偽勇者はテンションでボスを倒せないならと、しかたなくバスとPTを組み行動を共にしていた。



今日の夜の締めは、
九時から予約していた
天地然。



ボスと共にいざ参る。


ココは、アカスリ.人参風呂.ヨモギ蒸し.
カッピング.全身オイルマッサージ.顔パック.他が出来るのだ。


コースを注文。


何度か店員に
「お姫様コースね!」と言われた。


コースの名前が恥ずかしいなんて言えやしなかった。自分のバカ野郎。



ココは、番号が呼ばれたら順番に移動して回って体験して行くのだが中に入ってビックリした。


ドライヤーで髪を乾かしている若いオナゴ。アカスリをやってもらってる女の人。サウナに入ってるオバチャンも。


アイツも。
コイツも。
ドイツもコイツも。



みんな
日本人だった。


あっぱれデス。



なにはともあれ
疲れが取れてサッパリ。



天地然。



ココは韓国の
日本でしたとさ。
翌日。
朝から二人でガイドブックで行きたい所を探す。

地図を広げ行き方を確認。


行き先は、
とりあえずでミョンドン。


地下鉄のキップは親切に日本語表示があった。


すごいぜ韓国。


乗換えも大丈夫!
オッケーだ!問題ナシ!
道になんて迷わない。
すごいぜウチラ。



順調だぜ。


順調じゃないのはモモンガの腹の調子だけ。


まぁ、トイレの回数はさておき問題ない!



ガイドブックに乗っていたショップを次々に巡る二人。



この後、
問題ないコトが
問題なんだと知るバカ二人。



行きたい所に迷わず行けすぎて、買い物しまくる。



まくる。



マクリマクリスティー。



そんな二人の間に
荷物と言うなの愛らしい
小さなモンスターが誕生。


こんなモンスターなんて今のうちら二人のテンションからしたらザコキャラでしかないと思っていた。


時間が経つにつれ
徐々に膨れ上がってく
モンスター。


重たい。。。
両手の自由がキカナイ。

HPが
知らぬ間に減っていく。



モンスターは
いつしかザコキャラではなく、ラスボス並にレベルアップしていたのだった。



二人は勇者には、
なれなかった。



勘違い勇者はモンスターに負けお茶と休憩を繰り返したのだった。
飛行機で明日の計画練ろうと言っていたが爆睡。


そんな計画をしよう!
という計画さえも果たせないウチラ。


ハイ。どんだけ~。


己の欲望に正直なのだ。


無事に
夜中二時ホテルに到着。



人間の三大欲求、睡眠を取ったウチラは次に腹が減った。どこまでも忠実デス。


夜中二時過ぎ腹を満たそうと韓国の街の探索が始まる。


近くにあった
飲食店へ突入する事に。


メニューを指さして、
「コレとご飯下さい!」


もちろん日本語。
ここで二人は、国境と言う壁に初めてぶつかった。


米が通じない!!!
日本語がダメなら英語で。


「ライス!!!」


通じない。。。
今や英語が出来なきゃ駄目と言われる中でライスが通じない。ライスは英語じゃないのか?どうでもいい疑問が頭に浮かぶ。


「米!白米!ライス!白!ホワイト!」


通じない。。。


おっ!!!
隣の席の人の奴が残したスープにご飯が入ったヤツがあるジャマイカ。これでいい!!!


指さして
「これ下さい!」
店員はやっと理解してくれたようだった。


出てきたのは、白菜とか色々入った赤いスープに白米。



おぉ!!!
米だ!!!感動した!!!


店員は、サイダーをサービスと言って持ってきてくれた。


ウチラが勉強もせずに来たせいなのに、それを必死に理解しようとしてくれて、おまけにサービスしてくれるなんて。


ゴメンナサイ。
ありがとう。


で、
結局米は何て言うんだい???


韓国の人の優しさと、
自分の無知の反省と、
米に対する疑問が産まれた日だった。