2021年4月。コロナ禍が始まって1年余り。
再び、心療内科を受診しました。
コロナで様々なこと、環境が変化したからか
身辺でも、なぜこうなってしまうの?ということが次々に起き、
自分が好きで参加している集団の人間関係にも病みました。
仕事をしていても、何をしていても
憂鬱な、萎える感じが強烈に心と体にのしかかって崩れそうになり、
その大波と小波をアップアップしながら1年以上。
横になっても辛くて眠れない。眠れても朝目覚めた瞬間から
強烈な自己否定や孤独感、悲観、憎悪。
家に一人でいたり、車を運転していたりするとわけもなく泣ける。
とうとう食事がとれなくなってきて、心が完全に窒息。
これはもう、自分ではどうにもできないと
ネットで2~3件心療内科を見て、そのうちの一軒に予約を入れました。
初診は、思ったより話を聞いてくれて丁寧でした。
診断名をちゃんと知りたいと言ったら、不安障害とのことでした。
クロチアゼパムと、スルピリドが処方され、服用して2~3日ごろから
気分がだんだん落ちこまないでいられるのを感じ始めましたが、
副作用として強い眠気があり、
仕事にも支障をきたしてしまうことを伝えると、その次の処方から
少し量が減りました。
その心療内科には、いつも多くの人が次々に受診に来ていて、
たくさんの人が病んでいるのをリアルに感じました。
そこへ行くと、自分が病んでいることを隠さなくていい、
肩ひじ張らなくていいんだ、と、少しほっとできる感覚がありました。
隔週で3か月ほど通いましたが、
今は行くのをやめています。
精神科医とのやりとりは難しいなと思います。
受診しても、わかってもらえなかった、と更に落ち込んでしまったり。
処方された薬への依存度は、別の身体症状が出て別の内科にかかり、
その投薬が始まったころから薄らぎました。
うつは、心の風邪ではなく
心のガンという言葉を目にしたことがあります。
季節やその時の環境、健康状態などによって、薬に頼らざるを得ない日がまた来るのかもしれないけど、自分の状態を判断して心療内科にかかるという行動をとって良かったです。
あの時ちゃんと踏み出せたから今があるのかも。