この前、純情ロマンチカ15巻を買いました。


その時アニメイトではなく、普通の本屋だったので、


買うのが気まずくて正直また今度買おうと思いましたが、


でも今すぐ買いたくて


30分ほど本屋で悩み続けていたら


30代くらいの女性が二人現れて


「これなに?」
「あ、純情ロマンチカ
新巻でたんだ」

と普通に話し合っていて、


色んな意味で勇気もらい、レジに行きました。


そしたら運良く、男性だったレジの人が


女性になっていたのです!


そして購入。


家に帰って我を忘れました。
自分で言うのも何ですが、

最近、作っておいた二つの小説を更新してない気がします。

いや、してない

気がするじゃなくてしてない。

ネタ切れなのか、めんどくさいのか、時間がないのか…

理由は大体この三つですよね…

「だったらするな」

みたいな感じなんですけど、

思いついた物語は忘れる前に更新したい

という衝動というか、なんというか…

あ、でも気が変わればいつかきっと書きますよぅ…(多分)


それから、「クレイスニューメンバー」。

意味は後ほどに発表します。(これも多分)

もちろん、気が変われば発表せずに進みます(笑)(オイッ

そこに、ひとつの想いがある。

それは、他人じゃ入れない、硬く、頑丈な門の中。

門の中に入れるのは、世界でたったの二人。

関係者はふたりだけ。


関係者以外立ち入り禁止。


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「原村くんが好きです・・・!」


‐それは、高校2年生の春の出来事でした。‐


原村 雪斗、13回目の女子からの告白を受けていた。


彼は頭はめちゃくちゃどっちかっていうと悪い。

大の勉強嫌いで、遊ぶことが大好きな、幼稚園児みたいな

ヤンチャな青年だった。


けれど、彼は何故か女子からの人気は人一倍に高かった。

他の男子達はそれをうらやましそうに見つめているけれど・・・


「ごめん、お前とは付き合えないから。」


「・・・・・・・・・・・・・・」


女子が一生懸命勇気出して言った告白も、サラッと断る。


「・・・他に好きな人でもいるの?」


女子が恐る恐る聞くと、原村は窓の外を見ながら


「・・・・・・ああ」


普段はめったに真剣な表情を浮かべない原村は、

何故かこの質問だけは真剣答える奴だった。


-そんなに好きな人なのだろうか-


女子達の間で、密かにそんな会話がでていた。

男子達なら分かるかもしれない と男子に聞きに来る女子も少なくはない。

けれど、男子達の答えは皆同じ、「知らない」


黙っているけれど、ただひとりを除いては―――――・・・


「え、また告白断ったの!!?」


原村と特別仲のいい友人が、笑驚きしたような表情で言った。


「あーあ、もったいねぇ、女子かわいそーーー!!

つーか今回の女子、この学校一の美女だぜ?

あーくそーもったいねぇ!!オレならぜってぇフラねぇよ!!」


「・・・お前なぁ、オレの身にもなってみろよ・・・」


原村は苦笑いした表情で言った。

さっきまで騒いでいた友人が急に大人しくなり、原村に小さくつぶやいた。


「そうだよなー・・・お前あいつのことが好きなんだもんなー・・・」


-・・・「あいつ」、オレが世界で一番愛している奴・・・-

-けれどその「あいつ」は、二ヶ月前車にはねられて・・・-


(・・・べ、別に死んだわけじゃねぇからこのネガティブな考えやめろ!!

病院行けばいつでも話せるだろ!!)


