下の画像は最近特にお気に入りの、北川莉央さんの横顔です。
こんな完璧な横顔って有ります?これで高校2年生とは!
これから私が北川莉央に出会い何故惹かれたのか、私なりの北川莉央(15期も含め)に感じる事や、希望も含め書きたいと思いますが
当然、北川莉央に会ったことも無ければ話したこともないので、今まで見聞きした情報を基にした私の推測にしか過ぎませんので
「いやそれは違う・・・」等、全く違う印象や感じ方の方が居て当然ですので、あくまで私の独りよがりの呟きで有るとご理解頂き
興味のある方は暇つぶし程度にご覧ください!
私が彼女の存在と出会うまでは少々長い話になりますので宜しくお願いします。
~第一回 娘。との出会いから推しを失って知った失望感~
そもそも、私がモーニング娘。と出会ったのは娘。の誕生を語る上で欠かせない”アサヤン”のオーディションになります。
アサヤンは、娘。オーデ以前から見ていた番組ですが、オーデ告知を見た時、久しぶりのワクワクした気持ちになったのを覚えています。
(※アサヤンとは、元は「浅草橋ヤング洋品店」と言う番組で通称も”浅ヤン”で、皆様方の知る娘。オーデの”アサヤン”は後継番組として「ASAYAN」の名称でスタートした番組名です)
アイドルのオーディションを番組で公開してしまうという、いわば前代未聞の出来事にものすごく興味を惹かれて、つんくやしゃ乱Qのメンバーがどういう風なオーデをして
どういう展開になっていくのか否が応でも期待は膨らむばかりでした。
ここでオーデの詳細を書くと、とんでもない長文になってしまいますのでオーデの詳細は割愛させて頂きます。
番組では毎週各地で行われた予備予選的のものから始まり、やがてその中から上位進出者が決定し、最終オーデに残った者が合宿審査に挑むという流れです。
いや、この人が選ばれたのか!とか、この人は意外だったな!とか、この人は順当だな!とか色んな思いが駆け巡り、最後に選ばれるのは誰なのかを自分で予想するのが
毎週の楽しみでしたが、まあ俗に言う番組的に引っ張るだけ引っ張り、デカい文字と効果音で視聴者を煽るやり方で毎週イライラ!(笑)
合宿審査では、落ち込んで泣き顔でインタビューに答える者や、いろいろな人間関係も見れて、単なるオーデ番組に終始しなかったのがとても好印象でした。
そして遂に合格者の発表!となり、私的にはアイドル適正で安部なつみかなと予想を立てたのですが、選ばれたのはやはりロックボーカリストオーデと言う事で
歌唱力を評価されていた平家みちよに軍配が上がりました。
その時は自分の予想が外れた事も有り、終わった感が凄くて、しばらくは脱力感に苛まれておりました。
しかし急展開!最終オーデに落選したメンバーを集めてデビューさせると言うではないですか!!!
もちろん、普通にデビューさせては平家みちよが何のために戦って来たのか分かりませんので、厳しい条件付きです!
つんくの作った曲でCDを作り、それを5日で5万枚手売り完売しろと言うものでした!
今と違ってデジタルコンテンツも無い時代、音楽CDも売れていた時代ですが、TVで放送されていたとはいえ、デビューすらしていない
いわば、言葉は悪いですが”どこの馬の骨”か分からないグループのCDを5万枚もさばけるのか?
とにかく、このまま落選者で終わってしまうのは勿体ない人材ばかりだったので嬉しい反面、余りにも厳しい課題であるという思いでした。
ここは、視聴者が一致団結してこの子たちの将来を応援するしかないぜ!という気持ちでしたが、いくら人気番組とはいえ5万枚の壁は・・・
番組では商店街を宣伝して歩き回る姿や、販売イベントでの盛り上がる様子やらの放送も有り、もしかしたらオーデ以上の盛り上がりだったのかもしれません。
そして遂に最後の1枚が売れる瞬間を迎え、メンバー全員で抱き合うシーンが流れた時、前回味わった終わった感は完全に打ち消され、希望だけが残った。
それから間もなくして彼女たちのグループ名が決定した!
「モーニング娘。」? も、、、モーニング娘。???それも「。」付いてる? もういっかい言って下さい、何かの間違いですよね、つんくさん?
彼女たちはどう思ったのか知りませんが、激しい違和感ともっとちゃんと考えてよ~!面白半分でしょ!と言う反感にも似た気持ちが溢れたのです。
こんなダサい(いや失礼!)にわざわざしなくても、番組で公募とか色々有ったでしょ~!
