こんにちはニコニコ
1年以上ぶりの更新(*´-`)
このブログを始めた時は新婚で
日々の生活やポイ活のことなど
綴ろうと思い始めたものの、、、

いざ、生活が始まってみると
仕事と主婦業の両立に追われ、
なかなか書くことができず、
テーマも定まらず、放置状態ヽ(;▽;)
でもいろんな方のブログをフォローさせて
頂き、毎日拝見はさせて頂いておりました照れ
料理、掃除、お得情報
たっくさん参考にさせて頂いてました^_^

フォロー人数も増えず、
こんなブログ見てくれる人誰もいないと
思うけど、、、
今日は、あるテーマで書こうと思います。

それは、卵巣嚢腫という病気について。

わたしは3年ほど前、まだ独身時代に
生理不順で初めて婦人科を受診しました。
それを機に、子宮頸癌検査などきちんと
受けるようになりました。
そして、1年程前晴れて婚約してから
ブライダルチェック?
というとものを受けようと思い再び婦人科へ。
その際、超音波検査にて、右の卵巣に
小さい嚢腫があります。と言われました。

でも、1㌢くらいの嚢腫だし、若い女性に
最も多いものなので経過観察をしましょうと。

正直その時は、婚約をしたばかり。
え?卵巣嚢腫?なにそれ、大丈夫なん?
でも大丈夫なん?っていうのは
自分の身体のことではなくて、

子どもできるんかな?
っていう疑問が頭に浮かびました。

でも先生は、片方の卵巣が正常に機能していれば
妊娠には影響ないし、
逆に妊娠してから発覚する人が多い病気。
と言われました。
だから半年に一回くらい経過を観察していこうと、
大きくならなければ何にも問題ないよと。

少し安心しましたが、でも、やはり不安。
でも幸い結婚してからも嚢腫の肥大はみられず
生理不順もなく、むしろ毎月同じ周期でくる。
生理の長さも恐らく順調。痛みは少し強いかな?
でも、薬を飲めば治まる程度だったし、生活に
支障はきたさない。生理痛なんて女性なら
当たり前のこと。と何も気にしていませんでした。

そして結婚して1年

定期検診にて婦人科へ。
そしたら、左に嚢腫のようなものがうつってるね〜

え?左?今まで右じゃなかった?

超音波では検査に限界がある。
見えにくいタイプの嚢腫かも。
今まで2年くらいフォローしてたけど
疑わしい所見はなかった。
一応、MRI検査してみよう。血液検査も。

話が淡々と進み、人生初のMRI検査へ。
後日専門病院へ行き、説明を受け検査。

ビーカンカンカン、ゴォーー!!!
まさに工事現場にいるような気分。
狭いし、うるさくて長く感じる。
20分程で終わりました。

後日、CDROMを持って婦人科へ。

そして、、

左に6センチ程の大きい嚢腫があります。
それは素人が見てもわかるくらいの
綺麗な真丸の嚢腫。
右は変わらず1センチくらい。
恐らく血液検査も問題ないし良性だと思う
検査にかけないとわからないけど。
オペ適応レベルですね。

次々に話が進み、頭がついていかない。苦笑

片方の卵巣が正常なら大丈夫。
その、大丈夫と思ってた側の卵巣に
オペ適応レベルの嚢腫。

思わず先生に、聞きました。

嚢腫をとることで不妊のリスクは?

先生の答えは
むしろ妊娠を望むなら取った方がいいよ。
とのこと。ここではオペできないから
病院を紹介する。家が遠いなら自分の近くの
病院調べてもらってもいいよ。

いやいや、そんな急に言われても。笑💦

結局、行き着いた答えは
嚢腫はとる。病院は提携先の病院。

家族と相談し、一旦そお決めました。
2週間後にオペを受ける市立病院へ受診することに
なりました。

その時私は、
結婚式約1ヶ月前(1年以上前から契約)
その3ヶ月後にハネムーン
そこから子ども作ることは前向きに考えていいね!
と旦那と決めていました。

いろんな不安がありました。
だってオペとなると3週間くらいの安静が必要。
オペは2ヶ月待ちとかザラにある。

でも、旦那は嚢腫をとって身体を整えることが
大事やから、ハネムーンは延期でもいい。
早くオペできたらいいな。
少し救われました。

ひとまず結婚式は挙げてからオペの日程を
調整しようと決めました。

そして、いざ市立病院初受診の日!!

