このブログは、出勤したときに職場のパソコンで作成している。

ということは、この１年間に投稿した原稿の数だけ職場に出勤していたということになる（中には出勤したが忙しくて投稿できなかった日もあるが）。

数えたことはないけれど、基本的には職場に出勤しなければ仕事にならない身であるので、結局暦に準じた形で出勤しては投稿していたものと思われる。

漁師さんの間にある古い言い伝えがある。

北国から海を越えて日本にやってくる渡り鳥は、渡りの途中に波間で休憩ができるよう、木の枝を浮きとして咥えて渡ってくるという。

長旅を終えて日本の海岸に到着し、浮きが必要なくなると、渡り鳥は木の枝を海岸に置いてゆく。

そして日本で冬を越してまた北国に戻るとき、自分が海岸に置いていった浮き代りの木の枝を拾って旅立つ。

しかし、中には冬を越えられないで日本で息絶える者もいる。

海岸には、息絶えて北国に帰ることができなかった鳥の数だけ木の枝が残される。

浜の漁師は、その残された枝を拾い集めて焚き上げ、冬を越せなかった渡り鳥の供養をしてあげるのだそうだ。

ブログを投稿した日は職場に出勤しており、投稿がなかった日は出勤していなかった、というのは、先程の渡り鳥の言い伝えの話とごくわずかだが共通する部分があるかもしれない。

長く投稿が途切れていたら、病気その他の非常事態が生じたということになる。

私の年内の出勤は今日１２月２８日までである。

よって、令和３年の投稿もこれが最後となる。

この１年間、この拙いブログにお付き合いくださりありがとうございました。

令和４年が皆様にとって良い１年でありますよう心からお祈り申し上げます。

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