お久しぶりでございます。
先日、日本漢方交流会主催の漢方薬剤師育成研修会で実習講義の講師を担当しました。

炙甘草湯の製剤を受講者の皆さんと行いました。

薬局製剤は、薬局製剤指針に基づき製剤しなければなりません。しかしながら、炙甘草湯の原典である傷寒論に記載された製剤方法とは異なっています。そこで、薬局製剤指針と傷寒論の2通りの方法で煎じて味比べをしました。

薬局製剤指針では水で煎じますが、傷寒論では水に清酒を混ぜて煎じます。紹興酒を使ってみました。

薬局製剤指針の方法が飲みやすい感じでした。しかし、効果となるとどうなのか?興味深いです。

それではまた3年後。