TA08ユーザーとしては黙ってるのもなぁ、ということで。

既に先月末のタミヤRCライブで明らかになっていたネタですが、ついにTA08のスペシャルバージョンが発表されました。

まずはワタシが愛用しているTA08 PROですが・・・
非常にシンプルな構成のシャーシであり、最小限、最低限、軽量で扱いやすい高性能シャーシ・・・基本的にホビーユーザー的には「素組みで既に完璧」と言えるほど文句をつけようがないシャーシでした。

ただし、僕は同時に「タミグラレベルのスペックで、趣味程度なら」という但し書きを付けていました。
逆に言うとそれは「それ以上の速度域では難しい」という意味でもあり、これよりもハイパワー&ハイグリップの仕様には向かないよね、というのが僕の意見でした。
よく言われていたピッチング剛性の不足やセッティングの難しさは僕は大きな問題とは思っていませんでしたが、それは趣味で楽しく走らせる範囲では・・・という意味であり、レースレベルで考えるならそこがウイークポイントになりうる事は当然想定できたこと。
セッティングを詰めなくても走れてしまうイージーさは、裏を返せばギリギリまで詰めていく状況では難しさにもなってくる、ということです。

その解決策としては、当然アッパーデッキの追加ということになるだろうし、実際そういった社外パーツも出ていました。

それを踏まえて発表されたRスペック!
「まあ、当然そうなるわな」という構成でしたねw

各部にアルミ製のアップグレードパーツが組み込まれ、合わせてアッパーデッキが追加!
特に驚くところもない正常進化版といったところで、正に「あるべき姿になった」という印象でした。

個人的にはトーコンアームの付け根がどうなってるのかな?というのが気になるところ。
TA08は僕のような使い方では何の問題もないものの、クラッシュ等のリスクを考えれば明らかに弱いのがそこであり、故に初心者には勧めにくいモデルでした。
ワンクラッシュでピロボールが終わる・・・だけならまだしも、最悪シャーシ交換になりかねない作りしてますからね。
そこは改良されてるんだろうか?というのが気になる所。


もっとも、現行のTA08PROが定価34100円、実売で30000円を切る程度ですから、新規パーツ盛り盛りのTA08Rが更に高価になってくるのは間違いなく・・・どちらにしても初心者にはオススメしにくいことは変わらないですが。

ただ、ダブルデッキに惚れてラジコンを始め、電動でもアッパーデッキ付きのルックスが大好きな僕としては発売が待ち遠しいモデルであることは確かです。

年末商戦には間に合わせてくるかなぁ?
ウマ娘をやっている方ならそれぞれ、お気に入りのキャラクターがいることと思います。

それは史実で大好きだった馬がモデルのものだったり、ストーリーやキャラそのものが好きだったり。

僕も元々はゴールドシップが目当てでやり始め、今でもお気に入りキャラの一つなのですが・・・

ある時期から
あらゆるレースを、まずはナイスネイチャで攻略するくらいのネイチャ推しになりました(

現在は芝の中距離とマイルの大半を制覇、長距離の制覇を進めています。
気付けばゴールドシップの3倍以上のレースをナイスネイチャで制覇しているくらいのネイチャ推しになっていました。
もちろん新シナリオもまずはネイチャで制覇。


ウマ娘というゲームは、やり込めばやり込むほど、ストーリーを見れば見るほど、モデルになった実馬が分かる・・・という程に様々なエピソードが盛り込まれています。
実際、初期はゴールドシップを育てながら「めっちゃ分かるwwwゴルシってそんな奴だわwww」と喜んでいましたが・・・発言や小ネタ、隠しイベントに至るまでしっかりと実際のエピソード(厩務員や騎手のネタまでも!)を元にしている事に気付いてからは、あまり知らなかった世代の競走馬についても当時のレースやエピソードを追うまでになってしまいました。

そして、最初は「うるさくなくて気楽」だと思っていたナイスネイチャにこだわるようになっていったわけです。
ナイスネイチャは、決して大活躍した馬ではありませんでした。
初期はトウカイテイオーやレオダーバン、後にはメジロマックイーンやビワハヤヒデ、マヤノトップガンとも対戦。
恐らくはウマ娘に出ているキャラクターのうち、最も多くのライバルと戦った競走馬と言っていいのではないかと。