男性ドクターで優しい口調で説明してくれる
先生でした。
先生の見解は、、

確かに5センチくらいの嚢腫があるねー。
嚢腫を取っても取らなくてもいいギリギリの大きさ。
嚢腫を取ることで、生殖機能の低下の可能性あり。
(多くの卵管を削ることで卵子が減るから)
オペ後癒着とか起こすと不妊の、リスクが高まる。
最悪妊娠してから取ることも可能。
でも万が一妊娠中に大きくなったり捻転したり、
破裂したりすると危険。リスク高い。
それにオペは安定期にならないと行えない。
ただ、いずれ取らないといけないのは確か。
このまま放置していれば
捻転や悪性腫瘍への変異、破裂、
とにかくデメリットが高いことは理解しました。

あとは取るタイミング。

今とれば、不妊のリスクが高まる可能性はある。
取らずに妊活をして、妊娠して運が良ければ
安定期に取ることができる。
ただ20センチになって気づく人もいるほどだから
この大きさではオペの緊急性はない。

あーどおしたらいいんやろ?
私は医療従事者として働いている。
だから、リスクを患者さんに話すことの
重要性はよくわかる。むしろ万が一の
リスクを優先的に伝える。

でもこれが、こんなにも辛くて不安になるんだなって
身をもって理解しました。

頭がフリーズしてる私に先生は
もお一度、エコー診てみよう。
って言ってくれて、その間先生は

先生:子作りは今までしてなかったんやんね?

私:はい。新婚旅行までは避妊の予定でした。

先生:そおかー。痛みはあった?

私:生理痛が重なったり、考えてみた、生理以外の日に
 下腹部痛を感じることもありました、

先生:痛みもあるってことも少し気になるし、
  妊娠を望んでて、結婚式が延期になったんなら、
  先に嚢腫取ってもいいんじゃないかな。

※実はコロナウイルスの影響で3月の結婚式を
延期にするという苦渋の決断をした直後でした。

私:不妊のリスク高まるんですよね?やっぱり。

先生:その可能性はあるけど、最近は少なくは
  なってきてるよ。

エコー検査中、天井見ながら涙が流れる。

あー、これからって時に、なんでーっと。
不安とかいろんな感情があったんだと思う。

そして、全部含めて

卵巣嚢腫は取ろうと。入院は2ヶ月先の5月。
とりあえずまだ変更できるし、
一旦旦那さんとも話してみて。
とのことで仮予約はして終わりました。

途方にくれながら

帰宅し、旦那さんが仕事から帰ってきたあと
話をしました。その時点で私はなぜか
イライラしてしまってた。きっと心に余裕が
なかったんだと思う。

あれだけ、嚢腫は取ろう!って背中を
押してくれた旦那さん。
でもいざ、オペをすることで不妊になるかも
しれないっていうあくまで可能性の話をすると
.......黙りこむ。
そりゃそおよな。難しいよな。悩むよな。
仕方ない。

どおしたらいいんかな。
って一言。

でも、きっとお互い分かってる。思ってる。
オペはした方がいいことは。

そして旦那さんは
取った方がいいと思う?って私に質問返し。
悩んで私も一言、、、うん。。そりゃ。
それ以上何も言えなくて。

そしたら旦那さんはじゃあ取る方針でいこうって
言うものの、どこか腑に落ちない表情をしてた。

いや、そりゃこれからって時にそんな話されたら
戸惑うし、わからんし、簡単に大丈夫なんて
言えない。心底わかる。

でも、私は少しでいいから
身体が大事やから。とか
子どものこと不安やろうけど、一緒に頑張ろう。
とか優しい言葉で支えてほしかったなー。
(我儘なのは重々理解。)