その「あいつ」の名前は、西井 いぶき

二ヶ月前、学校の帰り道に車にひかれ、奇跡的に骨に罅が入っただけだった。

けれど、回復に少しの時間が必要だった。


「にーしーい」


「! 原村、また来てくれたのか」


原村が西井のベッドの隣に置いてあるイスに座った。

西井は薄く笑った後、読んでいた本を隣の棚に置いた。


「なんの本読んでたんだ?」


「え?ああ・・・学校にしばらく行けない間に勉強遅れたらいけないから・・・

だから今数学の勉強してたんだよ」


「うっわ、お前真剣すぎ!!オレなんかぜってぇやんねぇー!!」


そういって騒ぐ原村を見て、西井はくすっと笑った。


西井は男だが、髪の毛が肩まで伸びていて、前髪も長くて顔がよく見えない。

クラスや学校では、「暗い奴」と言われていて、友人も数少なかった。

だからなのか、原村以外誰も見舞いには来なかった。


原村は西井の長い前髪を指でさらっとふれた。


「・・・なぁ西井、お前髪切ったら?お前髪で隠れてるけど顔全然美形じゃん、

髪切ったら絶対友達増えるって」


「・・・・・・いいよ、増えなくて。 ・・・・・・・・・原村だけがオレのそばにいればいいから・・・」


西井はそっぽを向きながら、そう小さくつぶやいた。


-・・・クラスの皆からは西井がどう見えているのか、オレには理解不能だ。-

-西井は控えめで大人しいけど、・・・そんなこいつが可愛くて仕方なかったりする・・・-


原村の手は、そっと優しく西井の頬に触れた。

生暖かい原村の手が、少し冷たい西井の頬を暖めながら、

お互いの唇をくっつけるように――――――・・・


-・・・西井は学校ではどこにいても、いつもひとり・・・

家にいても、両親はふたりとも仕事で遠くにいて、学校でもひとり・・・-


-西井には、いっぱい友達をつくってほしい・・・と、同時に、こっそり

オレだけが西井の友達でいたい、と 西井をずっと独り占め-


「・・・西井、オレさ、また女子に告られたんだ」


「・・・・・・。 そう、付き合うことにしたの?」


「まさか。 振ったに決まってんじゃん、オレは・・・

お前が好きなんだ」


-同性を好きになるなんて馬鹿馬鹿しい、いままでそう思ってた。

高校生になって、自分のクラスの端っこの席に、

ひとりで黙って本を読んでいた西井を見た。

あまりにも無口で暗かったから、声をかけてみた。-


「・・・お前、なんの本読んでんの?」


話しかけたとき、西井が驚いた顔でこっちを見ているのが分かった。

西井は原村から視線を下に逸らせて、本でできるだけ顔を隠すようにしていた。


「・・・・・・推理系小説・・・こういうのが・・・好きだから・・・」


-見た時から思ってたけど、やっぱこいつ、暗い。-

-・・・それでも、方っておけなくて、それからしつこく話しかけた。

すると段々親しくなって、一緒に遊びに行くことが、誰よりも多くなった。

友達として、親友として西井が大好きだ。・・・親友として・・・-


-・・・親友として?・・・なんか違う・・・でも・・・西井は男だぞ?・・・

・・・でもこの感じ・・・友情だけじゃ収まらない・・・きっとそうだろう。

いつしかオレは・・・西井を恋愛感情で好きになった。-


「・・・その気持ちは今も変わらない、お前が世界で、宇宙で、一番好きなんだ

言葉じゃ分かんないだろうけど、本当に大好きなんだ」


「・・・原村、オレが言おうとしてたこと、いつも先に言っちゃうよね・・・

それはオレもだよ。原村

初めて話しかけてもらった時、顔隠したけど、嬉しかったんだ・・・」


原村はその言葉に、返事を返さず、ただ西井の顔をじっと見ながら、

自分の顔を西井の顔に近づけ、キスをした。


原村の舌が西井の口の中をかき回し、歯列をなぞっていった。


原村の手は、下から西井の服の中に入れ、西井を感じさせた。


「・・・西井、今は病院だし、お前怪我人だから、この程度にしてやるけど、

・・・退院したらまずオレの家にくる、それから・・・分かってんだろうな?」


怪しい笑みを浮かべる原村の表情が、西井は嬉しく感じた。


「・・・うん・・・」


・・・そうして数週間後


また新しい一日が始まり、みんなはいやいやそうに学校へくるくせに、

友達と会えば嬉しそうに話していた。


ガラッと教室のドアが開くと、ざわざわしていたクラスメイト達が声を静めた。

男子達も女子達も、入ってきた生徒を頬を赤くして、まるで見とれるように見ていた。


女子達はひそひそと「え、誰あの子!?すっごいイケメンなんだけど!!」

「こんなカッコイイ人、うちのクラスいたっけ!!?」と言っていた。


そしてまた教室のドアが開くと、原村が入ってきた。

朝から相変わらずテンションの高い原村が、一瞬とまった。

そして目を光らせ、その生徒に飛びついた。


「退院おめでとう!!髪切ったんだな!!西井!!」


クラスメイトの全員がその名前を聞くと、わっと声をあげた。

髪を切ったせいか、見違えるように顔が美形だった。


全員(とくに女子)が、西井にくっついてきた。


「髪切ったから全然わかんなかったよ!!」


「お前こんな美形だったのか!!なんでいままで前髪で隠してたんだよ~」


「はじめて西井の素顔見たって感じ!!」


女子達は西井にくっついて、ほめては質問を繰り返してきた。

それを見た原村は、両手を暴れさせて


「オレ以外西井に100m近づくなぁ~!!」


「100mって・・・教室自体入れないじゃん」


原村の言葉に、西井がつっこんだ。それを見ると、クラスメイト全員が笑った。


-これできっと、西井も完全に仲間入りを果たしただろう・・・だけど・・・-


原村は西井の耳元で小さくつぶやいた。


「今日親ふたりとも夜の11時まで帰ってこないみたいだから来いよ、

この前の病院でも続き・・・わかってんだろ?」


西井は少しだけ頬を赤く染め、微笑みながら小さく返事をした。


「・・・・・・うん・・・」


-西井の顔はオレのもの、声もオレのもの、カラダもオレのもの、

西井の存在そのものが、西井の全ては、オレのもの・・・-


-きっとこれから友達も増えて、オレ以外の男子とも遊ぶだろう、

女子達にいっぱい告られるだろう、それでも、誰にも渡しやしない、

もし奪うなら邪魔する。

西井はオレが独り占め。関係者以外 立ち入り禁止-



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約1ヶ月ぶりの更新、地味に手抜きが入っていますw