私たちが住むこのペヌコンダは、インドで一番の王 ― クリシュナデーヴァラーヤ王のいた土地です。彼は純粋に神聖な人間でした。信じられないほど神を愛していました。ハンピの王国と、ティルパティーにあるヴェンカテーシュワラの黄金の寺を建設した中心の人物です。本当に神を愛していたのです。彼は人生で多くの経験を得ました。一番側近の名がタナリー・ラーマクリシュナです。彼こそが実際にクリシュナデーヴァラーヤの人生を純粋で神聖なものに変えた人物です。どの様に、それが行われたのでしょう?タナリー・ラーマクリシュナはブラーミンの僧でした。美しい妻と子を抱えていました。飛び抜けて知識に富んだ人だったのですが、王の前では地位がありません、仕事を持っていなかったのです。その当時は、知識に富んだ人は誰でも王に全託し、王の為に働き、アドバイスを与えて、神について何か素晴らしい事を書かねばならなかったのです。しかし彼に嫉妬したこの職の人々が彼を絶対に王に近づかせてくれませんでした。ペヌコンダの側にカーリーの寺があります。大きな寺です。ある日、夜遅くに、真っ暗闇の中、彼と妻と子供がそこで寝ていました。大雨が近付いていました(この事はパームリーフブックに書いてあり、それを読むことも出来ますし、証拠があります)そこで妻と子と寝ていたのです。妻と子にかぶせてやれるだけの掛け物が十分にありません。彼は寺の角で寝ていました。その時、村人の大きな集団が動物の生贄を捧げにやって来たのです。その日は新月でした。マザー・デヴァインに生贄を捧げたかったのです。王の命令でした。突然、大きな太鼓の音と共に沢山の人々が、ヤギや羊といった沢山の動物をカーリー像の前で殺し始めたのです。タナリー・ラーマクリシュナにはそれを止める力がありません。「いったい何故、殺すのでしょうか?」と。大量の血が大きな運河のように流れました。彼と家族が寝ている角に流れてきたのです。インドの伝統では、ブラーミンの僧は血を見ることが出来ません。それを嫌います。肉や、魚といったベジタリアンでない物は絶対に口にしません。彼らは完全にサトヴィックで、純粋で厳格な道を生きているのです。生贄の儀式は、タナリー・ラーマクリシュナの心を本当に傷つけました。本当に心が痛みました。1匹を殺すごとに、頭が1つ落とされたのです。動物たちが去った後、夜中の1時半または2時ごろ、パワフルなエネルギーの時間帯に、タナリー・ラーマクリシュナは、自分が知っていたテクニックを使用しました。マザー・デヴァインに美しく嘆き、「私は貴方を理解することが出来ません、マザー。あなたは本当に優しい母なのですか?それならば何故こんな事を必要とするのですか?宗教にこういった考えを入り込ませるこの内なる創造は何なのでしょうか?もしも、本当にそこにいるのならば、どうしてその考えを変えさせて動物の生贄を止めさせないのですか?動物も貴方の創造の一部なのですよ」、と唱えました。彼はわめいて、わめいて、嘆いて、嘆きました。本当に疲れて、床に崩れてしまいました。3日も4日も何も食べずにいたので、ひどい空腹状態だったのです。すると、マザー・デヴァインがやって来ました。これは完全に本当の出来事です。マザーが来たのです。