついってわけじゃないけど脳みそいじってるところとかきつかった

 

 

・終わり方

なんか劇中劇でしたって感じ最後まとめで終わったんだけど

思ったのは「3時間40分も尺とっておいてこの終わり方すんの?」

まあ描写が終わった後の部分はもう些末な部分だったとはおもうけど個人的には最後まで描写してほしかったなあ

劇中劇的な演出をすることで「創作ではなく実際に起きた出来事だったんですよ」っていう事を強調する意図があったのかもしれないね