ようやく仕事が落ち着いた旦那は、ここ数日お休み。
子供をあやしてもらっている間に、用事ができる幸せ。
ドアごしに、息子がぐずってる声が聞こえたが、まあ任せておこうと思っていたら、
旦那の絶叫が!

「(私の名前を叫んで)ーーー!大変だあーーーー!!!」

慌てていくと、旦那が興奮している。

旦那「いまharuくん、ママを探して、『ママ!』って言った!」

私 「えーーーうそぉ。空耳アワーじゃないの?」
   (といいながら、鳥肌がたつ)
旦那「いや、ホントにハッキリ言ったんだって」

息子をみると、にや~っと笑っていた。

真偽はいかに!?

ま、空耳だとしても、自分で聞いてみたいなあ。



ねーねー、本当に言ったの!?


子供ができて、ニッポンの伝統文化に触れる機会が増えた。

お七夜、お宮参り、初節句、七夕、そして生後100日目に行う「お食い初め」。

仕事柄、伝統文化を取材することが結構あったが、話を聞くのと実際にやるのとでは大違い。というか、面白さが違う。

お食い初めとは平安時代から続く儀式で、子供が一生食べるのに困らないようにという願いをこめて、食べ物を食べさせる(フリをする)。
尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、お吸い物、、、そして、丈夫な歯がはえますようにと、小石を3つお供えする。
皇室では、石は京都の鴨川で拾ってくるらしい。理由は忘れたけど、確か風水的な方角がいいとかそんな理由だったと思う。
うちの母は京都出身で、ちょうど京都に行くというので頼んだのに、すっかり鴨川に行くのを忘れたらしい。で、墓参りした爺ちゃんの墓で石を拾ってかえってきた。ま、ご先祖さまの石だったらいいか。

鯛は、高島屋で塩焼きを注文。お吸い物の蛤も同じく高島屋で。
赤飯、煮物、焼豚、豆腐田楽などなど、母親の手作り。
私は手作りでチーズケーキとかを作ってみた。(物価高の折、ハッキリいって買った方が安かったけど。)
一日がかりで準備。で、肝心の息子は、、、着物を着せられ「なんでこんなコトやらなあかんねん!」てな感じでしたが、泣くこともなく無事に儀式を終えることができました。
長く生きることができなかった時代、無事に成長していくことを願い、それを感謝する儀式が多い。
当たり前のように元気で暮らしているコトに感謝!




ということで、久しぶりにHPも更新してみました。 ↓
http://www1.odn.ne.jp/kuro/
なかなかライカで写真を撮る余裕がないのだけれど、これまで4本ほど撮影。少しづつアップしていきます!

本日で我が息子、生後100日を迎えました!
あっという間だったような、長かったような、、、の100日間。

記念すべき本日、、、
本当は「お食い初め」をするハズだったのに、旦那が仕事、、、というかスタッフとの飲み会があり、明日に延期。。。
もーーーー!!!
今日は、三ヶ月検診~予防接種などなど、いろいろ段取りしてたのに。。。

いかん、いかん。
息子が誕生してから、どうも旦那とのケンカ(私のガミガミ)が増えたような。
私の持ち合わせている全愛情が息子にいっているからなのか?
ずっと家にいるから、ストレスのはけ口が旦那になっているからなのか?
うーん。優しくて暖かくていい人なんですけどね。。。
私の両親のことを大切にしてくれるし、「有り難う」という言葉を忘れないし、
何かあったら私と子供のことを命をかけて守ってくれるだろうし。
(ちょっとダラしない所があるだけで。。。)

結婚講座で神父さんがいっていたコメントを忘れないようにしないといけません。

「幸せになる方法、知ってますか?

とても簡単です。
自分で「自分は幸せだ」と思いこむことです。

誰かに幸せにしてもらおう、なんて考えてはいけません。
幸せ、というものは、自分の心が決めることです。」


はい。その通りです。
家族も息子も健康で生きていられるコトに感謝。
明日は、明るく楽しく、お食い初めするぞ~!
(旦那がまた仕事を入れていないことを祈るのみ)


もうすぐ首が座りそうだ!

