
「劇場に来てくれてありがとう」
「また劇場に来てね」
この2つの想いをどう表現しようかと
悩みぬいた結果生まれた「小劇場でハリウッド映画」
観られなかった方には、何を言っているのかわからないと思うんですが
出来たんです
映画という最高のエンタメの素晴らしさを、演劇という最高に自由な手法で遊びつくす
世の中の演劇が全部コレになっちゃったら困りますが
僕が「一番得意な土俵で、お客さんをお迎えする」なら、コレしかない、と
正直「構想して、走り出してみたものの、こんなの出来やしないんじゃないか…」ってずっと思ってたんですが
キャスト陣が、若かったので
「“さも”出来て当たり前みたいな顔してたらやっちゃうんじゃないか」と、稽古場で人生最大の大芝居を打ってみたところ
出来た!!!!!
現存する言葉だと「豚もおだてりゃ木に登る」が近いかと思うんだけど
今回の最高なキャストを“豚”っつーのもなんなので(ブタ、ごめんね)
「ペンギンが頑張ったら、空飛んだ」と、僕は呼んでいます
前作「首領ちゃん騒ぎ」が、本当に面白く作れたので
「もうアレより面白いのは、無理だよ…」と
血反吐をリアルに吐きながら作ったけど
マジで、今度こそこれ以上面白いものは作れないって程の最高傑作が出来ましたよ
「ウィルス・ブルース」
全キャスト最高だったので、全員書くと長くなるので
今回、特筆すべきは「リトルスーサイド」以来、2度目の黒田作品参加
増田繭
すっっっっっごい成長を、前作からも、今作の中でも見せてくれた
彼女が成長する姿も
周りのキャストが彼女を支えてくれている姿も
「ああ、俺、演劇のこういう瞬間が好き」
と、稽古場や劇場へ向かう足を
前へ出してくれました
さあ、少し休んで…
次はどんな悪ふざけしようかなッッッッ!!!!!!