タバコスポンサー・その3 | オッサンゴレイロ・シゲオのブログ

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宮城競技フットサル界の片隅にいる札幌出身オッサンゴレイロのブログ
基本的にコレクション系のネタ多めでユニフォームとスニーカー、キン肉マン、F1の昔話等々・・・
これからは新しい家族の黒猫クロミとわかばのネタが増えます。

 

70年代からF1に参戦していたタバコブランドはメジャーなのがマールボロにJPS、ジタンですかね。 

 

JPSはイギリスのブランドでジョン・プレイヤー・スペシャルと言う名前のタバコでした。 

その名前の響きが非常にカッコよく聞こえるのはシゲオだけですかねはてなマーク

 

 

カッコいいのは名前だけでなくカラーリングもでした。 

JPSカラーと言ってもいいブラックにゴールドのカラーリングはカッコよすぎです!!

F1マシンの中でも1,2を争うカッコ良さだと思います。

 

 

ブラックマシンにセナのイエローヘルメットは非常に映えましたね。 

 

この画像はカッコよすぎ!!

 

 

セナはトールマンからロータスに移籍しF1、2年目で初優勝もマークして一気に才能が開花しました。 

あっという間にエースのエリオ・デ・アンジェリスを抜いてしまった所がセナの才能の凄さでしょうか。

 

こちらは先輩エリオ・デ・アンジェリス。 

 

それまでロータスのエースとして活躍していましたが、セナの加入でエースの座を奪われ居心地が悪くなり翌シーズンブラバムへ移籍。

そしてテスト中の事故死・・・・・。 

ブラバム移籍が運命の分かれ道だったのが何とも言えません・・・・。 

ただ当時の各チームの状況を考えるとブラバムへの移籍が一番だったんですよね。 

 

ベテランのような雰囲気がありましたが、まだ28歳でした。 

 

エリオ・デ・アンジェリスといえばこのヘルメット。 

 

アレジのアイドルがエリオでした。 

 

 

 

 

 

 

70年代後半のロータスのマシンはその気高い美しさからブラックビューティーと形容されていました。 

 

黒光りしたボディにゴールドのロゴが非常に映えますね。

ナンバーにユニオンジャックが付けられているのもカッコいい。 

 

ロータス78や79はJPSマークファイブというネーミングもあったのがJPSとの繋がりの強さを感じますね。

 

日本でもJPSカラーのF2マシンが走っていました。 

中嶋悟がJPSマーチをドライブしていました。 

ヘルメットもこの時はブラックだったんですね。

 

 

 

JPSはインペリアルタバコのブランドの一つなので、77年の日本GPではロータスの二ルソン車だけ突如インペリアルカラーに変更されていました。 

 

これはこれでカッコいい。 

このシーズン限りでロータスから新興アロウズへ移籍する事になっていた二ルソンでしたが、この時に既にガンに蝕まれていたそうです。 

二ルソンは翌年残念ながらアロウズのマシンを駆る事無く亡くなってしまったので結果的にこのインペリアルカラーのロータスでのドライブがF1ラストランでしたショボーン

 

 

 

 

次はジタン

ジタンはフランスのタバコでジタン=リジェ、リジェ=ジタンといってもいいくらいずっとリジェのマシンにはジタンのロゴがありました。 

 

ジタンのロゴには必ずある踊っている女性のイラスト。 

これはジプシーの女性だそうです。 

 

リジェがまだトップチームの一つだった頃のマシン。 

リジェは76年にF1参戦して翌年に初優勝をマーク。 

一躍優勝争いを繰り広げるトップチームの一つになりましたが80年代中盤に入るとマシン開発の失敗や強力なエンジンを獲得できず一気に中堅チームになってしまいました。 

 

その辺りはティレルと共通している点かも。

 

 

フランスのマシンにアスレタ好きなら一度は目にした事のあるカフェブラのロゴが・・・・。 

 

この時はブラジル人ドライバーのボウセルが乗っていたので付いていましたが、正直違和感しかないかな。 

マシンもブラバムBT52の影響なんでしょうけど、BT52のようにカッコ良くなく、ただ細長いだけのマシンに見えてしまいます・・・・。

このシーズンは確かノーポイントだったはず。

 

 

 

リジェ史上最大と言ってもいいハズレマシンJS29。 

アルヌー、ヨハンソンの元フェラーリコンビが駆ったにも関わらずノーポイントでした。 

 

 

当時最強と言ってもいいルノーエンジンを搭載した92年のJs39。 

かなり期待されましたが、優勝はおろか表彰台にも上がる事無くシーズンを終えています。

 

中堅チームになってからは資金はあっても持て余し気味な印象でしたね。

 

リジェ時代はずっとジタンが付いていましたが、チームがプロストに変わるとライバルのゴロワーズに変更されていました。

 

 

 

イギリスのブランド、バークレー。 

イギリスもタバコのメーカーは多くバークレーやJPS、WSPCのジャガーに付いていたシルクカット等がスポンサーになっていましたね。 

90年代後半ジョーダンに付くベンソン&ヘッジスもですね。 

 

 

80年代前半アロウズのメインスポンサーとして登場。 

クリーム色にブラウンがバークレーのカラー。 

 

85年のアロウズはベルガー、ブーツェンの若手コンビが駆っていました。

 

ベルガーは84年のデビューからとんとん拍子にステップアップしていきました。

ブーツェンも負けじとベネトンからウイリアムズとステップアップしていきましたが、地味な印象でしたかね・・・・・。 

 

 

アロウズの後は87年から90年のウイリアムズに付いていました。 

 

バークレーのロゴはタバコ広告規制のあるイギリスやドイツではドライバー名に変更されていました。 

タミヤのFW13Bのプラモを買ったんだけど結局作らずじまいだったな~。 

 

 

92,93年はジョーダンに付いていました。 

92年のジョーダン・ヤマハ192、懐かしいです。

 

F1でのスポンサーは93年まででした。 

 

バークレー、ロスマンズは99年にブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)に統合されてしまい

2000年以降はモータースポーツに姿を現す事はなくなってしまいました。