でもまあ決まったものは仕方ない、「モーニング娘。」よござんしょ~!でも「。」要るかな~?
それから半年ほどの月日が流れ「モーニング娘。」は「モーニングコーヒー」でデビューを迎えた!( いや、つんくさん!モーニングコーヒーって・・・もう諦めました(笑))
1998年と言えばEvery Little ThingやSPEED・PUFFYなどがまだ活躍していた時代、少し毛色の変わった大人し目の歌で勝負にでたモーニング娘。でしたが
それなりに話題になり、朝の番組から夜のHEYHEYHEYなどの歌番組にも結構出ていた印象です。
そして次作「サマーナイトタウン」では、つんくの言う所のモーニングのウエットな部分全開の前作とは大きく路線変更した曲でオリコンもトップ5入りを果たすこととなり
4か月後に発売した「抱いてHOLD ON ME」で遂にオリコン初登場1位、オリコンカラオケチャート8週連続1位、紅白初出場という快挙を達成し
これから始まる誰もが知る国民的アイドルの道を進んで行くことなるのです。
その後も歌番組やバラエティ番組に沢山出演し活躍します。
最初はオーデ時代から気になっていた”なっち”がお気に入りだったのですが次第に私の目は”福田明日香”に目が行くようになります。
彼女は加入時12歳でもちろん最年少でしたが、歌唱力は年齢に見合わず既に完成されたものでしたが、その事より、彼女の最年少でありながら
物怖じしない態度や立ち振る舞いの方が気になりだしたと思います。
今でいう「推し」と言う言葉は当時無かったと思いますが、私の気持ち的には完全に”福田推し”の状態になりつつありました。
こんな子供にまさか自分が、という気持ちも有りましたが一度気になったものはどんどん膨らむばかりで、その後も福田を目で追う日々は続く事になります。
モーニングの活動も順調そのもので世間の知名度もぐんぐん上がって行く中、アサヤン番組内でつんくから又も衝撃発言が!
「メンバー増やしましょう!」と、これまた当時のアイドルグループで何も問題ないのに突然メンバーを増やすなどという事をすっと言ってしまうつんくさん!
これには初期メンバーも「嘘でしょ!」と超困惑顔!
そりゃそうですよ、自分たちは最終オーデまで残り頑張ったけど落選の屈辱を経験し、与えられた試練を乗り越えやっと掴んだ栄光の道に
知らない奴らが何の苦労も無しに入って来るとのかと言う気持ちでしょう!
でもつんくが決めたこと!よござんしょ!でも初期メンバーと上手くやっていけるのかなぁ~?
しばらくして、保田圭・矢口真里・市井紗耶香の3人が加入した。
案の定最初は「なんやこいつら」的な感じムンムン、よく番組で流れていた、レコーディング後の中澤の説教シーンが有りましたが、実際も最初はあんな感じだったのでしょう。
まあそうとはいえ、時間が経てはある程度馴染んでくるのは当然ですが、保田も卒業後に言ってましたが「ゆうちゃんとまともに喋ったのは卒業した後です。」言ってましたが
しばらくはお客さん感が抜けきれなかったのだと思います。
そして・・・そして、アサヤン番組内で今度はつんくではない人の衝撃発言が!
「私は今年の春にモーニング娘。を辞める事になりました。」
福田明日香の口から発せられた言葉は余りのも突然で、余りにも衝撃な一言でした。
なんで?何が有った?ちょっと待ってよ~!明日香ちゃん!それはないよ~!
メンバーも一様に驚きの表情です。まさか!ですよね!
推測できる理由さえ思い浮かびません!
でも福田明日香が決めたこと!よござんしょ!とはこの時ばかりは思えませんでしたね!
この当時は今の卒業と言う概念が無かったので、突然のグループ脱退ということになるのです。
後にネットで、イジメにあったとか、ハブられたとか、家庭の事情だとか色々言われてましたが、本当の所は彼女自身でないと知る由は有りません。
たとえその様な噂が本当だったとしても、彼女が在籍していたモーニング娘。のダークな部分を自ら告白したとしても、誰の得にもならないことは彼女自身よくわかっていると思います。
そして、モーニング娘。のメンバーとして僅か1年7か月とういう短い活動を終える事になります。
卒業の曲を披露するTV番組にも何度か出演しましたが、どんな気持ちで見たらいいのか分かりません。
残念ながら地方在住の私は、現場で彼女の最後を見届ける事も無く、そっと私の気持ちから彼女に「卒業証書」を渡しました。
~第2回に続く~