2015年6月20日() 

 〇 今日の体調  体温  36.7℃
             血圧  120-68 


  ・ 安定

   抗がん剤治療 6クール 第3週の3日目
                   ( 休薬週 )

                      
 
久しぶりの政治ネタです。

「 安保法制の廃棄を求める意見書可決・美里町 」

私が毎日読んでいる地方紙の記事の見出しです。

美里町は私が育ち、小、中学校と9年間学んだ宮城県の片田舎の小さな町で、平成の合併までは「小牛田町(こごたまち)」といいました。

今も仙北(仙台市以北の意)の主要駅として駅名だけはそのまま残っているのでご存知の方がおられるかも知れません。震災で大きな被害を受けた石巻市や松島町、女川町などへの地方路線である石巻線の始発駅でもあります。

その美里町議会は6月の定例会最終日の18日、安倍政権が今国会で成立を目指す安全保障関連法案の廃棄を求める意見書を、13対2の圧倒的賛成多数で可決したというのです。

意見書は、多くの憲法学者が集団的自衛権の行使や他国軍との武力行使の一体化を「違憲」と判断している」と指摘。「平和国家日本の在り方を根本から変え、国民の合意を得られない」として法案撤回を求めています。


農村といえば、昔から保守色が強く自民党の票田としての揺るがぬ支持基盤だったのですが、昨今、TPP問題やここ数年の米価暴落の影響を受けて、農政全般に対する信頼が薄れてきています。

私が子供の頃、同級生の家に遊びに行くと、ほとんどの家の仏壇の上の棚には軍服姿の写真が掲げられてあり、若くして戦場に散った身内のものでした。
その家の人に話を聞くと、「お国のために」との美名の下に命を奪われたことへの悔しさを涙ながらに語ってくれました。

戦争は二度とあってはならないという町民の極々自然な感覚がこの時期に議会の「意見書」として採択されたといっても過言ではないと思います。

私が今日のブログのタイトルに「快挙」という言葉を使ったのは、もちろんこの行動を全面的に支持し、誇りに思ったからに外なりません。


                                

膵がん 限定記事

6月17日付けで下記の臨床試験登録がありました。 

 試験名    膵癌・乳癌・卵巣癌・前立腺癌いずれかの家族歴
                      または乳癌・卵巣癌・前立腺癌いずれかの既往歴
                      を有する遠隔転移を 伴う膵癌を対象 としたゲムシ
                      タビン/オキサリプラチン療法(GEMOX療法)の多施
                      設共同第Ⅱ相試験

  対象疾患  遠隔転移を伴う膵癌

 実施組織  国立がんセンター中央病院
             ℡ (+81) 03-3542-2511 

 試験進捗状況   一般募集中

          詳細は ここ  を参照して下さい。

     

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