クレハさんのブログ

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適当になんか書きます。

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⚠️注意⚠️
本記事は、私が週末に観た舞台について本当にこき下ろす内容です。作品名は出しませんが、私が何を観たか御存知の方は回れ右した方が賢明です。
⚠️注意⚠️

























というわけで日曜日の昼に1本観劇してきました。
一言で言うと初めて「金と時間返して欲しい」って思ったのでその想いをつらつら書きます。

私もなんだかんだ6年ほど観劇してますし、B級映画並に当たりハズレはあるって思ってるので基本は「あー、ハズレ引いちゃったな」位にしか思わないし、批判するのも感想だと思ってるから遠慮せず書いちゃうんだけど、今回に関してはそもそも「作品をマトモに観せて貰ってない」と感じたので、作品の感想とは別と考えてこんな感じに書く事にしました。


〇席に関して
一言で言うと「こんな環境で1時間以上拘束は正気を疑う」身折設計でした。こんな当て字したの初めてです。
御存知の方はわかる通り、私はデカいです。太ってるのもありますが、なにより肩幅が広くて腕も太いので、電車とかでも結構窮屈にスペース使います。だから、時には一人分のスペースがあっても座れないから座らない事もあります。
そんな私が、敷き詰められた丸椅子に座れるはずがないです。っていうか、細めの男性でギリギリ並べるくらいの環境じゃ、ちょっと恰幅いいだけでもう無理でしょ。
私だって自分の体格はよく理解してるから、基本的には壁か通路の傍に座るようにしてます。多少観づらいけどそうすれば人が居ない方向に傾けて隣の人に迷惑かけないから。
でも今回はそれも許さない「横長の」スタジオ。端に行けばステージ(と一応表現するがただの床)が半分も見えない。反対側の声なんて聞こえるはずが無い。さらに悪い事に横長で客席は2列しかないので遠景にもできない。
この時点で既に「観劇に来たのに満足に観れない」状態を強いられていて大分萎えてるんですが、最終的には観れない舞台とか価値ないと思ってるので多少キツくても観られる位置を選ぶ事にしました。狭い思いをさせてしまった両サイドの男性には本当に申し訳なかったなって思ってます。

〇横長の制約
さて、先程説明した通り、このスタジオは横長です。横長だと一つだけ出来ないことがあります。もちろんその事は「主宰」さんも事前に言ってました。

「横が観たくて前傾になると、隣の方の視界を遮ってしまうので、背中を付けて観て下さい」

そう「前傾になれない」のです。

電車で狭いスペースに座った男性が、前傾姿勢になってスマホ弄ってる姿を見た事がありませんか?アレは肩どうしが当たってしまうので苦肉の策でやってるんです。電車でもコレやらない人がたまに居ますが顰蹙買います。背中のデカいカバンを背負ったまま乗るのと同じくらい顰蹙買います。

その、やらないと顰蹙を買ってしまうような体勢が「禁止」されてるのです。私は何度も言いますがデカいです。サイズ感わかんない人のために言うと普通の男性の肩幅≒片腕を切り落としたくらいの幅です。腕一本分くらい幅取るんです。
そしてその腕を逃がすスペースがない。

詰んでる。

観劇中、背中の筋肉を痛めるくらい無理して背中曲げて腕を曲げて身を縮こませて身折75分の耐久レース。しっかり観てる余裕あるかバーカ!

〇エアコン
コレはオマケ程度に考えてくれたら良いんだけど、今回のスタジオは地下だったんですよ。最近暑いじゃないですか?もちろん地下も密集した人間が居るので当然暑くなるんですよ。
運営さんは気を使ってエアコン効かせる訳です。私の位置はエアコン割と当たるので、めっちゃありがたいって思ってたんですよ。

前列の女性が服着込むまでは。

前列の女性の位置=俺の前=エアコンの風が当たりやすい
女性が服を着込んだ=寒い=エアコンが強い
つまり
エアコンを強くする=俺適温=女性寒い
エアコンを弱くする=女性適温=俺暑い

詰んでる。

一応、調整した時点で「ちょっと暑い」という意志を伝えてみる。
すると運営さんは機転を利かして「上演中に都度調整します!」と言ってマジで付けたり切ったりしてくれてた。
これは流石に神対応過ぎて申し訳なかったんだけど…寒いって言ったのエアコン直下の女性1-2名だけだったので、席誘導の時点で配慮して欲しかったな…。
まあここはどっちかって言うと運営さんありがとうの気持ちでいっぱいなのでオマケです。


〇そのまま観ても話がわからない
さて、観る前から既に色々ありましたが、内容にも正直難がありました。
まず、抽象劇が過ぎて、内容がこれっぽっちも理解出来ないわけです。
オマージュであったり言葉遊びであったり、色々なるほどなって要素が詰まってるっぽいことは分かるのですが、客に理解させる事を放棄してる「ーーーーーーついてこれるか?」って感じの場面展開で途中から話を追うのを放棄しちゃうレベルでした。そうして物語から弾き出されると途端に襲ってくる無理な体勢の身折耐久レース。作品に逃げることすら奪われてとにかく苦痛の75分(3500円)でした。

で、公演後に目当ての役者とか同じ日に観劇してた知り合いとチョロっと話をしてめっちゃ腑に落ちて見方を間違ってたことに気付くわけです。ああ、失敗した。そうやって観れたらもっと清々しく観劇出来たかもしれない。

あれ、これって俺のせいか?ホントか??

そんなヒントもなかったし、そう観るのを意識させる語り部も居なかったじゃん?

ああ、これに気付いて観るか、気付いたあともう1回見ろってことね。もう観れる回ないけど。

3500円でチュートリアルしてもっかい3500円払って真END観ろってことね。

まぁ、いいよ。いつも通り「あー、ハズレ引いちゃったな」って締めるだけ。








「今回(主催の名前)は、客に媚びない、やりたいことやる!って意気込んでたから」










は?

え、なに?客に媚びないってなに?客に3500円払わせて観てもらう作品を客に媚びない?意味わかんない。
なに?この作品、そんな需要あんの?窮屈で、客に観ようとする姿勢すらとらせないような運営で、作品の観方を示しすらしない演出で。



正直今回の観劇は私の中では相当衝撃でした。
この劇団さんの作品は過去三作観てきてるし、一長一短あれど観所はあったし面白いとも感じてたしコレからも作品楽しみだなって思ってたけど、今回の観劇は「もうのこの劇団の作品は観なくていいや」と思わせるには十分な酷い仕打ちでした。
私と同じ風に感じた人は居ないかも知れません。
このブログ読んで「そういうこともあるだろ大人になれよ」って思われた方もいるかも知れません。
いいと思います。私の事を馬鹿にしてくださって結構です。
デブな私はこの作品観る資格無かったんですよ。
ただ残念ながらこの作品「デブな方は観劇時に窮屈な思いをさせてしまうかも知れません」って注意書きもなかったので、資格あると思って当日ながら観に行った私が悪かったんです。
残念ながら今回の件で懲りたので今後この劇団さんの舞台は観るつもりはありませんが、もし叶うなら3500円を返して貰って「この観劇はしてない」ことにでもしたいです。そうすれば私は見限らないし、私の両サイドの男性は快適に観れたでしょうし、劇団さんも次回公演以降の客を減らさずに済むのに。

まぁ、無理ですし逆に劇団さんの目にこのブログが入って本当に返金騒動になったら迷惑過ぎるしそこまでして欲しいとも思ってないので覆水盆に返らずってことで。


はい。おしまい。バイバイ。