つきあっている人、誰なんだろなぁ。

気になって仕方がない。

じゃあ知ってどうする?

と、聞かれても、

どうするんだろ、自分・・・・って感じで。

ただただ気になっているだけ。


ないけどさ、絶対ないけどさ、

もし私を選んでくれたなら、

大嫌いな料理だって、苦手な掃除だって、死ぬほど頑張るのにな。


きっと、元彼の浮気相手も、こんな感情だったんだろうね。

人のものに手を出して、いけないことは分かってて、でも好きで好きで、どうしようもなかったんだ。

彼女に勝つためにはどんな努力だってしていたんだろう、きっと。

そんな女に、遠恋で長いつきあいで怠けてしまっていた私が負けるは、当然っちゃ当然だったのか。


じゃぁ、わたしは?

そこまで今回努力する?


したい、頑張って振り向いて貰えるなら・・・

でも、何故かそうできない自分。


変な同情を彼女に抱いているから?

悲劇のヒロインでいたいから?

受け身が楽だから?


・・・きっと少なからず全部当てはまるんだろう。


こんな気持ちなら、もう結果は見えているのにね。

今日はせっかくの連休なのに、どこにも行かないで、

まだ、彼のメールを待ち続けている。

来るはずもないのにね。
彼との関係は、実はもう1年近くになる。

でも、二人きりで会ったのは、20回もないと思う。

頻回なときは、1週間に一回は必ず連絡が来ていたのだけど、

「もう、こういう事はやめよう」

と、かれこれ2回ほど言われて、3ヶ月くらい距離を置いて・・・

でも、職場の飲み会でお酒が入ると、アルコールの力も借りてまた浮気相手に戻ったり・・・

そんなこんなで、この関係は1年続いている。


2日ほど前、彼から連絡が来て、二人で会って。

もちろん求め合って、その後まったりと二人で話していたら、

「こういう関係は止めよう」

と、また言われた。

「お前はちゃんとした人をみつけないと。俺も彼女がいるしさ。」

あぁ、これで3度目だ。

最初に言われたときは、本当にショックで、もうこの関係が終わるんだと思ったら、一人で大泣きしたが、

3回目となると、ショックはショックでも、あまり涙が出てこない。

それでも悲しい顔はしていたはず。

しかし彼は、さらに残酷な言葉を告げた。



「俺、結婚考えてるんだ。それに、相手、もしかしたらお前の知っている奴かもしれないよ」



え?

良く分からない。

結婚が?

いや、結婚は、そろそろするんじゃないかとは思っていた。

年齢も年齢だし、こういう関係になる前からそろそろ結婚するって言ってたし。

彼が結婚してしまったら、こういう関係からは手を引こうと、私も考えていた。


私が衝撃だったのは、

彼女が私の知り合いだということ。

誰?

思い当たる節は?

あの人?もしかしてあっちの人?それとも・・・

色々共通の知り合いを思い浮かべ、

彼がその人を可愛がっている姿を想像すると、




もう、嫉妬で狂いそうだ。



私は昼ドラに出てくるような、恋愛に狂った醜い女にはならないタイプだと、ずっと思っていた。

でも、ダメだ。

相手が知り合いとなると、ダメだ。

やめて、私に触れた手で、その人に触らないで。

お願い。




あまり喋らなくなった私を置いて、彼はいつも通り朝を迎えることなく帰って行った。

今日が最後だと言い残して。


二度あることは三度あるのか

三度目の正直なのか


どちらかは、あと数ヶ月しないと分からない。

私は彼からの連絡を待つだけだから。

私からは、連絡はしない事になっているから。


どうしよう、このモヤモヤ。

誰なの。

一体誰なの。

もう、嫉妬で頭おかしくなりそうだよ。
彼と会うのは、かなり不定期。

彼からメールが来て、私が返信すれば、OKサイン。

彼が私の家に来て、ちょっと二人で話して、セックスして、ベッドの中でまた少し話して。

まだいて欲しい、一緒に寝て欲しいと冗談でだだをこねても、彼はすぐに帰って行く。

彼女のもとへ帰って行く。


一人取り残された部屋で、タオルケットにくるまりながら、

今夜の彼の事を思い出しながら、

まるで隣に寝てくれていると思い込みながら、

セックスで疲れたと言うこともあるけど、彼と会った日は、ぐっすり朝まで眠れる。



翌朝、

床に散っている使用済みのティッシュを見て、

あぁ、昨日は夢じゃなかったんだな、って再度確認して。

ちょっと幸せな気分になる。


一番でなくていい。

都合の良い女でいい。

ヤりたいときにヤれる女でいい。


だってそのときは、私を必要としてくれているということでしょう?


一番でなくていいから、これからもそばにいさせてね。