ニギニギもできるよん♪

久しぶりに会社へいった時のこと。

部長との面談があった。ここ1年の仕事の成果を話しあうというもの。
うちの会社、給与体系が変わったのです。これまでは働いた時間で計算されていた給与が、年俸制になる=働いた時間よりも、どれだけ会社に貢献した仕事をしたか、、というのを評価。
=不景気の折、年収を下げる口実。
でもって、私の場合、妊娠発覚後は仕事をある程度セーブせざるを得なかったので、会社への貢献度はかなり低い=年収さらに下がること間違えなし。ムカっ!社会には貢献してるんだけどねえ。。。

仕方ないので、あまり自己プレゼンをしない私が、必死に「私がんばりました!」ということを部長にアピール。照れくさいが、息子のためだ!
実は、私が作ったドキュメンタリー番組が、文部科学大臣賞とかいうえらそうな名前の賞をとったので、そのことをはじめ、会社に貢献したとこじつけられるコトを思い出しぺらぺら喋る。

その後、せっかくなので、都会でひさしぶりに友人に会い、旨いメシを食べる。
なんだかんだやって、気づけば我が子を実家に預けてから8時間経過=オッパイがパンパンに!
速攻、乳を出すが、ガンガンに張って我が子もなかなか吸えない。

ってなコトがあって数日後、左のオッパイになにやら異変。どうも痛い。。。
気のせいかな~なんて思ってたら、ある日、息子が乳首をくわた瞬間「イターーーー!!!」
横浜で有名なオッパイマッサージの助産院に行くと、’白班’があることが判明。
乳腺がつまってオッパイが底にたまり、そこが「膿んでる」と言われ、ショックーーー。
さらに、そのオッパイマッサージの痛いこと痛いこと。
ハッキリいって陣痛より痛かった。

食べ物は、そんなに脂っこいものとか甘いもの食べてないので、やっぱり授乳の間隔があいたのが原因なのか、、、
でも、ホント辛かった。
くっそーー部長のせいだ!!などとまた部長にキレたりして。笑。
皆さんもお気をつけて。。。

そんなコトはお構いなしで、風呂を満喫した息子。
気持ちよくって時々、風呂の最中に寝ちゃったりします。


子供が産まれたら「絶対、シャンパンで乾杯だ!!」とずっと思っていました。

しかし、、、出産後、病院の助産士から厳しい一言。
「産後も、妊娠中と同じような食事をして下さいね!
酒、カフェイン、甘い物、脂っこいもの、ダメです。
おっばいマズくなりますし、乳腺症になりやすいですから。
勿論、アルコールもダメですよ。」

がびーーーん。

知らなかった。
特に私が出産した病院は、完全母乳を厳しく押し進めているとこ。
しかも、私の好きな物ばかりではないですか。
加えて、乳製品、卵のとりすぎも良くない、という噂も。
ショック。牛乳と卵も、私の好物なのに。。。

本当に皆さん、そんな食生活をしているんでしょうか??
ちょうど乳児湿疹がでる時期で、お尻かぶれも少ししてるから
私の食事がよくないのかしら?と不安になることも、、、

先日、用事があって汐留へ。久しぶりに、広告代理店につとめる美人ママさんとランチ。
さっそく質問してみると、
「大丈夫大丈夫~!あんまり神経質にならなくても!」と力強いお言葉。

だよね、とランチで脂っこい中華料理を思いっきり食べる。
が、小心者なので、息子にオッパイをあげながら、ちょっと心配に。。。

皆さんはどんな食事してるんでしょう。



ホント余裕がなくて、ブログを書く気力がなかった。が!
気がつけば、我が息子HARUが産まれてもうすぐ2ケ月じゃないですかー。
いやー長かったような短かったような。。。

生後まもない頃

今日は昼間、旦那が仕事の合間に家に戻ってきて4時間ほどいてくれたので、買い物→晩ご飯→風呂などバババと済ませて、ついに時間ができた!というわけで。久しぶりに書いてみます。

とにかく人生の中で、間違えなく「激動の2ケ月」でした。なんたって母親になったんですから。
もう初めて尽くしの連続。例えば、、、

1:自分のことは後回しで、こんなに一人の男(息子)に尽くすのって人生初!

2:誰かの笑顔に泣くなんて、初!
最近、ちゃんと顔をみて笑ってくれるようになったんです。その笑顔の力って、凄い。
本当に幸せな気持ちになります。
この子をきちんと育てなければ、、、と決意も新たにするのでした。

Smile !

3:こんなに毎日、自炊するなんて、初!
仕事柄ほぼ外食で、料理しても週末たまーに。
それがほぼ家に軟禁状態なので自炊するしかない。
徐々にレパートリーも増えつつあります。
(が、凝った料理は時間がなくてできないので煮込み料理が多いですが)

4:倹約家に大変身! 自分の洋服を衝動買いをしなくなる(社会人になって初!)
私のストレス発散法は、衝動買いでした。特に自分の洋服。
とにかく一気買いして満足し、結局あまり着ないというパターンだった。
が!!!もはや自分の洋服には興味なし。お金があったら息子のために貯金貯金、という発想の転換。

