車椅子のお客様がタクシーに乗られる時、やはり気になるのは天候。
どしゃ降りの雨の中、タクシー乗るのは辛いですよね。
車椅子の積み込みなどモタモタされるとずぶ濡れになってしまいます。
セダンタイプのタクシーは、車椅子を折りたたんでトランクに収納しなくてはならないので、ドライバーもびしょ濡れになってしまいます。
そこで登場したのが日産のこのタクシー
お客様が車椅子と一緒に乗ることが出来るタイプです
後ろの扉を上げるので雨よけにもなります
車椅子がタクシーに入るスロープを下ろせば
車内は広くなっているので、車椅子の車輪を固定すればすぐ出発出来ます
車椅子が乗るまで1分もかからない
これはお客様もドライバーにも嬉しい車です。
この写真は会社で撮影したため、車椅子が写っていないのが残念です
この日産に対し、トヨタが作ったジャパンタクシー
名前が凄い
日本のタクシー
どこから車椅子を車内に入れると思いますか
ナント…横から
ちょっと革新的
でもこれには最大の弱点が
雨の日はどうするの
スロープはどうやって取り付けたの
車内に車椅子が乗れるスペースを確保するのにどれだけの時間が掛かるの
車椅子を車内に入るスペースを作って、スロープをトランクから引っ張り出して広げて設置して、車椅子を車内に固定して、またスロープを畳んでトランクにしまって…
慣れたドライバーでも全行程に15分は掛かってしまうのです
これにはお客様もドライバーもトヨタに猛抗議
トヨタは全行程を5分に短縮!…と改善したのがこの動画です
(8分もある動画なのでご覧になる時は、所々短縮すると見やすいと思います)
でもね、トヨタさん。
タクシー乗り場にはたくさんのお客様が並んでいるのです。
お客様をお乗せしたら、すぐに発車しないといけないんです
どうして私たち、タクシードライバーの意見をもっともっと聞いてから作ってくれなかったの
まさか作っちゃえばあとはドライバーが何とかしてくれるだろう…なんて思ったんじゃありませんよね。
あきらかに日産の方がお客様にもドライバーにも優しい作りをしているのです。
今からでも遅くありません
根本から改善しませんか
もっともっとお客様とタクシードライバーの意見を吸い上げて
そうすれば絶対いいジャパンタクシーになると確信しているのです
来年のパラリンピックで利用者から…大きな評価が出るかもしれませんよ〜