「CR黄門ちゃま2」の液晶画面は下のyoutubeのリンクから見てみれば分かりますが、「ピコピコゲーム」の域を出ません。
http://www.youtube.com/watch?v=Ggdo6Cv8bGo
悪く言えば「子供だまし」「児戯」なものに大の大人が揃いも揃って夢中になっている様子は、そのころのくろべえにとって異様な風景に見えました。
→映像はロークオリティ。
→ゲームとしては上手い下手がない=ゲーム性がない。
→金がかかる。
一言で言えば、「糞」
こんなものが世の中を席捲しているのを見て寒気がしたものです。
アンチパチンコの人達の論法そっくりなのがある意味面白い、と今となっては思いますが、このときは本当にそう感じました。
さて、液晶演出のお話しに戻りますが、このころの映像技術について考えてみます。
長編フルCGアニメの「トイ・ストーリー」が2億ドルもの収益を上げる大ヒット。
映画「アポロ13」が最先端CGで打ち上げの映像を再現。
方や、ピコピコゲームのこれです。
このころのパチンコに慣れ親しんだ人からおしかりを受けるでしょう。
「バカ言ってんじゃねぇ。あれが味があって良かったんだ!」と。
アーケードゲームはどうでしょう?
今とは比較になりませんが、すでにプレイステーションが販売されていて、リッジレーサーなどの3DポリゴンCGをリアルタイムで動かすゲームが出始めていました。
ついでに言えば、このころ、私はX68000という16ビットパソコンを使っていたのですが、ナムコのゲームなどはほとんど移植されていて、そのクオリティはもちろん黄門ちゃまのコレとは一線を画するモノでした。
なのに「これ」。
「バカ言ってんじゃねぇ。あれが味があって良かったんだ!」
ノスタルジックなお話しとして、この意見は分かります。
高い、低い、の非常に客観的意見として、リッジレーサーと黄門ちゃまのクオリティはどちらが高いか?
これはもう比較の対象にならないほどです。
この液晶のお話しはまた別の視点から今の超美麗液晶パチンコ機についてお話ししますが、今回はこの程度にしておきます。
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