美しいエンジェルの姿をとって、笑いながら「おい、起きなさい」と現れたのです。すると彼は起き上がり、またも嘆き始めたのです。「去ってはいけません。答えてから行ってください。」「いいでしょう」とマザーは言い、「それはそうとして、本当に感心しました。タナリー・ラーマクリシュナ ― 私の素晴らしい詩人さん ― 貴方をすごく愛しています。私はこの血を必要としていません。」ラーマクリシュナは、「では私は何をすればいいのですか?」と言いました。マザー・デヴァインは、「いいのです。動物達の魂には祝福を与えました。貴方には本当に感心しています。世界を変えることが出来るでしょう。欲しいものはなんですか?」彼は本当に驚き、「欲しいものが何ですかと?OK、考えさせてください。貴方は何を渡すことが出来るのですか?何を?」「貴方にしてやれること?貴方には2つの中から1つを与えましょう。1つは富で、もう1つは知識です。貴方に知識がないことは確信しています。だから私を誤解するのです。」と、そして彼女は2つのカップを創造しました。1つはミルクで、もう1つはヨーグルトです。「ここに2つの小さな器がありますね。1つにはヨーグルトが、そしてもう1つには純粋なミルクが入っています。このミルクは知識を象徴し、ヨーグルトは富を象徴します。ミルクを飲めば、素晴らしい知識を得ることが出来ます。ヨーグルトを飲めばこの地球の中でも飛び抜けて富裕な人になります。どちらがいいですか?毎日、この惑星ではこの2つが必要とされます。しかし、1つだけしか与えません。どちらがいいですか?」彼は本当に賢い人でした。「2つを私に渡して、香りだけでも嗅がせて下さらないとすぐに決める事は出来ません。」マザー・デヴァインは、「取りなさい。そして、1つだけ飲むのです。もう1つを返しなさい」と言いました。彼は2つを手に取り、それをずっと、約5分間も色々と見つめました。「早く決めるのです。」「もう1分だけ掛かります。どうして急ぐのですか?」すると、彼女が見ている中、両方を1つの器に入れて、一緒に飲んでしまったのです。「これで富と知識の両方を得ることが出来る!」するとマザーは笑って笑って本当に笑いました。「ラーマクリシュナ、貴方は本当に運の良い人です。面白い人でもあります。今日から貴方の名前はヴィカタカヴィです。上から読んでも、下から読んでも同じです。ヴィ・カ・タ・カ・ヴィ。どちらからでも字が一緒です。貴方の名はヴィカタカヴィです。知識は完全には満たされていないし、あまり裕福でもないですが、貴方はこの地球のどんな人でも扱うことが出来ます。欲しい富は何であれ、得ることが出来ますが、永遠に保持することは出来ません。富はやってきては去っていくものです。とにかく、王の下へ行けばこの惑星を1つのレベルで変えることが出来ます。王が純粋で神聖な道を進むよう、変えなさい。そうすれば、王はたくさんの、たくさんの寺を建てる事になります。すると、何百、何千、何百万もの人々がプージャをし始めるでしょう。それはこの地球のクレージーさを落ち着かせます。そのようにしなさい。」タナリー・ラーマクリシュナは、「本当にありがとうございます。マザー、もう行っても良いですよ。たった今、自分はこの地球の誰でも扱えますから」と言いました。

