佐藤さんは30代の普通の会社員

同じ年齢の奥さんと

小学生の息子さんが1人の

3人家族。

 

そんな佐藤さんから聞いた

奥さんが経験した恐怖体験。

 

 

小学生の息子を持つ

普通の主婦の佐藤さんの奥さん、

 

子供が学校に行ってる合間は

市内の食品工場へ

パートで働きに行っています。

 

この年は順番が回って来て

息子の小学校のPTA役員をやる事に成ります、

 

学校行事が有るので

PATの皆さんが集まって

会議をする事に成りました。

 

学校の授業が終わった夕方からなので

パートの仕事が終わって

急いで学校へ向かいます。

 

会議は1時間程で終わったので

そのままその足で

急いで近所のスーパーマーケットへ

夕飯の買い出しと

翌朝の朝食のパンと牛乳を買い

 

急いで自宅に戻ります。

 

PTAの会議が有った分

1時間半ほど、普段よりも時間が押してます。

 

急いで洗濯物を取り込み、

急いで夕飯の準備、

 

7時頃にはご主人の佐藤さんが

仕事から帰って来てしまいます。

 

小~中学生ぐらいの息子さんが居ると

父親である旦那さんが加わると

「息子が2人居るのと一緒」

よく、お母さんから聞かれるセリフで、

 

奥さんにとっては

面倒な男が1人増えるので

出来るだけ手間が掛からない様に

予め、準備万端に整えたい訳です。

 

 

そんな塩梅で

慌ただしく家事を済ませ

ふと、我に返ります。

 

「そう言えば、携帯電話何処?」

 

自身の携帯電話が見当たりません?

 

こういう時は・・・

自宅の固定電話から

自分の携帯電話に電話をしてみます。

 

すれば、何処かで着信音が成って

即座に何処に有るか発見できます。

 

奥さんはこの自分のアイデアに

「頭いいなぁ~」っと自分で関心

(自画自賛)

 

 

そんな訳で

自宅の固定電話から

自分の携帯電話に電話をしてみると

 

「プルルルル、プルルルル」

っと、数回鳴った後

 

「ハイ!」....

 

出るはずの無い自分の携帯電話に

男性が出ます。

 

思わず

「えっ!あなた誰ですか!?」

奥さんが聞くと

 

「えっ?アナタこそ誰ですか??」

電話の向こうの男性がこう言います、

 

「ソレ!私の携帯電話なんですけど?」

こう言うと

 

「えっ?アンタこそ、何言ってるんだ?」

電話の向こうの男性が答えます。

 

「返してください!」

そう、強い口調で言うと

 

電話は「ブチッ」っと切れてしまいます。

 

もう一度、

家の固定電話からリダイヤルで

自分の携帯電話に電話をし、

 

 

すると、もう一度

先ほどの男性が電話に出てたので

「私の携帯!返してください!」

こう強く言うと

 

「なんなんだ?アンタは?」

こう怒鳴って電話は切られてしまいます。

 

 

佐藤さんの奥さんは

パートで働いてる時には

携帯電話に出る事が出来ないので

会社のロッカーに入れて有ります。

 

仕事を終え、着替えて会社を出て来る時

時間と着信を確認したので

会社を出る処までは携帯電話は有りました。

 

それ以降、

小学校でPTAの会議が有って

急いでスーパーで買い物し

急いで帰宅したので

携帯電話を見た記憶が有りません。

 

パート先を出てから

帰宅するまでのどこかで

携帯電話を落としてしまい。

 

ソレを拾った男性が

交番に届ける訳でも無く

自分の携帯電話の様に持ち歩いている

 

奥さんはこう推測します。

 

もう一度、

家の固定電話からリダイヤルで

自分の携帯電話に電話をします、

 

すると

「留守番サービスセンターに接続します」

着信拒否してるのか?

