ジジイがハープ!

ジジイがハープ!

還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

昔から買い物が苦手で嫌いです。



そもそも買い物してお金を出すことに抵抗があり、お金を出さないで済む方の買い物が好きです(って、それじゃあ万引きだ)。



買い物も、1人でうろつけるスーパーなどはまだ良いですが、店員さんが集(たか)ってくるお店には怖気付いてしまい、入店できません。


特に洋服店。

店員が寄ってくると途端に狼狽え、ろくに見もせず、手近な物を買ってソソクサと店を出てしまいます。後で買った服を着てみるとサイズが合わなかったり、デザインや色が好みと全然違うことが良くありました。



「貴公のご助言、大層忝(かたじけな)く痛み入る次第でござるが、拙者はひとりで大丈夫じゃによって、どうぞ構うて下さるな。

まずは店内をゆるりと見分致し、必要があれば後ほど拙者からお声掛けいたそうぞ。」



などと言えれば良いのですが、店員さんが、煙が立つほど揉み手しながら満面の笑みで迫ってくると、もういけません。


「一刻も早くこの場から逃げ出さねばアセアセ


と、別に万引きしたわけでもなく、突然便意を催したわけでもなく、ただひたすら脱出を乞い願うばかりです。



店員が出てこない店でも、油断してると店員がそこの隙間から出てきやしないかと、店員に監視されているようで、商品を見るより周りをキョロキョロ見渡す挙動不審者になってしまいます。



今もそうですが、そもそも若い頃から服装には関心がありません。

要するに服なんざ肌が適当に隠れ、寒さが凌げればそれで良いと思っています。


中身が大したことないので、それを覆う服も中身に釣り合ったもので充分ということです。



栗