黒酵母βグルカンとは?
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βグルカンの選び方

βグルカン というのは成分の名称です。

一方、黒酵母とは文字通り酵母の一種で、「アウレオバシジウム」という種類の
酵母菌を指します。黒酵母βグルカンは、この黒酵母を原料として製造される健
康食品ですが、培養しただけでは黒カビの一種である黒酵母は食べることができ
ません。培養後に培養液を殺菌消毒することで、培養液中に酵母菌が作り出した
βグルカンを含む健康食品が出来上がります。培養液がゼリー状を成しているこ
とから、「黒酵母エキス」と呼ばれることもありますが、水に溶かしてあること
や、ゼリー状であることでは、効果には大小はありません。
βグルカン
黒酵母βグルカンは、市販品で1万円~5万円程度の価格で流通しています。
一部にはネットワークビジネスという紹介制度では販売している会社もあるため、
割高になることが多いようです。

しかし、市販品で良質のβグルカンを摂取するなら、黒酵母より優れた健康食品
が開発されています。同じ酵母でもパン酵母を原料とするβグルカンが商品化さ
れています。もともと食用であるパン酵母を原料としたβグルカンは、抽出・精
製されるために、非常に効率が高く、βグルカンの純度が高いのが特徴です。

黒酵母βグルカン
の製品に含まれるβグルカンは製品中に多くとも2%前後です
が、パン酵母のβグルカンならば60~80%を超えた製品があるようです。
価格と内容を吟味して選ぶことが大事ですね。

黒酵母エキスとは?(2)

黒酵母エキスとは、注目の成分「βグルカン」が入っている健康食品の総称です。
βグルカンには、有効なβ1,3Dグルカン有効でないβ1,4Dグルカン、β1,6Dグルカン等があるのですが、
黒酵母エキス に含まれるβグルカンの種類は、β1,3Dグルカンです。

しかし、「エキス」と語句からは成分が濃く濃縮されているな想像をさせられますが、
実際の黒酵母エキスは濃縮されずに殺菌後にゼリー状のジェルのままに製品化されます。
このように黒酵母エキスの問題は濃縮や精製の工程が無いためにβグルカンの純度が低いことです。
黒酵母エキスの市販されている製品は、総じてβグルカンの量が約1~2%程度の低い水準となっています。
この問題は、βグルカンだけでなく、βグルカンの中のβ1,3Dグルカンの絶対量の不足も招きます。

βグルカン 、特にβ1,3Dグルカンの摂取が必要であれば、
パン酵母抽出のβグルカン健康食品が最適でしょう。
60~85%の高純度βグルカンの中には、β1,3Dグルカンが大量に含まれています。


黒酵母エキスとは?

黒酵母エキスとは、ベータグルカンを2%程度に含む健康食品です。
黒酵母菌であるアウレオバシジウム・プルランスという菌が菌の周りに作り出すゼリーを殺菌消毒して健康食品の原料にしたものです。

この黒酵母エキスの開発元の日本なのです。
しかし、国内では目にすることも多い黒酵母エキスの宣伝ですが、
海外で全く目にすることもなく、テレビや雑誌のメディアからも注目されることはありません。

これは、欧米では既にパン酵母のベータグルカンが普及しているためです。

パン酵母のベータグルカンと比較すると、
黒酵母エキスは純度が低く、効率の悪いと言わざるをえないからです。
欧米人の合理的な思考からすると純度が高い、良質のβグルカンが既に安い価格で手に入るパン酵母由来のベータグルカンで必要にして十分なベータグルカンが摂取できると考えられます。

まさに理想的なパン酵母のβグルカンですが、
日本では非常に価格が高いのが難点であり問題でした。
しかし、ようやく日本でも安価なベータグルカンが普及しはじめたことは僥倖とも言える動きでしょう。