天婦羅は外がカリとして中がふんわりジューシーが現在の流行り。
天丼に蓋でかぶして蒸らされ出てくると天ぷらの衣が柔らかくなってしまって柔らかくなってしまいます。
流行りのサクサク天婦羅とは違ってしまう。
蓋なしで提供される店も多くなってきています。
それでは、なぜ蓋をかぶして提供されているのか?
諸説あるとは思いますが、第一に蓋を開けた時のワクワク感。
駅弁の蓋を開けた時の感動に似ている。
どんぶりの中でご飯と天婦羅とタレのハーモニー。
蓋を取った時の見た目の感動と香りを先ず楽しんでもらえるために蓋が大事。
次に流行りのサクサクの天婦羅とは逆に、ご飯の熱で天婦羅とタレを蒸して味をしみこます。
ご飯にもタレの味が染み込み丼ぶりの中で一体化。
サクサクの天婦羅を食べたい人は丼ぶりでなくご飯と天婦羅を別に別に注文した方が良さそうです。
最後に蓋の使い方。
蓋にはもう一つ丼ぶりの上の天婦羅をいったん蓋にのせてご飯を食べやすくする。
天婦羅をいったんどけると好きな順番で食べやすくなります。
そんな食べ方をする人は少ないと思いますが、実は色々な具材を楽しめる方法です。
天婦羅を先に食べ終わり御飯が残ってしまう、残念な事も少なくなります。
是非お試しあれ。