留守番電話に切り替わってしまいます。

 

佐藤さんの奥さんは

留守番電話の録音時間の許す限り

「私の携帯です」

「すぐに返してください」

「交番か警察に届けてください」

「でないと、警察に届けます」

こう、録音しておきました。

 

そんな事をしつつ

警察に110番通報しようとしてた処に

丁度、旦那さんの佐藤さんが帰宅してきます。

 

開口一番

「携帯電話を盗まれたかも?」

「今から警察に電話する処」

奥さんは佐藤さんに相談します。

 

すると旦那さんの佐藤さん

「えっ?どこで盗まれたの?」

こう聞いて来たんで

 

奥さんは「パート先を出て...」

今までの一連の流れを説明します。

 

「んじゃ」

「オレの携帯から電話してみよう!」

佐藤さんがそう言って

自身の携帯電話から電話をしてみます。

 

「プルルルル.、プルルル、プルルル」っと

着信鳴ってます。

 

しかし、相手が出る事は有りません、

一旦切って、もう一度掛けます。

 

やはり、出る事は有りません。

 

横で見てた奥さんが

「やばい!携帯捨てられたかも?」

心配してます。

 

一度切って、

もう一度掛けると.....

 

リビングに居た小学生の息子が

「ねぇ!ママの携帯が鳴ってるよ!」

こういって、奥さんの携帯を持ってきます。

 

「えぇぇぇ!」

 

「ソレ!どこに有ったの?」

息子に聞くと

リビングのテーブルの上

新聞の下に置いてあった。

 

・・・との事、

 

その鳴ってる携帯電話は

「ブブブブブ..」っと

バイブレーターで振動しています。

 

「あぁぁ!」

 

奥さんは思い出します。

小学校でのPTAの会議の時

会議中に着信音が鳴るといけないので

「マナーモード」に切り替えて有りました。

 

いくら電話を掛けても

マナーモードで着信音が鳴らないので

気が付きません。

 

ってか、それ以前に....

 

先ほど

家の固定電話から電話したの?

いったい、どこに電話したんだ?

 

家の固定電話には

短縮ダイヤルで自分の携帯番号を

登録していません。

 

だって、滅多に掛けないので、

 

ただ、息子が家から電話出来る様に

電話の横に「ママの携帯番号」

090-***-****っと

書いてあります。

 

奥さん自身も

自分の携帯電話に電話する事

滅多に有りません。

 

その紙を見て

固定電話から電話したのですが...

 

どうやら

番号を押し間違えて

間違え電話

してたみたいです。

 

自宅の固定電話で

「発信履歴」で番号を見ると

確かに押し間違えてます。

 

全く無関係の人に

間違え電話して

「私の携帯です!」

「返してください!」

「警察に届けます!」

散々、怒鳴りつけてしまいました。

 

言葉を失って

しばし、沈黙の時間が流れます。

 

それと共に

背中に冷汗が流れます....

 

「一応、もう一度掛けて謝ろうか」

 

佐藤さんの提案で

今度は佐藤さんが固定電話から

リダイヤルで電話をしてみます。

 

しかし、相手は出てくれません。

 

そりゃそうですよ

全然知らない番号から

女の人から電話が有って

「携帯返して!」とか、

頭のオカシイ女だと思われてます。

 

しばらく着信音が鳴って

留守番電話に切り替わったので

 

「すみません、」

「先ほど間違え電話した者の旦那です」

「ウチの妻がご迷惑をお掛けしました」

「ホント、すみませんでした」

 

一応、こう謝罪を録音しておきました。

 

 

携帯電話が普及し

電話番号を登録出来るので

相手の電話番号って覚えなく成りましたし

滅多にダイヤルも押さなく成りました。

 

電話番号って

1桁間違えただけで

全然別の方に電話が掛かってしまいます。

 

私自身も

仕事でヤマト運送(9625)に電話をしますが

たまにアデランス(9696)に

電話が掛かってしまう事が有ります。

 

 

世の中が便利に成って簡単に成ると、

扱う人間の適応能力が低下し

 

その割に便利機能が増えて

選択が沢山あるので混乱します。