冬の旅・・・・ | 陶工の独り言・・・

陶工の独り言・・・

日常のこころの内を少しだけ・・・

そして講師をしている陶芸教室の出来事を・・・音楽も少しね

教室からの帰り道・・・・

風も強まり

遥か山間は雲で覆われています

山の方は吹雪いているのだろうな(>_<)

明日は私の街も雪化粧かな?

 さて 出がけに聞いた今日のクラッシック・・・・

去る5月18日86歳で逝去されたディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウの

シューベルト連作歌曲集「冬の旅」を皆川達夫先生の軽妙なおしゃべりで

聞かしていただきました!('-^*)/

先生は私が40年前 明治大学グリークラブに少しだけ在籍していた頃

立教大学の合唱団の顧問をなさっておられ しばしば遠くから眺めておりました

今でも元気で活躍され尊敬する方です!

さてさて 

幼い頃 この歌曲第5番”菩提樹”を唄っていたのを思い出します!

その頃は まさかこの歌曲集が こんなに暗く 絶望と悲しみに溢れたもの

とは知るよしもなく 楽しく唄っておりました!(*^ー^)ノ

シューベルトの苦悩に満ちた人生の真っ只中で出逢ったミューラーの詩に

彼は 自らを投影し 作曲したものと思われますね!

この歌曲集が作られたのが1827年・・・・

彼が亡くなったのが1828年・・・・若干31歳!

1820年代に入ってからのシューベルトの作品は充実の一途を辿り・・・

楽曲に著しい進歩と成熟が見られますね!

”ロザムンデ” ”未完成交響曲” そして3大歌曲集etc・・・

フィッシャー・ディスカウの老練な歌声とこの歌曲の持つ深い味わいが

この年の瀬の 今日の雪の日と相まって 今 私に響いています(*^o^*)

クラッシックもこれからが楽しみな季節!!

音楽祭も多く開かれ・・・・

ことさら楽しみな年末になりそうです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


今日のモザン作


                ビール・コップ
                暖かい部屋で飲む冷たいビールもおつですね!