ちょっと古い話になりますが、棚橋選手と組んでタッグリーグ戦にエントリーしていたヨシタツ選手が欠場＆棚橋・ヨシタツ組の全戦不戦敗が発表されましたね。
う～ん、勿体無いというかヨシタツらしいと言うか…。
原因は首の負傷。
開幕戦でオカダ選手にやられたレッドインク(変形キャメルクラッチ)が最終的な原因なのでしょうが、最初の原因は帰国後第一戦となった「対ＡＪスタイルズ」。
ＡＪのスタイルズクラッシュを喰らった時に痛めているんですよね。
その時の映像、僕はスカパーの生中継で見ています。
危ない落とし方をされたとか、技をミスったとかではありません。
通常、スタイルズクラッシュを受ける場合、頭は上向きにして受け身を取ります。
が、彼は頭を下向きに、つまり顎を引いて受けたんです。一人ＤＤＴ状態。
そりゃ痛めますわな。
でもね、無名選手がパッと思い付いた技の受け身に失敗したのならともかく、世界的な選手の世界的な技の受け方を知らないってどういうことなんですかね？
ＷＷＥという器の中であぐらかいちゃってたのか？って言われても言い返せないですよね。
そもそも、スタイルズクラッシュという技は受け身云々でもないし。
手足が固定されてますからね、やられたら受けるしかないんです。
では何故顎を引いてしまったか。
それは、おそらく顔面から落ちることへの恐怖心なんですよね。
まぁ、ただこれは推測に過ぎないので、辛口目線の戯れ言だと思って聞き流してください。
ただ、ＷＷＥスーパースターの看板を掲げて新日本に参戦するというのは、ある意味チャンピオンズロードへの優先チケットを所有しているようなものなんですよね。
でも、棚橋だって中邑だって、暗黒時代というものを経験し、もがき苦しみながら今がある。
柴田だって、志半ばとはいえ、自分が追い求めるものを追求して帰ってきた。
オカダに至っては、自分のインディーとしてのキャリアや土台を全て捨てて新日本にチャレンジした。
現在の新日本スーパースターのバックボーンは重いですよ。
ヨシタツもそのラインに食い込みたいのであれば、ＷＷＥでの経験や地位ばかりに頼っててはいけないと思います。
ヨシタツが新日本に帰ってきたことで、新日本がより一層豪華で選手層の厚い団体になるであろうと見込んで、信じているものだからこそ、ここまで辛口で書いてみました。
とりあえず、今はゆっくり治療をして、東京ドームで一皮剥けたヨシタツを見せてもらいたいですね！