そしてあまりにも有名な「有馬記念3年連続3着」の珍記録。

どうにも勝ちきれないのに、長くG1戦線に残り続ける息の長さと、かと言ってちゃんと入着してくるタフさ。強いのか弱いのか分からない中途半端さ。
ちなみにその翌年、7歳時の有馬も5着に入着している。なんなのこいつ(
僕が当時の競馬を見ていたなら、間違いなくお気に入りになっていただろうなぁ。
分かりやすいヒーローよりも、こういう「なんか惜しい奴」が好きになっちゃう心理ってあるよね・・・
たぶんネイチャとかタンホイザとか大好きな人いっぱいいるでしょ(

何より、育成中に感じる「そこで伸びてこれれば勝てるのに・・・」という、どうにも惜しい感じがプレイヤーとしては夢中にさせられ、実際のレースを見ては同じ感想を抱き・・・
「あと一歩が届かない」ナイスネイチャのもどかしさが、何度も目の前の勝利を奪い取っていくライバルが、「絶対にコイツで勝つ」という僕の負けん気を引き出したと言うか。


気が付けば、ナイスネイチャは「勝たせるために何ができるか」を最も考えたキャラとなり、故に圧倒的に多くのトロフィーを獲ったキャラクターにもなりました。

さて、そんな僕が、まだ獲れていないトロフィーがあるんですよね。

高松宮杯。
ナイスネイチャが勝った最後のレース。

現在では、このレースは距離が変更されており、G1に格上げ。
ウマ娘でもがっつり短距離になっておりますw

当然、明らかにスプリンターではないネイチャなので、本来ならまるっきり目標外のレースなのですが。
・・・ばっちり声が当たってるんだよね、ウイニングライブの曲w
まぁ、ネイチャの戦績を見る限りは間違いなく高松宮杯の勝利がその理由なんでしょうけど。
本来はマイル重賞の勝ち鞍もなく、短距離なんて新馬戦しか走っていないネイチャに、当然短距離適性が割り振られているはずもなく。

でも、せっかくなのだから、「高松宮記念に勝って本能スピードを歌うネイチャ」を見たいんですよねぇ。

継承などをよほどうまく作らない限り明らかに無理ゲーなんですが、それでも挑みたい最後の難関。
いつか実現してやりたいものです。

久々のラジコンネタ。



以前、「MT-Rの受信機が高すぎる」と嘆いていた僕。

性能を追求する人々なら、実売1万円ちょっとの高性能受信機、RX-492iは決して高価とは言えないシロモノではありますが、初心者やレースに出るわけでもないエンジョイ勢にとって、増車のたびに1万円の受信機を買うのはさすがにキツくない?という話でした。

そこで見つけたのがコチラ。
中国の謎メーカー、DasMikroの492i互換機!
なんとSURまでのレスポンスモードに対応し、お値段6000円!
買うお店によってはほぼ半額の安さ。
外観はちょっと親近感のわく感じですがw
サイズは本家RX-492iとほぼ変わらず、なぜかSSLポートとバインドポートは別になっています。

ナンデ?とは思いましたが、セッティング等も含めてSSLポートを常用したい方にとってはありがたい仕様かもしれません。
何らかの理由でバインドし直したい時も挿し替えずにイケますからね。
というわけで、TT-02に搭載してみました。

サイズはほぼ同等(ポートが多い分、コネクター1枚分広いけど)なので、RX-492iが載るスペースならば問題なく載ります。
ついでにプロペラシャフトをアルミ製に変更。
僕は元々京商ファンだったこともあり、青いパーツには魅力を感じない・・・どころか、「何でもかんでも青くすりゃいいと思ってんじゃねーぞタミヤめ」くらいの感覚なんですが(

走行音がやたらウルサイ、というかブンブンという駆動系の音が気に入らなかったので、ここが元凶だろうなという事で交換してみました。

形状的にも精度的にも音は出やすいもんね、樹脂製シャフト。
今回はSRX用のスリーブ付きのタイプを選択してみました。


天気が悪かったので走行には行きませんでしたが、動作確認をした限りでは良さそう。
最近はなかなか走りに行けませんが、実際に走らせるのが楽しみです。
ついに凱旋門賞を目指せる新シナリオが登場しましたね。
毎度のごとくネイチャで制覇しておきました(



