ひらめきによる事例を紹介します。
人探しの依頼を受け、調査を着手。
対象者女性は、とある地方から上京し、就職。
実家のある地方から上京した場所は、独身時(旧姓のまま)と云うこともあり、即日判明。
しかしながら、いくら裏取りをしても、現在もその住所での居住確認はできません。
情報では、上京後結婚、その後、離婚により九州へ転居したとの事。
しかしながら、現姓が不明な為、いくら九州の各都市を確認しても、対象者の住所は浮上せず。
そこで、当社のデータベースから、改姓を考慮し、下の名前と生年月日にて抽出した所、九州ではなく、東京都内にて住所が浮上。ただ、対象者との関連付けはできません。
でも、浮上した対象者の姓を見て、ある記憶が・・・
この姓はどこかで見た記憶がある。
そういえば、上京後に居住した住まいの直ぐ隣が同じ姓だった。
直ぐさま、上京後に住んだ家屋の不動産名義を確認した所、その隣人が所有する住居である事が判明。
つまり、上京後、その隣人の姓に嫁いだのではないか?
そう直感し、隣人の姓を当て嵌め再検索を実行した結果、唯一浮上した都内の住所に移転し、現在も居住している事実確認がとれた訳です。
結果、九州へ移転した事実はなかったと云うわけです。
諦めないと云うことも大事ですが、あらゆる可能性を考慮することも大事だと再認識された案件でした。