私の恋愛さえも知識が足りなかったとは・・・
バガヴァッドギーターの注釈の中に
生命の科学と生きる技術を提供します。
いかに存在するべきか、いかに考えるべきか、いかに行動するべきかを教えてくれます。
と書いてありました。
私は意味もまだまだ理解出来ませんが、何度か読み返している最中です。
まさか恋愛においてまでも知識となるとは・・・
それをクリシュナ様が教えてくれました。
私が恋愛の中でも本質を問わず、自分が可愛さゆえに、自分の外側ばかり気にしていました。
でも本質は違います。現象世界的影響にとらわれると本質(実存)を忘れ、生命の安定性が失われ苦しみが始まります。
本質(実存)を自分自身に問いかける事が何よりも大事だと。
クリシュナ様はいつも言います。
『内側に向くことが出来たら、1%の力で物事が進むと』
私にはいつも理解出来ない言葉でした。
私は何を求めて恋愛をしていたでしょうか?
外側にばかり目を向けていたのです。
私のワガママを全部叶えてくれて、私の気持ちを全て理解してくれる人が私の外側の部分が求めていたのです。
私の恋愛話をクリシュナ様に話していると・・・
『アルジュナの恋愛は全て外に向いています。それでは上手くいかず、アルジュナが苦しくなるだけ。それは自分で自分自身を苦しめること。だからあなたはいつも泣くことになる。』
クリシュナ様は続けます
『目標に向かって弓矢を飛ばすとき、矢を引く。これが内側に向くことである。
どれだけ引くかで弓矢がどれだけ飛ぶかが決まる。
アルジュナは内側に引こうとせずに、いきなり外側に飛ばす。これでは少しの距離しか飛ばない。
それは内側に引くという知識を知らない無知の状態である。
気付くということは内側に目を向けただけ。そこから知識を得て、どんどん内側を知る。知識は無限である。
あとは弓矢を飛ばすだけ。弓矢を飛ばすとき、人差し指を離すだけ。
だから1%の力でよいのです。
これは恋愛おいても仕事においても一緒です。』
『アルジュナは外側にばかり向いてしまうことによって、弓矢を飛ばすのに100%の力を使っても外に投げるだけの状態なので、目標に飛ばない。飛ばなければ、自分が苦しむ。本質を考えれば簡単になすべきことでも、外側にばかり目を向けているアルジュナは気付きもしない。だから涙を流し苦しむの。』
クリシュナ様は、恋愛の話から全くかけ離れた弓矢のお話をするのか?
でも確かにクリシュナ様の言う通りである。
そもそも私に目標設定がきちんと出来ているのか?
私はただ、人から見て羨ましいと思う人を彼氏にしているということだけに喜びを感じているのではないか?
私のことをわかってくれていると感じている、ただ私に共感してくれる人を好きだと勘違いしているのでは?
外側にしか目を向けていないことがよくわかる。
実は私にとって、彼氏とはブランド物なのではないだろうか・・・
そもそも本質とかけ離れた目標設定をしているのだから、無知以外の何者でもない。
そして仕事も同じではないだろうか?
目標設定をして内側に目を向けず、100%どころか、150%の力、200%の力で仕事をする。
やり遂げた感はもちろんあるが、それ以上大きな事は出来ない。
それも内側に目を向けていない無知な私がいるだけだ。
知識を持っている内側に向き1%で考える人の力と、無知な外側に向いた私の200%の力が一緒なのだろう・・・
いや違う・・・
失敗したときのダメージが全く違うのである。
だから、私はいつも恋愛のダメージが大きい。
クリシュナ様に内側と外側の力の違いという新しい知識を得た、私の今後は違うに違いない。