さて、今回は「モブウマ娘」の話。

ウマ娘のレースでは、実在の名馬をモデルとしたウマ娘のほかに、実際には存在しない名前のウマ娘たちが多数登場します。
彼女達は一定のデザインの「汎用勝負服」を纏い、基本的にはストーリーに関わってこない、いわゆる「モブキャラ」ですが、時として輝きを見せることもあります。
今回はそんな「モブウマ娘」の中でも、個人的に印象深いキャラクター達を紹介してみたいと思います。

1)実力派
①ウカルディ
数多くのモブウマ娘の中でも、特に僕の印象に残っているのがウカルディ。
特徴的なピンク髪に、なかなかカッコ良いカラーリングの勝負服。
なにより彼女を有名にしたのは、レジェンドレースでした。
プレイヤーやレジェンドウマ娘を差し置いて、トップで逃げ切ってしまうその実力。
彼女が出走する東京レース場においては、間違いなく一番の脅威でした。

上の画像はネットで拾ったものですが・・・・ここまで極端な結果は珍しかったものの、「レジェンドには勝ててもウカルディに勝てない」という事態が発生していた時期がありました。
その後調整が入り、その驚異的な強さは影を潜めたものの、今でも彼女が印象に残っているトレーナーは多いのではないでしょうか。

②リードサスペンス
同じ頃、長距離系で猛威を振るっていたうちの一人がリードサスペンス。
整った顔立ちに褐色の肌、何よりその実力から僕の印象に強く残っている一人です。
ナイスネイチャ育成中、もはや盤石と思われた三冠の最後の一つ、菊花賞を彼女に持っていかれたことは今でも忘れない。

この時期はG1やファイナルズのセンターをモブ娘が掻っ攫っていく、という光景もしばしば見られました。
ドヤ顔やめい。

他にもタヴァティムサやスカンダ等、主役級のキャラをしばしば上回ってくるモブウマ娘達は数多くいました。
場合によっては今でも警戒すべき対象になりますね。


2)目立ち系
①ブリッジコンプ

ストーリー等のムービーでも、主役のキャラクターに直接絡んで来ないところではモブウマ娘が多用されます。
その中でも珍しく、セリフ付き&CV付きのモブとして登場してくるのが彼女。
グラスワンダーのウマ娘ストーリーでは、選抜レース中にオーバーランして突っ込んで来ます。
声優は不明ですが、ちゃんと声も当たっている。
メインストーリー第4章、ナリタブライアンのストーリーではウイニングライブのシーンにミニペロニーと共に登場。
いやお前ら短距離系じゃないのか?(

ダービーでナリタブライアンの2&3着に入っているとしたら結構強い気がしますが、残念ながらレースでは全く印象に残っていません。

②バイトアルヒクマ
巻き髪ロングの銀髪に大きな目という可愛らしいルックス、何よりインパクトありすぎる名前で印象に残りやすいモブウマ娘がこの子。
モブウマ娘はレース中に名前を呼ばれる事はないのですが、その字面を見ただけで印象に残りやすいというのは稀有な存在でしょう。

日本語話者にとってはちょっと面白く感じる名前ですが、これはかつてバクダードにあった図書館の名前であり、「知恵の館」という意味を持つそうです。
教養ありそう。

その控えめそうな容姿も含め、ウマ娘の世界でも人気がありそうな子ですね。

なお、よく似た見た目を持つモブウマ娘としてはエフェメロンが有名ですが、ダート系にも
髪型がちょっとだけ違う「チーフパーサー」という子がいます。

③リボンカロル
個人的にお気に入りのモブウマ娘の一人が、リボンカロルです。
短距離系のモブウマ娘らしく、中長距離をよく育成している僕にとってはあまり縁のない子ですが、モブなのになかなか華のある主人公的ルックスで、ライブシアターなどで好んで使っています。
↑ライブシアターでは「指定なし」にするとモブウマ娘もランダムで使える。左はスカンダ、右はウカルディ。

もっとも、ほとんど同じ見た目の「バトルオブエラ」という子もいるので・・・正直、勝負服を使えないライブシアターでは実際どっちを使っているのか正直分かりません(

また、褐色肌の「フリルドレモン」という子も存在します。
量産型主人公(



名前を呼ばれることもなく、あくまで「その他大勢」の立ち位置にいるモブウマ娘達。
しかし魅力的なキャラクターも数多く、不思議と推せるルックスに仕上がっていることも多い。

