「帰る家があるのに……。あの社は、あんたにとってそんなに簡単に捨てられるものなの?大事な家じゃない!」



2012年放送の深夜アニメ「神様はじめました」。
神様や妖など、人ならざるキャラクターが次々登場。
まっすぐなヒロインの恋と成長をこの作品特有の世界観で楽しめます。
 

あらすじ

父親の借金のせいで家を追われた一人ぼっちの女子高生・桃園奈々未は、偶然出会った土地神のミカゲから神の印と神社を与えられる。
行ってみるとそこは不気味な雰囲気のボロ神社で、ミカゲの神使である狐の妖怪・巴衛が鬼の形相で近づいてきた。
人間離れした美しさを持つ巴衛に初めこそ見とれていた奈々未だが、その口の悪さについ喧嘩腰になってしまう。

実はミカゲは20年前に社を出たきり姿を見せなくなり、巴衛と御影社は放っておかれていたのだ。
そして帰ってきたのが「人間」の娘だとわかり、巴衛は完全にへそを曲げ、社を出ていってしまう。

翌日から社の業務に当たる奈々未。
細かい作業に追われる中、ふと参拝者の心の声を聞く。
参拝者の願いを聞くのが土地神の役目なのだ。
ミカゲが帰ってきた時のためにと、巴衛が20年間書き溜めてきた参拝者の願いを見た奈々未は「やっぱり、私に土地神なんて務まりません」と神社を出ていくことに決める。

社を出ていく前に巴衛にあいさつをしておこうと向かった先は「妖」の世界。
遊郭に入り浸り「あんな神社はどうでもいい」とうそぶく巴衛を目撃した奈々未は「大事な家じゃない!」と怒り心頭。店を飛び出す。

しかしここは妖の世界。
弱々しい人間の娘は格好の獲物だった。
妖怪から逃げ惑う奈々未に対し巴衛は謝れば助けてやると言うが、奈々未は決して謝らない。
ピンチに陥った時、社の精が教えてくれた「神使の契約」が頭によぎる。
神使にした相手は神の思い通りにできるらしいのだ。

その契約は「相手と口づけを交わす」ことで成立するのだがーー。







ということで。
人と妖のラブストーリー「神様はじめました」の紹介です。



本作は鈴木ジュリエッタさんの「神様はじめました」という少女漫画が原作のアニメ。



(全25巻・完結済み)



「人間」の世界と「妖」の世界。
2つの世界を行き来することになったヒロインが、神使の巴衛と恋をするお話です。


初めて見た少女漫画原作のアニメがこの作品で、思い出のアニメでもあります爆笑


今だからこそ見たいわけ


舞台は同じ現代でも、普通の少女漫画と違った独特の世界観に魅せられます。



登場する神様や妖怪は人ならざるものなのにどこか人間味があり、キャラデザインやCVも含めて全員魅力的。



ヒロインの奈々未は、過酷な境遇で育ったからこそ強く前向きで、困っている人の背中を優しく押してあげられるような温かさを持った女の子です。



このアニメを見ていると心がほっこりします。





そして第1話から変わらない「居場所」というテーマ。



家を失い、家族に捨てられた奈々未が、安心できる自分の居場所を見つけ、そして誰かに居場所を与えてあげる。



この物語の最も大切な部分です。



私たちは「誰かと分かり合うのは難しい」「1人でいいや」と思いがちですが

それでもやっぱり縁あって一緒にいることになった人くらいとは、どこかで繋がっていたいですね。


(もちろん巴衛とのラブストーリーもきゅんきゅんで見逃せませんよ!!)

 



「神様はじめました」はPrime Videoで見ることができますラブラブ








ハナエさんが歌うOPテーマ「神様はじめました」もとってもかわいらしく、ステキな曲ですキラキラ









今回紹介した「神様はじめました」。
興味を持っていただけていたら幸いです爆笑
 
「あの頃見てたな〜」「懐かしい」と思った方はぜひコメントをお願いします。
これからもちょっぴり懐かしの名作を紹介していきますので、興味のある方はフォローもぜひキラキラ
 
バイバイバイバイ