令和３年もあと少しで終わる。

振り返ってみて、どんなことがあったのか、どのような１年であったのか。

ちなみに、令和３年は２０２１年でもあるのだが、私は意識して元号を用いている。

後年私自身に何かあって子どもたちがこのブログを開く日が来たとき、元号表記にしておいた方が、いつ頃書かれたブログであるか把握しやすいのではないかと考えたからだ。

私は昭和３０年代の生まれだが、私自身、たとえば、「昭和○○年の中央線国分寺駅」みたいな記載を目にすると、「ああ、ちょうど私が小学校○年生の頃か。」という形で、その時代の風景や出来事などをある程度記憶庫から引き出すことができる。

それは同時に、その時代を一緒に過ごしていた若い日の父や母の思い出をも芋づる式に手繰り寄せてくれる。

政治的信条などから元号を忌避する人がいることも十分理解しているが、元号が「昭和の大ヒット曲」とか「平成の歌姫」などのように時代を映す枕詞のような位置付けとなり得るのは確かであろう。

子どもたちも、なんだかんだ言って学校での日付表示などは基本的に元号になっているから、元号表示にしておいた方が記憶を辿りやすいはずである。

その令和３年もコロナの渦中で始まった。

そして、やはりコロナを引き摺ったまま終わろうとしている。

「令和３年の出来事で印象深かったことは？」と問われたら、まず何を思い出すか。

「この１年、友人・知人と外で一切飲まなかった。」というのはあるが、どちらかといえば本筋ではない。

「二度目の東京オリンピック」というのも大きな出来事だったが、それだけではちょっと漠然とし過ぎている。

ここはひとつ、「個人的な備忘録」という観点も加味して、改めて少し思い返してみたい。

子育てブログ

令和３年の年の瀬に