中学生の頃、井上陽水氏の「人生が二度あれば」を聴いて号泣した記憶があります。

気がつけば、自分が、冒頭の歌詞にある「♪父は今年2月で65・・・」という年齢になってました。

その昔、号泣したのは決して裕福では無かった両親を思ってのことでしたが、自分がその年齢になって感じることは、両親を「可哀想」だと思っていたことは、とても失礼だったんじゃ無いかと。

確かに、不幸な戦時下で、東京大空襲で生死の間を彷徨ったことは筆舌に尽くし難いが、イコール不幸では無かったろう。

などと、色々考えさせてくれた歌であった。

昨年の11月に65となり、この6月で47年勤めた会社を、やっと卒業する。この歳が考えさせてくれたことでもあるかな?