わがクリニックの近くに、古くからの医院があります。

地元意識の強い地域で、その地元の人たちに強く?支持されているようです。


そこの医師の齢、なんと80代後半。

ゾロ目。

フルタイムで診療をしているようです。


ワーカホリックと言う言葉はしらないでしょうが、そんな感じらしい。

妻が亡くなった日でさえ、臨時休業しなかったという…。


有給休暇が理解できない。

何故、休みに金払うんだ。

何度かスタッフが言ってもだめらしい。


…労基に行かないところはスタッフの優しさなのかな…?



ワーカホリック…わが医師夫の対極の位置にいるようなその医師。


昭和の治療をされているのとかなんとか…。まあそこは、受診者が納得していれば問題ないですね。


スタッフの知り合いが働いているとかで、内部についてわりと情報がはいるのですが、

それらからすると、元気の秘訣が、見えてきたように思います。


それは…ずばり…はっきり言って、


面倒な事は全て、人にやらせる。


……わが医師夫の対極です、やはり。


椅子に座って診察する、以外のことは、何もしない。

何も変わらない。何があっても。

ここはワーカホリックとは別部門的な…。


たくさん来る手紙→全てスタッフが開封して、院長が必要なものだけ渡す。

判断だけ院長、後始末はスタッフ。

診療報酬改定でも、院長の業務内容は変わらない、スタッフが忙しく対応するだけ。

そのための申請も、全てスタッフ任せ。

コロナの頃、抗原検査もPCRも、すごく積極的にしていた。ただし、全て看護師が。

医師は顔すらみることない。→後期高齢者、感染すると困るから。




全てを自分で確認しないと気が済まない性格の我が医師夫は、ここまで生きるのは絶対に無理だろうな…。


その医師の話になる度に、思うのでした。


そもそも、そんな年まで働くなんてあり得ない。



そこのスタッフさん、

明日は失業しているかも…

そう思いながら働いているそうですよ。


今日も元気に診療しているようです。