『オレにはお前が必要なんだっっっ』


って言われたかった。


そう言って男らしいたくましい腕に強く抱き寄せられてぎゅうぅぅぅ~ってされてみたかった。


(できれば誰もがうらやむようなイケメンに一方的に。)


でも幸せにしてくれる男はそんなんじゃなかったんだよね。



知り合いのベンチャー企業の若い社長さんは6コ上の奥さんと平日は別居、

週末だけ時々帰るという生活をしてもう数年が経ってたけど

それでも社長さんは『奥さんはオレに必要な人だから離婚はない』って言ってた。


いいなぁ奥さん、そんなに愛されてて・・・

私もそんな風に言われたい!!


社長婦人だもの、十分な生活費をもらって優雅に暮らして・・・

そんな人生うらやましいDASH!



でもよくよく話を聞いてみると

奥さんと別居中はもちろん、

結婚する前からもその社長さんは若い愛人を何人も作って

奥さんも黙認してたらしい。


必要って・・・

それって家政婦として、必要な時だけいればいいって存在なんじゃないの?


必要な人って実は必要な時だけ必要とされる危険性があったんだ。


私達が欲しいのはそんなポジションじゃない。


私達が目指すべきは『必要な人』になるんじゃなくて

『お前にはオレがいてやらないとな』って言われること。



『オレがいないとホントダメだなぁ』ってめんどくさそうな顔で言うから

ちょっとムッとするけど

目の奥はうれしそうしてるから許してしまうもの。


オレがいてやらなきゃいけない存在になれば

彼はうれしいときも楽しいときも悲しいときも辛いときも

必ず手を離さないでそばにいてくれるようになる。


彼女のことを一番に考えてくれるようになる。


自分のことをそんなに大切にしてくれる彼が

もし落ち込んでいるいたり弱っていたら

私がいてあげなきゃダメだわって思うよね?


オレがいてあげなきゃ、

私がいてあげなきゃって思ってる方が意外にハマッてるもの。


そうやってお互いが思いやって少しづつ本当に必要な存在に

なっていくんじゃないかな。

女って怖い


そんなの女が誕生してから誰もが知ってることで今さらだけど・・・




私がまだライヴハウスで働いていたハタチの頃、

女の子みんなにシカトされたことがある。


この歳になってもシカトがあるなんてカルチャーショックだったガーン

中~高校生時代ならシカトの対象が順番で回っていたのを見たことがあるけど・・・


原因は私が入社してすぐ店員の男の子達や

バンドマンと仲良くなってしまったことだ。


女の嫉妬は露骨だ。


私にわざと聞こえるように悪口を言われたり

仕事を教えてもらえたなかったり

女の子だけの飲み会に私だけ誘われなかったり・・・


これは私のトラウマとなり、オトナ社会に出る前の良い勉強になった。


新入り女子はまず女の先輩と仲良くなり味方につけておくことだ。



先輩は先輩でも男の先輩と仲良くなっても彼らは後々役に立たない。

なぜなら男の先輩もお局様にはかなわないからだ。

お局様に嫌われたらおしまいだというのは結局男も同じなんだもん。


私と仲良くしていたら自分の肩身も狭くなるってもんだ。


そのうち離れて味方してくれなくなる。


バイトだろうが正社員だろうが新入り女子はまず女の先輩と仲良くなること。

そしてあとは当たり前だけどきっちり仕事をやること。


それができれば外の女は怖くない。



ただ私はもう社会から引退して親しくもない女に

片意地張る必要もないし

無理に笑ってお世辞を言う必要もないし

足を引っ張る人とは会う必要もないから

ただ今は無条件に幸せな時間に没頭すればいいだけだ。


安住の地で毎日暖かい陽を全身に浴びて笑っていればいい。



でも私はつい最近知った事実がある。


この世で一番怖いのは私の中で

長年いないフリをしていた欲しがる女だったんだ。