人間さすがに70才を超えると

健康自慢の人でも

体のあちこちに違和感というか

老化現象が出てきますよね。

 

目がかすむ

耳が遠くなる

物忘れ

足腰が弱る

いわゆる老人病になる

などなど

様々な老化現象が顕在化してくるのですね

 

まあ70年も生きてくればあちこちに不具合が出てきても

当然といえば当然でしょうけどね。

 

そういう老化現象とともに

老いること

老いを生きることが

老後人生なのですから

致し方ありません

 

では

具体的にどうしたらいいのか?

 

それはまず第一に

老化と争わないことでしょうね

争ってもどうにもなりませんからね

 

むしろ

老化を友とするべきでしょう

老いを受け入れる

老いと仲良くすることでしょうね。

 

抵抗してもどうにもなりませんから

老化をむしろ

友とするのです

まあこれって結構難しいですよ

 

体も心も劣化する

それが老化ですから

それを素直に受け入れるって

難しいですよね。

でも

 

老後生活を穏便に送りたいなら

老いを受け入れるしかありませんからね

 

老いと仲良くする

老いと戯れる

そうしなければ

老化は

苦しみでしかないからです。

だれにでも訪れる老化

老いること

それは

抵抗したら苦痛でしかない

だから

老化を友とすることです

老化を受け入れることです

それしか

 

老後人生を穏便に送る方法はありませんからね。

 

老いれば体が不自由であれば

自宅にいるしかありませんよね?

散歩?

でもこの猛暑では無理でしょ?

自宅で毎日ただ漫然と過ごすだけ

それが日課ですね

日課というかそうするしかないんですよ

一日テレビでもぼーーっと見て

することもなく

呆然と過ごすだけ

それが多くの老人の実態でしょうね

まあでも

それでもいいんじゃないでしょうか?

だって趣味もないし

交友もないし

サークルにも入ってないし

老人会?

なにも入ってない老人が多数派でしょうね

というか入っていてもこの猛暑では参加できませんよね

結局自宅にいるしかないですよ、

食って

寝て

テレビ見て

それで自宅にいるしかないんですよ

これが多くの老人の実態でしょうね

特に独居老人ならほとんどでしょうね。

いま独居老人も増えていますからね

でも?

どうでしょう?

わたしはそれでいいと思うんですよ、

 

別になにもしなくてもいいとおもいますよ

ぼーーとしてればいいと思いますよ

そうして日々が過ぎ去り

毎日が繰り返す

それでいいと思うのです。

だってほかにどうできますか?

マヒや不自由のある老化した体で

目がかすみ

耳が遠くて

多少認知症で

それで何をできるというのでしょうか。

毎日呆然と日々を過ごすだけで

充分でしょうね。

 

刺激を求めたり

活動を強制したりしても

趣味をしろといわれても

無理なんですから

呆然と過ごすしかないんですよ

わたしの父母もそうでした

わたしは仕事で他県に住んでましたから

たまに実家に行くと

母は

70過ぎてから一気に活動ができなくなり

ほぼ寝たきりになりました

和室の炬燵でいつもうつらうつらしてましたっけ、

声をかけるとやっと気が付いて

でもうつらうつらしたままでしたっけ、

 

父は母よりも先に亡くなりましたが

晩年は肝不全で自宅療養ほぼ寝たきりでした

足がむくんでも気にもせず

隠れてお酒も飲んでたようでしたね

二人とも

晩年はこのように

ほぼ寝たきりで

うつらうつらして

毎日過ごしていたようでした

わたしの姉が実家のそばに住んでいて

食事や介護や掃除などはしていてくれましたから

父母も自宅療養できたのです。

そうして

母も父も

ある日眠るようになくなっていました。

このように

老後生活は

しだいに寝たきりになり

老人ホームに入らないとすれば

自宅で

このように過ごすしかないのだとおもいますよ

 

だからこれでいいのです

というかこれしか過ごし方はないのです。

 

これがみんながたどる道だからです

これしかありません。

 

老いるままに

老いに任せて

老いとともに

日日を

生きてゆく

それしか

他の方法はありませんからね。

 

老人病になる人もいるでしょうね

たとえばリュウマチとかになれば介助が必須ですし

車椅子生活ですね

おむつにもなるだろうし

食事も着替えも入浴も介助ですね

そういう老人は多いですよ

でも命ある限りはその命を生きてゆく

それが命の使命だからです

老後人生はそういう介護との共存ですからね

今を愛することです

今を生きることです

過去を悔やんでも無意味ですからね

生まれたからには命ある限りは

どうなっても生きるべきです

 

それが人生だからです

それが人生の使命だからです。