ラーマクリシュナはバイラビー・マータに多くの多くのスーパー・ナチュラル・テクニックを教えてもらいました。霊や、魂や、エンジェルたちと沢山、話し合いました。多くの人々を助けました。沢山の沢山のスーパー・ナチュラル・テクニックを学びましたが、まだマザー・デヴァインを引き付ける事ができなかったのです。再び心が痛み始めました。「ミラクル・パワーの全てを学びましたが、まだマザー・デヴァインを欲しています」と。マザー・デヴァインを見るために心が本当に痛みで溢れていました。その時期、全てのステージを行じたのですが、マザー・デヴァインに対する繋がりを開くキーポイントを知らなかったのです。すると、マザー・デヴァインはラーマクリシュナが始めにマザーだと気が付くことが出来ない形を取って来たのです。

マザーは一つの短い言葉を与え、「それを行じなさい。そうすればマザーに繋がる事が出来ます」と言ってすぐに消えてしまいました。その時彼は、「ああ神よ。彼女は一体なんと言ったのですか?」と思いました。思い出すことが出来なかったのです。そしてまたしても、本当に本当に心が痛み始めたのです。火を焚き、「もしもあなたが戻ってきてくれないのならば、私は火の中に飛び込みます」と決意しました。彼は火の中に飛び込んだのですが、マザー・デヴァインが守りました。体に全く火傷を負わなかったのです。次に、彼は寺に行って彼女のナイフを取り自殺を図ろうとしました。そして彼はエネルギーを全てを彼女の足元に落としました。「貴方は何かを私に教えましたが、私の周りにイリュージョンを創造したので聞き取ることが出来なかったのです。やって来て、教えてくれましたが、それを聞くことが出来なかったのです。今までにこの世界でその言葉を ― その文字のビジャクシャラは一度も聞いたことがありません。どういうことですか?これは公平なことですか?」と言って、エネルギーを全てマザーの足元にディスチャージしたのです。マザーのナイフ ― カーリー像からナイフを取り、自殺をしようとしました。「これは不公平です。全ての人生を何でも食べる道端の犬のように犠牲にして生きてきたのに。」と言い、ナイフを取って今にも自殺しようとしたのです。彼の人生の物語を読んだ事がある人はいますか?私が話していることは本当です。様々な要点を完璧に話しています。「私は道端の犬として生きてきました。貴方は信じられない程クレージーな方法で私をテストしてきました。貴方を理解することが出来ません。貴方はこの惑星を死なせているのですか?それとも生かしているのですか?毎日、何百万人も人々を創造しては、何百万人もの人々が死んでいきます。その目的は何なのですか?人は皆死にます。そこに隠された秘密は何なのですか?もちろん魂やエンジェルはあります。しかし貴方こそがビッグボスの、マザー・デヴァインなのです。貴女に話をする必要があります。私の前に現れてください。」と、泣き、ひたすら涙を流しました。そしてナイフを手に取り自殺をしようとする正にその時です。マザー・デヴァインがやって来たのです!「おや、おや、おや。まあ、ちょっと待ちなさい。止めるのです」と。それと同時に、ラーマクリシュナの妻、サラダデーヴィー夫人が一つのドアから、彼に食べ物を与えるために入ってきたのです。彼女もマザー・デヴァインを見ました。その時、ラーマクリシュナは妻に嫉妬し始め、「マザー、不公平です。私は酷くつらい行をしてきました。彼女は何もしていないじゃないですか。彼女の義務はと言えば私をいつも怒鳴り、喚くことです。いつも私を愚かで、クレージーな人間として扱ってきたのですよ。それなのに、私と同時にダルシャンを与えるのですね。これは公平といえますか?同じ女性だから助けるのですか?これが自然なのですか?どういうことですか?」するとマザー・デヴァインは、「いいですかラーマクリシュナ、どんな事でも夫がする良いことや悪いことの50%は妻に行きます。妻がすることが何であれ、その50%は夫に行くのです。しかし貴方の妻は寝ている時も、貴方のことを思っています。貴方が健康なときも、病気のときも、貴方の面倒を見なければなりません。貴方の面倒を見ることが彼女の義務の全てです。私のことなど一切、考えもしません。その必要はありません。

彼女の心は全て貴方に対して開いています。貴方の心の全ては私に対して開いています。つまり間接的に私にプージャを行っているということなのです」と言いました。その時、マザー・デヴァインは、「男性がスピリチュアルな行で12年間掛けて得るものと同じパワーを女性は12ヶ月で得ることが出来るのです」という真理を告げました。これは本当です。間違いなく事実です。女性の肉体には男性にはない特別なチャクラがあるので、男性よりももっと短い期間で、よりパワフルなエネルギーを受けとることが出来るのです。特別なチャクラを持っています。女性は受けとることが出来るどんなエネルギーでも保持しておくことが出来るのです。ある伝統では、女性はエネルギーを受け取ると、腹か、背中か、頭部の特定のスポットに溜めておきます。それを放ちたいとき、いつでも放つことが出来るのです。この事を話す理由は、スピリチュアルな行の初期の段階でマザー・デヴァインに一気に飛び込む可能性もあるからです。霊や、エンジェルを見ないでもたくさんの人が成功しました。直接、マザー・デヴァインに繋がるのです。霊や、エンジェルや魂と会話をするほとんどの人に何が起こるかというと、その後、大きなエゴイズムが育ち失敗してしまうのです。「私 ― 私こそがヒーラーだ。私は偉大である」と。そういった人達は、いつも他人をゴミのように見て、全ての人を、つまらない物扱いします。卑賤扱いです。彼らには大いなるエゴとプライドがあります。それは大いなるネガティブを運んできてしまいます。人をダメにしてしまいます。もしも私たちが、「私は偉大だ」と言い始めるのならば、もう人生はありません。

それ以前、ラーマクリシュナは人生の全てを犠牲にしてきましたが、彼の心は何処にいたのでしょう?

