松井のブログ

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落語をやりながらつらつらと…

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 ある居酒屋で若い落語家さんと知り合った。私たちサラリーマンにとって、落語家修行の話は全てが興味をひくものであった。誰ともなく「落語をやってみたいな」という声が上がった。落語塾の始まりである。


 月に2回、日曜日の午後に店の座敷で小噺の練習である。思い返せば、あまりに情けない生徒達であった。噺は覚えられない、足は痺れる、江戸弁が出てこない…。


 それが14年目に入った。塾生は入れ替わりをしながらも40名余り、20代から60代半ばの老若男女である。発表会は、この5月で22回目を迎えた。出演者は毎回20名を超え、義理や人情で足を運んでくれるお客さんも100名を超えている。嬉しいことに、老人ホームの慰問の依頼も増えた。塾生の腕も少しずつ上がり、落語らしくなってきたのだろうか。


 実はこれだけ続いた理由がある。勉強会の後の師匠を交えての呑ミニュケーションだ。多種多様な職業と立場をこえて、仕事や人生の失敗談をおもしろおかしく話す。時には寄席の楽屋の裏話もでる。大笑いだ。月曜からの英気をここで養っていたのである。