クロコーチのブログ〜スペイン・サッカー留学〜

クロコーチのブログ〜スペイン・サッカー留学〜

大学を卒業してから指導者としてサッカーに携わってきました。
より成長するため、現在世界一のサッカー大国スペインの指導法を学びにバルセロナへ留学しています。
2014-15シーズンはCD.ALMEDAのAlevin A(U-12)でカタルーニャ州3部を戦います!

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先日郵送されてきたJFAニュースを読んでいたら気になる部分がありました

それは"チームプレーによってプレーを制限されている"という趣旨の内容でした

どのような場面を指しているのか文章からだけではわからないのですが、とても引っかかりました

果たしてチームプレーを要求する事はプレーを制限することになるのでしょうか

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私はそうは思いません
正しい戦術を伴ったチームプレーは選手の判断を簡単かつ素早く下せるようになる手助けとなるものです

それは決めつけなんていうものではありません

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一方で練習したフェイントを試合でやる事、ドリブルばかりを選手にやらせる事はプレーの強要や制限にはならないのでしょうか

偏った"個"信奉主義が必要な戦術すら否定し「世界に通用する選手を!」と言っている気さえします

ですが世界に目を向ければ欧州では低年齢から必要な戦術を段階的に学んでいます

そういったところで活躍できる選手を育成したければ、そこから学ぶべきなのです

そしてそこに監督やチーム・クラブや国の色を付け足すべきだと思うのです

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日本でもトップレベルの"個"を持っている選手達が海外で活躍できていない現状を見なくてはいけません

そこから「もっと強烈な個を育てよう」という議論にならずに「個を育てようとする以外にやらなきゃいけない事があるんじゃないか」という議論にJFAも含めて進んでいく事を願います
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