信心のプロセスをバクティーの道として、何年も何年も、何生にも渡ってすることは出来ます。しかしマザー・デヴァインを直接見ることは出来ないのです。マザーは本当にパワフルなエネルギーです。全てを基礎から知る前に、マザーをただ見ることは絶対にありえません。そうではなくて、段階を追っていくのです。魂とは何であるのかを理解し、霊とは何であるのかを理解して、エンジェルとは何であるのかを知り、マザー・デヴァインとは何であるのかを理解します。その後、マザーの内なるエネルギーが何であるのかを知り、マザーの信じられないような能力を知り、真の創造を理解するのです。段階を追って、最高の悟りのステージに向かうべきです。バイラビー・マータは最初にラーマクリシュナを霊について勉強させました。「祈りなさい。いくつかの霊が漂っています。エネルギーを送り、天国に送り返すのです。」彼が成功すると、「OK,次はエンジェルを研究しなさい」と続けました。その後、エンジェルに繋がる事にも成功して、その関係を、どんどん発展させていきました。彼は1つのステップでほぼ全てを行いました。普通の人間として、私たちは少し努力をすればエンジェルに到達することが出来るのです。全く難しい事ではありません。私達がエンジェルにたどり着く事ができます。そこからは、生と死の内なる創造を超えて、創造の原点や、内なる創造の原点に行かねばなりません。それはマザー・デヴァインだけです。マザーがそれを握っています。ラーマクリシュナは本当にマザー・デヴァインを直接目で見たがっていました。「あなた方がたとえ108のエンジェルを全て支配していたとしても、悟りを開く助けにはなりません」と彼は言いました。あなた方の人生の中で、たとえ瞑想をして美しいエンジェルたちを見たり、エンジェルたちの音楽を聴いていたり、メッセージを聴けたとしても、そこにしがみついてはいけません。そこで無知に留まってはいけません。本当に危険なステージだからです。そこに居残ってしまえばそれでお終いです。それは非常に、非常に愚かなことです。自分を先へ押し出すために、本当に本当にたくさんの人生を費やしてしまいます。この世界の最も優秀な聖者達の95%はそのステージに入り込み、そして落ちてしまいます。そのステージだけで止まってしまい、落ちてしまうのです。彼らがもしもマザー・デヴァインに繋がったならば、絶対にエゴを持って話すはずがありません。マザーが決してそうさせないのです。マザーはマハー・サラスワティーです。絶対にエゴを持って、「私を崇拝しなさい。私に従いなさい。私が貴方の面倒を見ます」と言えなくします。彼らが一度でもマザー・デヴァインのダルシャンを受けたならば、たとえマザーと一体になっても、あなた方にどの様に到達出来るのかを見せなければなりません。どの様にマザーに行くのかを見せるのであって、彼らに行く方法を見せる訳ではないのです。この点について理解出来ますか?彼らは生徒たちをマザー・デヴァインにつれていくべきであり、自分のところへ連れていってはならないのです。

それ以前、ラーマクリシュナは人生の全てを犠牲にしてきましたが、彼の心は何処にいたのでしょう?信心のプロセスをバクティーの道として、何年も何年も、何生にも渡ってすることは出来ます。しかしマザー・デヴァインを直接見ることは出来ないのです。マザーは本当にパワフルなエネルギーです。全てを基礎から知る前に、マザーをただ見ることは絶対にありえません。そうではなくて、段階を追っていくのです。魂とは何であるのかを理解し、霊とは何であるのかを理解して、エンジェルとは何であるのかを知り、マザー・デヴァインとは何であるのかを理解します。その後、マザーの内なるエネルギーが何であるのかを知り、マザーの信じられないような能力を知り、真の創造を理解するのです。段階を追って、最高の悟りのステージに向かうべきです。バイラビー・マータは最初にラーマクリシュナを霊について勉強させました。「祈りなさい。いくつかの霊が漂っています。エネルギーを送り、天国に送り返すのです。」彼が成功すると、「OK,次はエンジェルを研究しなさい」と続けました。その後、エンジェルに繋がる事にも成功して、その関係を、どんどん発展させていきました。彼は1つのステップでほぼ全てを行いました。普通の人間として、私たちは少し努力をすればエンジェルに到達することが出来るのです。全く難しい事ではありません。私達がエンジェルにたどり着く事ができます。そこからは、生と死の内なる創造を超えて、創造の原点や、内なる創造の原点に行かねばなりません。それはマザー・デヴァインだけです。マザーがそれを握っています。ラーマクリシュナは本当にマザー・デヴァインを直接目で見たがっていました。「あなた方がたとえ108のエンジェルを全て支配していたとしても、悟りを開く助けにはなりません」と彼は言いました。あなた方の人生の中で、たとえ瞑想をして美しいエンジェルたちを見たり、エンジェルたちの音楽を聴いていたり、メッセージを聴けたとしても、そこにしがみついてはいけません。そこで無知に留まってはいけません。本当に危険なステージだからです。そこに居残ってしまえばそれでお終いです。それは非常に、非常に愚かなことです。自分を先へ押し出すために、本当に本当にたくさんの人生を費やしてしまいます。この世界の最も優秀な聖者達の95%はそのステージに入り込み、そして落ちてしまいます。そのステージだけで止まってしまい、落ちてしまうのです。彼らがもしもマザー・デヴァインに繋がったならば、絶対にエゴを持って話すはずがありません。マザーが決してそうさせないのです。マザーはマハー・サラスワティーです。絶対にエゴを持って、「私を崇拝しなさい。私に従いなさい。私が貴方の面倒を見ます」と言えなくします。彼らが一度でもマザー・デヴァインのダルシャンを受けたならば、たとえマザーと一体になっても、あなた方にどの様に到達出来るのかを見せなければなりません。どの様にマザーに行くのかを見せるのであって、彼らに行く方法を見せる訳ではないのです。この点について理解出来ますか?彼らは生徒たちをマザー・デヴァインにつれていくべきであり、自分のところへ連れていってはならないのです。

