大好きな吉本新喜劇のkpp〔顔パンパン〕といえば
川端さんですが、
うちのkppといえば僕の片割れです。
親知らずの抜歯手術を受けて
このところ未来少年コナンにそっくりな顔をしています。

図書館で見つけた【自転車で巡る京都】だったか
確かそんな名前の本鵜呑みにして旅に出ました。
阪急桂駅で1日300円のレンタサイクルを利用して
「京都、嵯峨野に吹く風は〜」の竹林を目指しました。
が、すぐに気がつきました。
京都では自転車乗れない。
道が狭いのに車は、何を苛だってるのか
あおってばかりいる。
バスも歩行者などおかまいなしに走る。
制限速度なんか関係ないとばかりに飛ばしまくる。
僕らには無理だ。
信号無視は当たり前、車道も歩道も我が道と走るロードバイカーくらい強くないとダメだ。
渡月橋の上でもクラクションを鳴らされる始末。
体調も悪く、太陽も容赦なく照りつけ
人力車というのは名ばかりのナンパ行為もある。
ほとほと京都に疲れました。
自転車を借りていた時間は3時間…
この旅で学びました、京都には地下鉄で。


旅の途中でたまたま庄野宿資料館に行きました。
江戸時代の貴重な資料がたくさんあって
しかも、つきっきりで説明をしてくださいました。
紙と鉛筆があれば家でじっくり読み返したかったです…資料館の格子ごしに旧東海道を見れば、
当時の往来が容易に想像でき素晴らしかったです。

それ以来、モクモクと東海道を歩きたいという気持ちが湧いてきて15日、やっと一歩踏み出しました。
三条大橋から歩き出し
粟田神社、処刑場跡
山科、大津に入って尊敬する芭蕉の墓所を通って
膳所石山南草津、草津と歩きました。
浅はかな当初の計画では、水口まで行くつもりでしたが、右膝の痛みがぶり返し
お昼ゴハンを食べながら悩みに悩んだ結果、
電車に乗りました。

普段は閑古鳥の鳴くこの商店街も
昨日はたくさんのこどもたちで賑わっていました。
天理教のおじばがえりの日で
そのため日本中から子供たちが集まっているようでした。
本堂の前に出ている屋台にも
お祭りのように活気がありました。
このきれいな町を知ってから
毎年、季節に関係なく訪れています。

3日でも、わがまま言えば1週間でも
ずっとここにいたい。
家を探して仕事を見つけて。