術後、私は全ての連絡を絶ちました。
ママ友からの連絡、主人からの連絡。
主人には手術前に、子供の元にいてほしいと言って、大丈夫だから来ないでと伝えてました。すべての連絡を絶ち、一人で病室で不安で不安で泣いていました。誰にも会いたくなかった。
優しい看護婦さんには、不安な気持ちを言うことがありました。
でも大部屋だから会話の内容が筒抜け。
年配の女性は面会に来た娘に、私の噂をしてるのが聞こえてきました。
「あそこの奥さん、子供が小さいのに癌ですって。毎日泣いてるのよ。怖いわねぇ」みたいな話がヒソヒソ声でも聞こえる!
私だって癌になりたくて、なったわけじゃない。子供が小さいから、すぐにでも子供の元に駆け付けたい。
主人から病院に電話があったようで、私から連絡が全くないことで心配で電話がかかってきたようだった。私は看護婦さんに、ご主人に何も連絡してないの?と聞かれたが、話したくないから・・・と心を閉ざしていた。
そのうち病理検査の結果の説明があるから、ご主人にも来てほしいと言われて、主人にようやく連絡を取った。
病理検査結果の日、主人と私は主治医とその上の上司らしき女医と一緒に検査結果を聞きました。
その上の上司もまた、めちゃくちゃドライな先生で、婦人科はこんな冷たい先生しかいないのだろうか・・と悲しくなりました。
結果は、粘液性卵巣がんの1c。腹水洗浄液陽性。
両方の卵巣に癌細胞があり、子宮やリンパへの転移はない状態でした。腫瘍は卵巣の中に留まらず、飛び出ていたようです。
術後の化学療法はTC療法を行う予定であることを説明されました。
説明を聞いてる中、主人は言葉を失い涙をこらえ、私は号泣でした。
たぶんここ1か月くらいで一生分の涙を流したんじゃないか?状態でした。
結果の説明の中、いろいろな免疫療法の事も聞いてみました。
「やりたいならやってもいい。紹介状は書きます。ここの病院ではやってないので、詳細はわかりません」とのまたもやドライな返答。
病気になって、手術前に検索してたワードは、卵巣嚢腫だったのに、術後の検索は卵巣がん。五分五分と言われていた結果は癌の方に傾いてしまった。
病理検査の結果を聞いて、がっかりして部屋に戻ってきた私は、さらに衝撃的な話が隣のベットから聞こえてきました。
同じ日に手術した女性が、何キロもあった腫瘍が良性だったようで、看護婦さんが明るく「よかったですねー!安心したでしょ」との会話が…。安心したのかその女性の患者さんはタバコを吸いに下に行ってきたりして、戻ってきたらタバコ臭い!
私はタバコだって吸ってない。食事だって気を付けてきたつもりだ。
子供とただ、普通に生活していきたいだけなのに、なんで私が?
長くなるので続きます。