5:酒の大好きな私が、禁酒!!!!
妊娠がわかってからもうすぐ10ケ月。ということは10ケ月飲んでないわけだ。凄~い。
※たまに、ビールをコップ半分飲んでますが、ほぼ禁酒ということで。。。
でもこの間久しぶりに会社に行った際、コンラッドホテルのフレンチに入りワイン2杯飲んだなあ。。。(帰宅後、搾乳して乳は捨てて、粉ミルクにしましたが)

6:実家の母親とここまで親密なるのも人生初かも!?
実家がそばなので、週に2回くらいはお互い行き来。料理をもってきてくれたり、面倒みてくれたり。本当に本当に助かってます。有り難いです。

7:寝るのが大好きな私。8時間睡眠できなくても大丈夫に!
テレビ業界にいるくせに、寝ないとダメな私。徹夜もするけれど、基本は8時間睡眠。仕事がヒマで家にいる時は夜10時には寝てましたね、子供みたいに。。。
それがなんと最近は5、6時間睡眠!
息子は昼間ほとんど寝てくれないけど、夜には寝てくれるのでそれは助かってます。
育児休暇中、もう少し時間ができたら、企画書を書いたり、本を読んだり、英語を勉強したりしたいなあ。果たしてこの先、そんな時間ができるのか!?

おっばい飲んで爆睡

とりとめなくなりました。。。いつ息子が起きるかドキドキするので焦っているのかも。
とにかく、今は赤ちゃんに振り回されてる毎日。いつもう少し楽にになるのかわからないけれど、長い人生の、たった一年。今後の仕事のことも気になるけど、のんびりやろう、と言い聞かせてます。
あまりにバタバタの日々で、すっかり遅くなってしまいましたが、、、

ついに赤ちゃんがやってきましたー!!

4月が予定日だったのに、生まれてきたのはなんとも洒落た、3月31日!
しかも3日がかりの難産!
いやーホントに大変だった。
最後は促進剤の世話になりましたが、赤ちゃんは元気に生まれて来てくれました。

足の間から頭がでてくるのがみえ、そして枕もとに連れてこられた我が子と初めての対面、、、
あの姿、忘れるものか。
ほんとに可愛くて涙がでた。。。
なんだか今考えても信じられない体験です。

がっっ!退院後、初めての子育ては、高齢出産の身にこたえております。
正直、仕事より大変ーっっ!
おっぱいあげても泣かれると、どーしたものかと途方にくれてしまう。
旦那のちょっとした言動にイラっときてムカついて涙が止まらなかったり、、と
育児書にのってる産後の症状のフルコースを堪能中。
放送日も納品日も決まってない、エンドレスな日々に、気が遠くなることも。。。
でもオッパイを飲んで満ち足りた顔をし、私の胸元で寝てる姿には、なんともホンワカした気分になります。
とにかく健康が1番!

生まれて来てくれて有難うーー!
新米ママ、頑張ります。ひとまずご報告まで
はじめまして!haruです
「隣の芝生は青くみえる、、、」とは良くいったものです。

やっぱり子供が欲しい!
35歳から漠然と思っていた。会社でも「来年こそ産休とるから!」と公言していた。(あてもないのに)。

で、念願かなって妊娠して仕事をセーブしだすと、面白そうな番組や自分がやり始めた仕事を別の人に譲らなければならない。うーやってみたいのに、、、などと悔しく歯がゆく思ったりしていた。

そんな時、私が尊敬する某テレビ局の大先輩(50代男性)に妊娠の報告をしにいった。
すると、計らずもこんなアドバイスをしてくれた。

「今は何が大切か、って子供を無事に産むことだ。
中途半端に仕事なんかすると両方どっちつかずになる。
子供を産み育てた後、必ず作り手として一回り大きくなって、いい作品が作れるから、
今は焦らずお腹の子供のために頑張れよ。」

じーんとしました。
具体的にどう子育てと仕事を両立できるかはわからないけれど、妊娠出産後は、第二の人生の始まりなのだ。
今までの自由気ままな暮らし、海外ロケや一人旅、飽食の日々や衝動買い、、、
楽しかったけど、考えてみたらこのまま一生続いてもつまらない。
一度しかない命。新たな人生をそろそろ体験しても面白いハズ。きっと、お金や物ではない、大切な何かを得られるぞ!、、、という思考に変化していった。

今はとにかく子供が元気に生まれてくれて、旦那や両親も健康で、家族仲良く暮らしていければ、と願うばかり。。。
お腹の子供は、37週にして既に推定体重3000グラム。
一体いつ、どんな感じでこの世に誕生してくれるのかな。
(といいつつ、保育園などの事を考えるとできれば4月3日以降がいいなあ、とお腹の子供にお願いしてるママを許してねん)