ラーマクリシュナ・パラマハンサについて話をします。彼はこのインドで、驚くべきスーパー・ナチュラルな聖者でした。信じられないような穏やかなプロセスを12年間も行いました。心の中では自分が何をしているのかを知らなかったのですが、とにかく行じていました。沢山の沢山の、沢山の奇跡を経験したのです。例えば、マザー・デヴァインのカーリーの寺で寝泊りしている時に特定の祈りを唱えて唱えて唱え続けました。ドアを閉めて横になりました。すごく空腹な状態でした。その翌朝すばらしいエネルギーの証拠を見ました。米とプラサードが横においてあったのです。彼に食べ物を与えるためにマザー・デヴァインがやって来て置いてくれたのです。もう1つの奇跡の話は、彼が大きな川で泳いでいるときに運悪く渦巻きにはまってしまった時の話です。彼は溺れながら、「助けて!助けて!」、と泣き叫びました。すると大きな腕輪をした女性が自分を引き上げるところを見たのです。彼女の腕が引き上げるところを目撃したのです。水から出た後に誰が助けたのかを見ました。自分の目で見たのです。こういった奇跡を通して誰かが助けてくれているという信仰心を彼に与えました。何かのエネルギーが働きかけているのですが、それが何であるのかを彼は知らなかったのです。どの様に育てるのかを知りません。それでも、マザーを本当に見てみたいと思い焦がれました。心に本当に大きな痛みを抱えていました。何年もそうでした。

 

ある晩、同じカーリーの寺にいました。本当に大きな心の痛みを抱えていました。死んでしまいたいと願っていたのです。もう生きていたくないと思っていました。12年間も信じられないくらい一生懸命に行じてきたのです。

マザー・デヴァインの像に向かって、「貴方がどれだけ色々な経験を私に与えてくれたとしても関係ありません。気にもしません。私はただ貴方が見たいのです。貴方と会話をしたいのです」と伝えました。そして自殺しようと決心しました。像の手からナイフを取るのですが、誰かが寺のドアをノックしてきたのです。「いったい誰が邪魔をしているのだ?安らかに死にたいのに。死ぬときも誰かが邪魔する」と思いました。そしてマザー・デヴァインに、「私が死のうとする時でさえ平和を与えてくれない。貴方はなんてひどい女性なのだ。なんてクレージーな女性なのだ。12年間も完全に貴方だけを信用してきたのに。この最後の瞬間でさえ、私に厳しい時間を与えてくる。OK、しょうがない…」と喚きました。そして立ち上がり、ドアを開けました。するとバイラビー・マータがやって来ました。女性の聖者の姿をした、マザー・デヴァインだったのです。大きな微笑をもって、「貴方と話がしたいのです」と言いました。「何ですか?私と話がしたいと?」「そうです。話がしたいのです!」とその女性の聖者が言いました。「何についてですか?」とラーマクリシュナは尋ねました。「貴方を助けるためにマザー・デヴァインが私をここに送りました。」「なんですって!」すると彼女は目を通して彼が従うように少しエネルギーを送りました。彼はすでにクレージー状態だったからです。彼女の言うことを聞かせるようにしたのです。自分の目を通して、彼の目の中にエネルギーを送りました。彼は初め、彼女を信用しませんでしたが、その後、「OK、あなたの好きにしてください。ただ私が言いたいのは、私は目的に到達しなければならないということです。それが義務です。そして約束です」と全てを委ねました。ラーマクリシュナはバイラビー・マータから誓いを得ました。そうして、ヨーギ的な真の人生が始まったのです。彼は魅了されたのです。