周りはベビーブーム、子育て真っ只中の
友達ばかりで、相談し辛くて、
不安な気持ちでいる中、少し寂しかった。

考えなくてもいいこと考えるんです。
万が一、子どもできないってなったら
結婚したこと後悔されるのかな?
とか。将来どおなるんかな。とか。


結婚式もコロナのせいで延期になるし、
このタイミング卵巣嚢腫いきなりでかいの見つかるし
不安なことばっか言われるし、、

とにかく絶賛負のループ!笑💦

行き場のない苛立ち、不安から
旦那さんにはやつあたり。
まあ、最悪な日常突入。


結局これではいかんと思い、しっかり
気持ちを話し、なんでわからんの?っていう
感情は捨てて、伝えました。
旦那さんも理解してくれ、最終的には
一緒に頑張ろうと言ってくれました。

ひとまず、ここまで読んでくれた方が
いるならば、ありがとうございます。
そしてごめんなさい。

世の中には、ある日突然ガンを告知される人も
いるし、治療もできない病気を抱えてる人もいる。
選択肢なんてないまま、オペをしなくては
いけない状況になる人もいる。
子宮、卵巣を全摘して、
そもそも可能性とかじゃなく、
妊娠できない体になる人だっている。

それに比べたら、卵巣嚢腫なんて
早い段階で見つかれば、オペできて、
オペに向けて準備さえできる。
選択だってできる。
腫瘍のみを切除できて、日常生活は
全く問題なく送れるし、仕事復帰もできる。
不妊なんて、あくまで可能性の話。
できないなんて一言も言われてない。
時間はかかるかもしれないけど、もしくは
問題なく普通に子どもを授かるかもしれない。

幸せなんだと思う。
それなのにわたしは、1人で不安になって
泣いて、将来が不安とか嘆いて、
何してるねん。どんだけ弱いねん。
自己嫌悪に陥る。

でも、女性にとっては
子どもができないかもしれない。
っていうのはほんの少しの可能性だとしても
不安なこと。先が見えなくなる。
たとえ自分は健康体だとしても
人生が左右されるかもしれない事だと思う。
それくらい深刻だと、わたしは思う。

同じように悩んだ人、いるのかな。

でも、少し時間はかかったけども

自分なりに考えつきました。

事前に病気がわかり、治療できるということは
幸せなこと。
準備して、入院中の仕事のこととか
事前に対応できることはありがたい。
不妊になるかもしれないけど、
これは可能性の話。子どもができる
可能性だってもちろんあるのだから。
その時はその時にまた考える。
今は身体を大切にしよう。
そして今まで普通に健康にいたことは
感謝すべきこと。
この試練はいつかプラスになる。

そして、

わたしは仕事でたくさんの患者さんと関わる。
きっとある日突然、事故をしたり、倒れたり
生涯、後遺症が残ると宣告された人もいる。
きっとその直後には、本人、家族は
受け入れられず、たくさんの不安や苛立ち
恐怖、いろんな感情を経験し、
それでも社会復帰や自宅復帰に向けて
頑張ろうと受容し、私たちのもとへ来る。
そして患者さんの"これから"を
支えられる、医者より家族よりも
関われる職種なのかもしれない。

患者さん、もしくは家族さんの
些細な不安を耳にしたなら
その、ほんの些細なことでも
時間を割いて話を聞き、不安なことを
助言してしまうのかもしれない。でもその次には
患者さんとその家族が安心できるような言葉かけ、
もちろんサポート、提案をし、
一緒に頑張りましょう!って
精神的、身体的に支える!寄り添う!
そおいう理学療法士になろうって決めた。
8年目にして身をもって思いました。

実際にすでに、プラスになってる。

前向きに頑張りたいと思います。
オペまで1ヶ月以上あり、たまに襲う痛みに
不安はありますが、病は気から!
という言葉を信じて頑張ります!

話がたーくさん、それたり、まとまりない、
長々しいブログになってしまいました。
不慣れのため、お許し下さいショック

ここまで読んで下さる方がいたなら、
心の底から感謝します!照れ

また随時、更新していきたいと思います!


ありがとございました照れ