越生酒造(資)・新井正一郎さん-1 | ようこそ、黒豚劇場へ!

ようこそ、黒豚劇場へ!

黒豚劇場の舞台には、彩の国・さいたまの黒豚を中心に、テーブルを彩る様々な食材、地酒、そして人々の物語すべてが主役として照明を浴びています。そのひとつひとつを丁寧に、紹介して参りたいと思います。

本日は、「来陽」を生み出されている
越生酒造 」さんへ。



どことなく緊張気味なのには
理由があります。

事前の、取材願いのご連絡をした際、
お電話越しであっても、その確固たる
信念や姿勢を十分に感じ取ることが出来た
新井正一郎さんに、直接お会して自分が
しっかりお話を聞き出せるかどうか、
まったく相手にされなかったらどうしよう、
という一抹の不安を抱えておりまして。

果たしてその不安は的中してしまうのか・・・?

来陽商品棚

玄関を開けて、
「ごめんください!」と言おうと思いきや、
扉が開きません。

すると目に、ガラス越しの
「少しお待ちください。すぐ来ます」との黒板が
入ってきました。

「あちゃー。アポイントを忘れられちゃった?!」

と、心配したのもつかの間、
ひょっこり現れた男性が、「こっちこっち」と
指を指しています。

「え?」とジェスチャーで聞き返すと、
どうやら本来開けるべき扉でない方ばかりを
懸命に開けようとしていた私。

もう片側の扉に手を掛けたら
すんなりと開きました。

そんなに緊張していたのかしら。笑

土間の一角に、壁掛けの古時計が
いくつか飾られているスペースがあり、
そこで早速お話を伺うことに。



うわー。
初っ端からペースを持ってかれてしまいました。

お酒の話よりも政治の話になってしまい、
すっかり太刀打ちできないままに
時間が過ぎていきます。

このままどうなるのー?

という不安は的中。
次回に続きます・・・