2015年11月20日(金)

〇 今日の体調  体温  36.5℃  
            血圧  112-66

 ・ 安定

 抗がん剤治療  12クール目  第3週の2日目
                  (休薬週)


                        


         埼玉県央病院 ( 埼玉県桶川市 )


一昨日は、ハイパーサーミア温熱療法の第1回目の治療を受けるため、東京での診察終了後、直帰で埼玉県央病院に向かい14:30到着しました。

事前に詳しい説明を受けてから第1回目の治療に入りました。治療時間は15:30から45分間で、初回ということで5分ほど延長されました。

 

あらかじめ、予備知識を得るために下の参考本を読んでおきました。

 

ハイパーサーミアの実際

  対象疾患

頭頚部から手足の先まで、内臓、骨、筋肉、乳房、皮膚など全ての固形癌。ただし、脳と眼球には使えません。

  加温の方法


 
二つの30cmの円形の電極で癌の部位を挟み、電磁波を流して加温します。電極にはボーラスと呼ばれる10℃程度の塩水を入れた冷却用の水袋が付いています。
電磁波は8NHzで、出力は60Wから最大1500Wまで使用可能ですから患者の体格や部位を問わず、表部はもとより深部臓器まで優れた加温が出来ます。

  治療の手順

 事前に多めの水分をとっておきます。

 
汗が大量に出るので治療着に着替えます。

 治療台に上がって腹ばいになります。
  ※ 上の写真では仰向けになっていますが、皮下脂肪を体重で押さえつけた方が加温し易いそうです

 ボーラスの付いた電極で挟みます。

 電磁波を徐々に上げていって苦痛を感じるようになったら、その時点で出力の調整をします。
  ※ 私の場合は、最大出力まで問題ありませんでした

 時間が来たら終了です。

 ※ 担当の技師さんと看護師さんが、患者の状態を観察するため頻繁に話しかけてきます。また、治療中に大量の汗が滴り落ちますので、冷たいタオルで拭き取ってくれます。


第1回目の感想としては、当初予想していた治療部位の強い熱さや痛みは無く、終止気分良く治療を受けることが出来ました。
終了後は血流が改善されたためか、手足の痺れが解消されました。(現在は、また復活していますが以前ほどではありません) 総じて、快適で期待できる治療と思えました。

毎週水曜日の治療が待ち遠しいです



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