感情の圏内、立ち入り禁止 | 黒田勇樹オフィシャルブログ「Surrea StringS」

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先月末にフリーになることが決まってから

以降のスケジュールというか、活動方針の決定までに余裕が欲しかったので

先々の予定が決まってしまうプレイヤーとしてのお仕事を控え

クリエイティブな方面のお仕事のお話だけ色々進めさせて頂いていたのですが

これが結構ノリノリ

9月の一人芝居ミュージカルの脚本をはじめ

年内、年度内、いくつか作品をお目にかけることが出来そうです

ここで思うのがさ

「今まではどうして失敗してきたのか」

まあ、今が大成功ならそれまでの失敗は全部母なんですが

どうにもこういう「環境が変わる」「忙しくなる」タイミングで大きな失敗をすることが多かったなあ、と

もう35才ですしそろそろここから先のステップに踏み出したい

その為には何が一番必要なのか

よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく

考えた結果

失敗するのはいつも

「感情の圏内に、感情的な人が入ってきたとき」

自分が感情的になるのを仕事のせいにしてはいけませんが

作るにせよ、演じるにせよどうしても心が剥き出しになりがちな作業

これを「自分のことを理解してくれる人なら我慢してくれる筈」と

信頼や信用に似ている様で、実は全く異なる非常に人任せで我が儘で一方的な理屈で

感情を解放し、そこにあてられた人達と大喧嘩をして全てがパー

みたいな、ことがほぼ全ての失敗の直前に起こっていたな、と思い返すわけです

社会人なら「感情的にならない」の一言で解決なのですが

我々は反社会人、はみ出し者の集まりでそれを商売にすることでどうにか生きている人種ですので

感情は原稿用紙と舞台の上に

稽古場とカメラの前に置いてこようと思います

これからプライベートでは立ち入り禁止

少し寂しいですが、本当の僕はエンタメの世界でお待ちしています、と

心に黄色と黒のシマシマのテープを貼って生きていこうと思いました

今まですぐ怒ってごめんなさい

それを反省するのにこんなに時間がかかってごめんなさい

見放さないでいてくれてありがとう

これからも応援宜しくお願いします

言うてる側から、ずいぶんエモーショナルな文章ですが

ブログはエンタメ寄りということでご勘弁を