3日続けて投稿するなんて我ながら珍しい。

暇なのではありません。逃避です、逃避。行き詰ったときの息抜き。

 

いつも1型に関して書きたい話があるかと言えばそんなことはなく、逆にネタが出てくるときは次々と出てくるもので、今日の話は「1型小説」。

 

発症後、糖尿病やカーボカウントなどに関する医学的な基礎知識を学ぶほかに、毎日の血糖管理に関して最も参考にしてきたのは、やはり同じ患者さんたちの体験談で、そうした情報の大半はブログでした。

 

書籍も出てはいるのですが、一冊にまとめられたものは「勇気」とか「希望」とかをテーマにした感動系ノンフィクションの形を取っているものが多く、もちろん御本人たちが大変な思いをしてこられたのは痛いほどよくわかるのでこういう言い方は実に失礼というかアレなんですど、読みたいとは思わないんですよね。

 

ですから、もう少しリアルな体験物語とか、患者をモデルにした小説とか、まとまったものがあったら読みたいな、と思って探してみたら2冊だけ見つかりました。患者歴が長い方々はみな既に御存じかもしれませんね。

 

 

さっき見つけてアマゾンで注文したばかりなのでまだ読んでません。書くなら読んでからだろう、とは思いますが、なにしろ逃避したいもんで。

 

村上龍作品は、学生の頃から新刊が出るたびに即買いしていたくらい好きだったけども、どんなに好きでもいずれは冷めるもので、もう20年以上、手に取ることすらありませんでした。振り返ってみれば、村上春樹も同じだけども、時代の「空気」みたいなものが読ませていた部分がかなり大きい気がしますね。

 

しかも純愛小説でしょ? しかも主人公が風俗嬢でしょ? もうお腹いっぱい、てな感じだけど、1型患者となれば興味は湧く。

 

でも、注文した後に600ページもあることに気づいてちょっと後悔。面白けりゃいいけど、詰まらなかったら地獄だな。

 

もうひとつの『シュガーな俺』は著者が1型患者でほぼノンフィクションと言ってもいい体験ノベル。こっちのほうは楽しめそうだし何かの役にも立ちそうかな。読んでみないとわからんけどね。

 

到着が待ち遠しいです。