天ノ川で遊んだ後、温泉に行くことになって
さゆちゃんが車を走らせていると
同じ道を走りたくないらしく
突然、山道に入って、どんどん登って行くので
何処へ行くのか聞いてみると、解らないらしく
どうやら気分が向くままドライブらしいのですね。
道を登るにつれて道は細くなって、
対向車が来たら、すれ違いは不可能っぽい。
落石注意の看板が、そこら中にあって
石があちこちに落ちている。
太陽の陽も射さなくて薄暗い。
さゆちゃんが眼鏡をかけて
「さあ、本気出していくよ~」
というので笑けてしまう一方でちょい不安な気分。
芯が強いのは知ってたけれど、ふわふわ癒し系の
さゆちゃんとは違う側面が面白過ぎる。
如来に近いような菩薩さんタイプって???
たった一人で壊れた道を埋めながら大阪から能登まで
被災した方々のために現地でお雑煮を作ったり
能登に2回も通いはるだけあります。
極めつけは、あまりにも怖そ~な手彫りっぽい
トンネルに差し掛かり思わず「引き返そう」
と言ってみるけどUターン出来るような道じゃなかった。
「こんなトンネル見たことないから写真撮って」
と嬉しそうにさゆちゃんは言うけど、
トンネルが怖くてそんな余裕はない(汗)
無事トンネルを抜けて、さらに細くて急こう配の
曲がりくねった道をどんどん登っていくさゆちゃん
横から見ると猛烈に楽しんではるご様子。
普通の人の運転なら、もっと怖かったとおもうのだが
暗闇を光で照らす懐中電灯みたいな、
どんな局面でも大丈夫タイプのさゆちゃんなので
笑うしかなくてアドベンチャーを楽しむことに。
「何処に着くんだろう」と呟くと
「どんな道でも何処かに通じる」
と褝の導師のように、さらりと言うさゆちゃん。
自分はまだまだ印可は貰えそうもないと思いましたね。
安全な場所だけに安住するとますます意識は眠り、
活性化して拡大することもなく狭いテリトリーを守りながら
生きていくだけなのかも知れません。
今ある幸せは、ただ状況的にそうなっただけだな。
こんな険道を体験させてくれて、ありがとうと言いたい
けれど、「小南峠隧道 」はもういいからね~(笑)
どんな時でも、あるがままでニュートラル
さゆちゃんといるとアハ体験に事欠かないな
と思っているうちにに人里にある河分神社に出ました。
その後、下市温泉に浸かってまったり~
天ノ川に浮かぶしゃぼん玉で極楽体験後
険道「小南峠隧道 」で人生の荒波を垣間見た
一日でした(笑)
↓後で調べると「小南峠隧道」というらしい。
奈良県黒滝村と天川村の堺にある小南峠。山上ヶ岳の登山口に向かう際に通ってしまった後に調べたが、険道と名高い道であった。
走りにくい国道を酷道というように、走りにくい県道は険道と呼ばれることがある。その噂通りの険道であった。
険道の魅力としては交通量が少ないこと、普通の道では体験できないスリルを味わえること、好奇心を満たしてくれることなど楽しい道である。一部には熱狂的なファンが存在する。険道の一例を紹介して、マニアへの仲間入り登竜門
公式から「必ず」避けろとの司令
覚悟している人だけが通るべき
避けるように看板もでている
小南峠隧道(小南峠トンネル)この峠の目玉。手彫りのトンネルで奈良県で最も古いトンネルの一つらしい。10年前ほど前まで手彫りの生々しい後が見れたそうであるが、現在はコンクリートを吹き付けて補修されているため見ることはできない。
↓この道かな?
↓此処行った時もかなりの険道で
(三輪神社阿弥陀堂)
ネットに書いてあったから
546線は避けるようにと一応
さゆちゃんに伝えたけど
しれっと、行っちゃった(笑)
この時のさゆちゃんの車は大きくて、
しかも赤いランプが点滅してて
修理してなかったままでした(*_*;
↓ネット情報
左上の546号線は車一台が通れる酷道ですので、
三輪神社阿弥陀堂に行く際は277号線から行った方が良いです。
三輪神社阿弥陀堂参拝後、次の参拝の為にナビは277号線では無く、
右下の546号線を選択するので進む。
これが先ほど通った酷道より更に強烈な酷道。
車一台がやっと通れる道は勿論の事、
落石があって荒れてるし、横からは木々が覆いかぶさってるしで、
これはシャレにならん道。
本当に危険を感じた。
これがずっと続くと精神が持たないので、
何とかUターンして戻り、277号線を走って次の参拝地に行った程。(^^;
とりあえず546号線は通ってはいけません。(苦笑)