さて、妊娠が発覚し結婚を決意したデキちゃった婚の私たちですが、その頃まだ両親に彼を紹介していなかった。ま、20歳そこそこの小娘じゃあるまいし、まっさか反対されるなんて思ってもいかなった。が!!
彼がフリーの仕事=不安定ということもあって、サラリーマンの父と専業主婦の母は心配したらしい。
我が家へやってきた彼を待ち受けていたのは、かなりアウェーな空気。明らかに非歓迎ムードだ。
母なんて食事中にテレビとかつけちゃったりして。
律儀な彼は、まずは結婚のお願いを頭を下げてしたい、、、ということで、敵陣に睨まれながらも「娘さんと、けっけっ、、、結婚させて下さい!!」とお願い。
すると、
「ま、よく考えたら?娘はあまり結婚にむいてないと思うし」なーんて偉そうな発言をする親。
しかし、このアウェーな中で、そんなセリフをよくぞ言った!と彼の誠意さに感動。

結局、妊娠のことを言えずじまい。すごすごと帰ってくる。
3度目の対面を経て、まあ二人で決めることだから、とようやく許可の言葉が。
そこですかさず、私から妊娠の報告。
すると母は「やっぱりねーそんなことだと思ったわよ!」
父は、複雑な表情を浮かべていたっけ。その晩、父の寝室から深~い溜め息が聞こえてきた。

あれから半年、、、あと2週間ちょっとで予定日。
手先が器用な母は、生まれてくる子供のために、いろんなモノを手作りしてくれている。
(お陰で、小さい頃から家庭科の宿題を母に頼んでいたため、私は全く裁縫ができない)

1:柔らかいカーゼ布を使った、クマの形したベビー枕。
(赤ちゃんのサイズにあっているのかは不明)

2:余った布で、にぎにぎ人形(クマ)

3:余った布で、ガラガラ人形(ネコ)

※顔だけは、私が縫いました。






当初はいろいろ反対していたけれど、初孫を待っていたのかしら??
しかし、いまだ父親は、喜んでいるのかいないのか不明。
赤ちゃんがやってくる時、どんな反応をするだろう。
皆さんは、自分が産まれてくる前、お母さんのお腹の中にいた時のこと、覚えていますか?

2、3歳の子供たちが、胎内にいた記憶を喋っている本があります。きっとご存じの方も多いかと思いますが。
「ママのおなかをえらんできたよ」「おぼえているよ、ママのおなかにいたときのこと」
池川明さんという産婦人科の院長が、子供たちから胎内記憶を聞き取りして、本に書きおこしたもの。

「(お腹にいた時)パパとママの声、聞こえたよ。パパが、ぞうさん、歌ってた」

「ここ知ってるよ。おへその穴から見てたもん」

「空の上から見てて、みんなでどのママの所にいこうかって考えて、このママのところにきたんだよ。
やさしいママだから、えらんできたんだよ」

妊娠の初期、彼とケンカをよくしてた時にこの本を知って、読みながら号泣。
そうかそうか、わざわざ選んできてくれたのかー。なんて感動したものです。
シリーズになっている本をいくつか読んでみると、だいたい産まれてくる子供たちは、両親とくにママの役にたちたい、ママを選んできたという話が多い。
信じるか信じないかは人それぞれだけど、そんな縁があってやってきてくれたと思うと、感慨ひとしおだ。
ん?ということは、私も自分の母親を選んでやってきたわけだ。命の連鎖にはきっと意味があるのだろう。

、、、という本の影響もあって、我が家ではやたらとお腹に話しかけています。(特に旦那が熱心)
逆子だったのも「頭はこっちだよー」と言い聞かせたら、直りました。
(逆子体操のおかげかもしれないけど)

出産予定日は4月上旬。ちょっと早まると3月生まれで学年がかわっちゃうし、保育園に入れるのが大変だ、と知人が脅されていたため、
「4月ね!春になって桜が咲いたら産まれてきてね」とも言い聞かせていた。

しかし先日、新婚旅行と称して旦那と伊豆へ一泊旅行。そこで、早咲きの「河津桜」を思いっきり堪能してしまった。ソメイヨシノには負けるが、なんせ満開で、桜並木には屋台が連なる。
花見しまくり食べまくり、「楽しかったね~」なんて言ってる翌日からお腹が張って来る。
ま、まさか、、、桜を見てしまって、赤チャンが誤解したのでは!!??
焦って「あと1ケ月後だよ!4月だよーーーーっ」と言い聞かせているのだが。。。
会う人会う人に、「いつ生まれてもおかしくないですね~」なんて声かけられてしまう。

果たして我が子はいつ誕生するのか!?もはや神のみぞ知る。(つづく)
sakura
kawazu