『差と実』
あるパレーの先輩が言っていた。
｢悔しさや苦しさはバネになるが
悔しみや苦しみ、怨み恨み辛み妬み等は
重りになる｣
その通りだと思う。
高く飛ぶためにバネは必要だが
重りは足枷だ。早く捨てよう。
全く似たような話をテレビで
美輪明宏さんがしていた。
｢怨み恨み辛み妬み…〜み(実)の付く
果実は熟れる前に食べるか捨てなさい。
もしくは、アルコールに漬けて果実酒に
したらよござんしょ。あとは残った種だけ
撒けばまた新しい芽が出るでしょうよ｣
なんでもその実がアダムとイブが食べた
禁断の果実なんだそうな。
(神は妬んだり恨んだりしない)
ここからは僕の考え。
今、僕らは｢実｣を捨てたら
何に目を向けるべきか。
それは｢差｣だと思う。
苦しみではなく苦しさに。
強み弱みではなく強さ弱さに。
できてしまった果実ではなく
以前との差に目を向けたい。
大きくかかんだあと
今までより強さのあるバネじゃないと
今までより高く飛べないだろ？
アイツらより高みに
くらべものに
ならない高さに。
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