内科系は、たいてい診療報酬算定額が下がっているかと思われます。
わがクリニック…定期受診患者さんの窓口負担が30円くらい減っている人が多いみたい。
お蔭様で、
まだまだ現金支払いが多い医療機関でありますので、
両替が凄く増えています。
たいてい何でも支払いが出来るようにしているわがクリニックでさえ、
現金支払い率は70%くらいの模様。
両替は出来る場所が減ってきていて、
かつ、手数料は莫大に増えています。
今年の5月からの売り上げを、前年と比較してみました。
5月、つまり診療報酬改定前です。
前年度と比べて110%の売り上げでした。
これは、前年度は、医師夫が体調を崩して診療を抑え気味にしていたことも影響しています。
6月、前年度より凄く減りました。←怖すぎて、それ以上は聞いていません
これは、生活習慣病管理料に関わる手間が増えることを予想して検査などを控えたことが影響しています。
そして、7月。
点数が変更されて、ひと月経過後の、概ね普通の診療体制となった7月は、とても重要だと受け止めていました。
どきどき…。
結果として、前年同月と比較して、
102%
でした。
これをもう少し分析してみます。
発熱患者診療への加算が昨年と比べ、ほぼほぼ なくなった今年であります。
改定により算定される点数は、減っています。
(それでも、DX加算とかは算定できているのでアナログな他院よりはまだ良いほうかと)
その上での、前年度よりの増加なので、
気持ちとしては、合格。
まあ、運営にかかる費用の高騰化で、全体では相殺もしくはマイナスかと。
秋からは、わがクリニックは外来データ提出加算を算定予定。らしい。
現在、試行データを作成中…?
これ、大きい、月に一回50点かと。
事務さん、頑張ってよ!
面倒くさい らしいですが、これは大きいので!
何にせよ、
物価高、賃上げ、上がるモノばかりの状況の中での、
厚生労働省に押さえつけられた、医療機関の収支。
ローンの返済は30%にまで減らした、返しました。
私の中では、最後の2年は繰り上げ返済なんだけれど、
こうも環境が変わると、
それだって、怪しい気もします。
前年度を上回っているから、心はなんとか落ち着いています?が、
先を考えると、怖いことだらけです。
私はよく、65歳の自分を想像します。
…65歳、医師夫は70歳くらいで業務譲渡して、引退する予定の時。
この時に、
「いろいろ大変だったね。でもなんとか今日を迎えられて良かった」
と、医師夫と話している、そんな想像。
すっ飛ばして、明日にでも来てほしい、そんな気持ちです。
いきなり10歳以上年をとっても、ぜんぜん問題ないわ。
とにかく世の中 お先が暗すぎる…。