映画「レディ・プレイヤー1」の原作読み終えました!(下) | アオバのブログ

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日々感じた様々なことを書いています。

パーシヴァル、エイチ、アルテミス、ショウトウの4人が最終決戦に向かうのはかなりカッコいいですビックリマーク

この4人は現実の世界では1度も会ったことがありません。
VR(バーチャル・リアリティ)の世界だけの友人だし(これはブログの世界と似てます)些細なことで喧嘩をして音信不通になったりもしました。

だからこそこの4人の結束に興奮してしまいます。

でも4人は現実には離れ離れです。
映画では偶然みんなが近くに住んでいた…みたいな設定になっていますが(笑)

原作ではパーシヴァルとエイチはアメリカ、アルテミスはカナダ、ショウトウは日本の大阪にそれぞれ住んでいます。

その4人が最終決戦を前に現実世界でも集結するのです。初めて出会う4人ビックリマーク
どんな方法で会うのか!これはたまりません。




最終決戦…悪人IOIの親玉ソレントはこんな感じで登場します。

  ソレントは(中略)アイテムを一つ取り出して、足もとの地面に置いた。ぼくはカメラをズームした。玩具のロボットだ。二束歩行の恐竜。特殊金属で装甲された皮膚、両肩に装備されたロケット砲。一目で何なのかわかった。2000年ごろ製作された日本の怪獣映画のロボット。
メカゴジラ

「機龍ビックリマークソレントが叫んだ。


小さなロボットは即座に大きくなった。





これに対抗するパーシヴァルのロボットは…

  コミックの『スパイダーマン』を原案として1970年代に日本で製作された特撮テレビドラマ『スパイダーマン』に登場する巨大ロボットだ。

ぼくは叫んだ。「レオパルドンビックリマーク
金属が裂けるような甲高い音が空気を貫いた。


  少し前までちっぽけな玩具だったロボットは、100メートルはあろうかというサイズに成長していた。



パーシヴァルは決戦の場に音速で飛んでいきます。そこで初めて3人のロボットと対面します。


  3人はそれぞれ光り輝くジャイアントロボットに乗っていた。
  実際に見るのは初めてだ。
  アルテミスが操縦している背の高い女性ロボット。あれは何だっけ?色は黒とクローム。ブーメラン形のヘッドギア、左右対になった真っ赤な胸甲。マジンガーZの女性バージョンって感じだな。そう思ったところで閃いた。ああ、そうか、あれはその通りのもの…マジンガーZの女性版だ。テレビアニメ『マジンガーZ』に出てきた〈ミネルバX〉。




  エイチが選んだのは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の〈RX-78〉だ。あいつは根っからの『ガンダム』好きなんだ。





  ショウトウのロボットは、アルテミスやエイチのものより頭二つ分くらい背が高い。70年代なかばに製作されたテレビアニメ『勇者ライディーン』の赤と青の巨大ロボット〈ライディーン〉だ。片手にトレードマークの金色の弓を、もう一方にはスピアのついた大きな盾を装備していた。



なんと最終決戦の場に日本の特撮・アニメヒーローのロボットが5体も登場びっくり

作者のアーネスト・クラインさん!
ありがとう爆笑
アオバ、カンゲキーキラキラキラキラキラキラ



しかし、パーシヴァル率いるロボット連合軍の総攻撃にビクともしないメカゴジラ・機龍
逆に2体が破壊されてしまいますガーン

さぁ、どうするパーシヴァル!

もうネットでご存知の方もいらっしゃると思いますが、パーシヴァルは奥の手を出します。

1日にたった1度、それも3分間しか使えないアイテムビックリマーク

ではその部分をちょっとだけ抜粋下矢印

  ソレントはぼくを殺そうとした。その巻き添えでぼくのおばさんが殺された。ダイトウも殺された。(ソレントよ!)世界の注目が集まるなかで、みじめにぶちのめされるがいい。

(この最終決戦は世界中にLive中継されている)

  
  ぼくは〈ベーターカプセル〉を取り出し、高々と掲げて起動ボタンを押した。
  目のくらむような閃光が広がり、空が真っ赤に染まった。ぼくのアバターは変身し、赤と銀の皮膚を持つ人間そっくりの異星人になった。



  胸の真ん中に輝くランプが埋めこまれている。これからの3分間、ぼくはウルトラマンだ。

  ぼくとソレントはいま、真正面から向き合っていた。高さも大きさもほぼ互角だ。





  ぼくは軽く腰をかがめて攻撃姿勢を取った。



  ウルトラマンの能力リストが(ディスプレイの隅っこに)日本語で表示されている。ぼくは迷わず〈スペシウム光線〉を選び、体の前で手を交差させた。
片方の手刀は垂直に、もう一方を水平にして十字を作る。その腕から真っ白な光線が放たれ、それに胸を直撃されたメカゴジラが後ろによろめいた。



おぉ!凄いぞ!
ウルトラマン対メカゴジラの戦いだ。
これは日本では考えられない拍手拍手拍手



  ぼくはメニューから〈八つ裂き光輪〉を選択した。別名〈ウルトラスラッシュ〉。
  外周にのこぎり状の歯が並んだ、青く輝くエネルギーの輪がぼくの右手に現れて、猛烈な勢いで回転を始めた。手首のスナップを利かせ、ソレントを狙ってフリスビー方式で投げた。



さぁ、このあとの戦いやいかに!

まぁ、最後に正義は勝つんですけどね。
その勝ち方が気持ちいいのですお祝い


そして、初めて会うパーシヴァルとアルテミス。



いや、ウェイドとサマンサ…



アーネスト・クラインさんは「レディ・プレイヤー1」の続編も執筆する模様です。
次はどんな世界が広がるのかはてなマーク
今から楽しみですラブ


* オタクの長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

* 画像のロボットはなるべく原作に近いものを探しましたが、違和感がありましたら申し訳ありません。

* なお、画像はパンフレット、ネットからお借りしました。