お気に入りのモブウマ娘を探してみるのもまた面白いです。

最近、某質問サイトで見つけた話題。


「180SXとFC3S、スタイリングはどちらがかっこいいですか?」


まず「かっこいい」の基準そのものが曖昧であり、永久に決着のつかない質問であると言える。

外観の美醜というものはあくまで個人の感覚によるところが大きく、特に工業製品として突き詰めたデザインとなる事が多い乗り物の美醜なんてものは、もはや好みの範疇でしかない。


さらに、そこに付いていた回答。

「圧倒的にFC ボディの造形、エンジン、産まれ育ち、全てがピュアスポーツカー。 180はブルーバードクーペです。」


完全に「RX-7は特別な車」と思い込んでいる発言と言える回答です。

何を基準に「ブルーバードクーペ」なのかも不明ですが(シルビア系の「生まれ」はそもそもフェアレディ系、二代目以降のベースはサニー系)、RX-7が全てが専用設計された特別な車というわけでもない。


よくマツダのスポーツカーの代名詞、とも思われているであろう13B型エンジンですが、このエンジンが最初に搭載されたのは同社の高級ラインナップの車両、ルーチェでした。

今も昔も、エンジン開発は上級車種のために開発されたエンジンをベースに改良を加えるという手法がメインであり、スポーツカーにおいて完全に専用設計されたというエンジンは実はごく少数です。
特に今の車好きたちにもてはやされている80〜90年代の国産スポーツカーたちに関してはゼロから専用設計されたエンジンというのは皆無と言えます。(僕の基準でも唯一のスーパースポーツと言えるNSXですら、C型エンジンというのはレジェンドのものがベースと言える)

ここまで述べた内容からも、日本の車好きの言う「スポーツカーの基準」というものがいかにいい加減で、個人の主観と思い込みによるものか、というのが分かると思います。


では、僕が言うところの「スポーツカー」は日本には無い?という話になりますが。
個人的な意見としては「メーカーがスポーツカーだと言うならそれはスポーツカーでしょう」が回答になります。

実のところ、そもそもスポーツカーという定義自体が非常に曖昧なものです。
昔の自動車はよく壊れましたし、それを踏まえて過酷な使用環境に耐えるものを作る、という意味でレースが活用されました。
その流れの中で、「レースで勝つことで自社の品質・性能をアピールできる」という意味でレース活動が大きな意味を持っていたわけです。

しかし、現在では「車が突然故障する」という事は、市販車においては稀なことです。
ろくに知識もなく、満足な整備もされていない車が何の問題もなく走り回っている、という現状を見れば、自動車の品質に対する価値観というのは当時と異なっていることは明らかでしょう。
近年、多くのメーカーが広告的価値のあるメジャーレースを除き(メーカーによってはそれすらも)レース活動に積極的でない理由はそこにあります。

もはやレースは自動車の品質をアピールする場ではなくなっている。

さらに、競技そのものも車両規定の変化に伴い、かつてのような車両は出てこなくなってしまった。
現状、当時と同じ基準で「スポーツカー」と言えるのは、それこそGRヤリスくらいではないか?と思っています。

では、「競技目的というわけではないが、走る楽しみを追求した車」は?

この条件になると、それこそ基準はまったく無いに等しく、メーカーがスポーツカーというならスポーツカー、乗り手がスポーツと感じるならスポーツカー、という非常に無定形の基準になってしまうので、もはや個人の主観以外の何物でもない。

昔でいうとそれこそサニーやスターレットでもいいし、ヴィヴィオなんてそれこそ楽しい車だったぞ!という話になってしまう。


結局のところ、「今はスポーツカーと言える車がない」という話は、「僕が納得できる相手がいない!」と言っているイタい独身者のワガママと同等なのでは?と思っていますw
現実的にありもしない条件を列挙して、昔の価値観を引きずり続けている・・・人間に例えると、相当イタい奴だな、としか言えない話です。

それで今手元に「理想の彼女」がいるのならまだマシですけど、持ってもいないのにああだこうだ言う人達をSNSなどで見かけると・・・
「・・・w」って気分になりますね。


まぁ、結局のところ、こういう無益な論争は「現状を正しく理解しようとしない人間のワガママの押し付け合い」だと思うのです。
だからこそ、永久に解決もしない問題なのだろうな、とも思っています。